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【私のルールブック】(169) とにかく演者に寄り添うプロデューサーさんは私にとってありがたい存在

とある番組のロケで神戸に向かっている。私の隣の席には番組のプロデューサーさんが寝ていらっしゃいます。そりゃあ、お疲れでしょうからね。働き方改革とか言っておりますが、我々の世界では若い子たちは無理にでも休ませなければならず、その皺寄せが働き盛りのおじさんたちにどっと回ってしまっているような状態ですから。とはいえ、いくら働き盛りでも限界はあります。何が改革なんだか、おかしな世の中だなと…。で、私の横で寝ていらっしゃるプロデューサーさんなんですが、大変お世話になっている方で、私ももれなく信頼を寄せているおひとり。簡単に言ってしまえば、演者の話に耳を傾けて下さる方で、きちっと向き合って下さる方なんです。まぁ、当たり前といってしまえばそれまでなんですが、中には向き合っているようで向き合った振りで済ませようとする方もいらっしゃいますし、「演者とはある程度の距離は取っておくべき」という考えの方もいらっしゃり、どちらが正解ということはないんでしょうが、私はどちらかというと信頼ありきでお付き合いをさせて頂くタイプなので、そういった意味では、しつこいようですが、私の隣で口を開けて寝ているプロデューサーさんは、フィットしていると言っていいのではないかと。何といいますか、一緒にいて安心感があるんですよね。非常にシンプルなことなんですが、気がつくと傍にいて下さるんです。で、その佇み方に違和感がない為、自然と会話が生まれる。

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【異論のススメ】(42) 安倍首相が3選したら…成長戦略・親米政策の先を

この20日に自民党の総裁選が予定されている。もし安倍晋三首相の3選が実現すれば、戦後では佐藤栄作氏に次ぐ2番目の長期安定政権となる公算が大きい。対して、野党のほうはまったく存在感を示せないでいるが、これはたいへんに皮肉な事態というほかない。なぜなら、1990年代初頭に、小沢一郎氏が自民党を割って出て以来、政治改革・行政改革・経済構造改革等々、“改革”こそが野党の役割であると彼らは訴えてきた。そして、小選挙区制の導入・二大政党による政策論争・政治主導による官僚行政の制御・市場競争原理の広範な導入など、“改革論”の主張はかなりの程度において現実化した。そこで、結果はどうなったのか? 小選挙区制の導入は、わずかの票差で与野党が逆転する不安定な政治、もしくは、一方の政党が大勝するという独裁型の政治をもたらし、政策論争による二大政党政治どころではなくなった。政治主導による行政は、官僚たちの萎縮や忖度行政をもたらした。さらに市場中心主義へ向けた構造改革は、長期にわたるデフレ経済の一因となったのである。こうした帰結は実行する前からほぼわかっていたと私には思われるが、20年におよぶ“改革”の結果が現にそれなのである。もっぱら“改革”を旗印に政権奪取を目指した野党は、自分で自分の首を絞めてしまったことになる。その点では、自民党はもっとしたたかであった。実際には、1996年の橋本政権あたりから自民党もりっぱな改革政党になり、小泉政権では、この内閣自体がもっとも急進的な改革を唱えるようになる。もはや野党の出番はなくなってしまう。小泉政権以降の自民党の迷走によって民主党政権が実現したものの、“素人政治”とも揶揄されたこの政党の政権運営の失敗が、結果として安倍長期政権を生み出したのだった。

安倍首相はつくづく不思議な人だと思う。第一次安倍内閣においては、“戦後レジームからの脱却”や“美しい日本の実現”という大胆な保守的理念を大きく掲げていた。だがそれが現実の前で挫折するや、今回はこの保守色をいっさい封印し、焦点をもっぱらデフレからの脱却という経済の現実に置いた。その経済についても一方で構造改革を維持しつつも、他方ではかつて誰もやったことのない大胆な財政・金融政策を打ち出す。“改革”を維持しつつも、そのマイナス面がでてくれば、その都度、対応する。また、小沢氏らの行政改革論者が唱えた政治主導を、これほど全面的に利用した首相はいない。改革論者は、内閣への権限の集中によって政治的リーダーシップを強化し、政治的意思決定の迅速化を進めるべきだと主張したが、まさに安倍首相はそれを実行した。だからモリカケ問題などを持ち出して、安倍は独裁的であるとか、官僚は忖度しているなどと批判しても、野党に説得力はない。どうみても、野党の方が後手に回っているのである。安倍首相の政策論の核心は次のようなものであろう。今日のこの地球的規模のグローバル市場競争の時代においては、国益をめぐる激しい国家間の軋轢が生じている。そのなかで日本が一定の立ち位置を保持するには、イノベーションによる経済成長を達成して、日本の国際的な地位を高める必要がある。また、不安定な国際情勢に対処するための安全保障は主として日米関係の強化によって万全のものとする必要がある、と。かくて、例をみない金融緩和や成長戦略、トランプ大統領との親密な関係が演出された。そして、インバウンド効果によって訪日外国人が押し寄せ、東京オリンピック景気も手伝って未曽有の人手不足になっている。5年前に比すれば明らかにムードが変わった。外国人から見て日本は好感度トップクラスの国になっている。この“ムードを変えた”ことは安倍政権の大きな成果であろう。しかし、私にはまさにそのことが気になる。この楽観的ムードが気になる。本当に大事なことが先送りされているのではないか、という気がしてしまうのだ。

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テーマ : 安倍政権
ジャンル : 政治・経済

【異論のススメ】(41) 死を考えること…人に優しい社会への一歩

この7月に私は『死と生』(新潮新書)という本を出版した。評論のようなエッセーのような内容であるが、ここで私なりの“死生観”を論じてみたかった。人口の減少と医療の進歩のおかげで、日本では高齢化がますます進展し、独居老人世帯も2025年には700万世帯になるとみられる。こういう現状のなかで、いやおうもなく、どこでどのように死ぬかという“死に方”にわれわれは直面せざるをえず、さらには「死とは何か?」などということを考えざるをえなくなってきた。“死を考える”といえば、いかにも陰気で憂鬱でうんざりという感じであるが、別にそういうわけでもない。これほど人間の根源的な事実はなく、誰にもまったく平等にやってくる。そもそも死を厭い、面倒なものには蓋をしてきた今日の社会の風潮のほうが奇妙なのではなかろうか。人々の活動の自由をできる限り拡大し、富を無限に増大させるという、自由と成長を目指した近代社会は、確かに、死を表立って扱わない。死を論じるよりも成長戦略を論じるほうがはるかに意義深く見える。しかし、そうだろうか? かつてないほどの自由が実現され、経済がこれほどまでの物的な富を生み出し、しかも、誰もが大災害でいきなり死に直面させられる今日の社会では、成長戦略よりも“死の考察”のほうが、実は必要なのではなかろうか。もっとも、いくら考えたとしても、「死とは何か?」など答えのでるものではない。だから考えても意味がない、という側にも言い分はありそうにもみえる。しかし、私はそうは思わない。われわれが自分たちの生の意義を問おうとし、この現実社会の意味を問おうとすれば、いったんは、この現実の生から離れ、それから抜け出さねばならず、死を前提にして生を見直さねばならない。だから、死を考えることはまた、生を考えることでもあり、家族や社会のありかたを考えることでもある。つまり、自分なりの“死生観”を論じることである。

“死生観”は、ひろい意味での宗教意識と深くつながっている。なぜなら、多くの宗教意識は、この現実を超越した聖なるものを想定し、その聖なるものによって人々を結びつけ、また、この聖性によって、人々の現実の生に意味を与えるものだからである。そして、たいていの社会には、漠然としていても、何らかの宗教意識がある。イスラムはかなり明白であるが、アメリカはプロテスタント中心のいわば宗教大国であり、西欧では、かなり薄められたとはいえ、西欧文化のいわば母型としてキリスト教があるし、そもそも無宗教とは、多くの場合、意思的な無神論を意味する。それらが、ゆるやかに西欧人の死生観を形づくっている。では、今日の日本における宗教意識とは何なのだろうか? 『NHK放送文化研究所』の調査(※2008年)によると、「死後の世界を信じる」という人の割合は44%もあり、特に若者層では多い。しかも確実にこの割合は増えている。「祖先の霊的な力を信じる」人は47%ほどもいる。だがそれでは、このうちのどれくらいの人が、神道であれ、仏教であれ、その教義や教説を知っているのだろうか? おそらくは、その内容はさして知らないが、何となく宗教への関心がある、ということであろう。明治の近代日本では、神道の国家化と反比例して仏教は排斥された。そして、戦後になると、すべて宗教の立場は著しく低落した。宗教は、近代社会の合理主義や科学主義、自由主義や民主主義とは正面から対立するとみなされた。そして、近代以前に人々が自然にもっていた死生観も失われていった。

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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも
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【タブー全開!政界斬鉄剣】(147) 小泉進次郎が初入閣しても“次”も“その次”も総裁の目はない

池田「今週は安倍改造内閣の話題が中心でしょう。若し、小泉進次郎氏が初入閣なんてことになれば、大騒ぎになることは確実。進次郎氏が“次の次”の首相になる道筋ができたかの如く報じるメディアも多い筈です。中には『次の首相も可能性ありだ』と言う人まで現れるでしょう。しかし、現実はその逆。ポスト安倍を本気で狙っている政治家たちは、今回の総裁選における進次郎氏の言動を見て、心底ほっとした筈です。『これで進次郎は消えたな』と」

――えええっ!?
池田「進次郎氏は選挙期間中、表向きにも水面下でも石破茂氏への選挙協力を一切しなかった。誰に投票するのかさえもぎりぎりまで明らかにせず、国会議員による投票の僅か10分前に、漸く石破氏への投票を明言しました。権力闘争の実態を知る人たちは、この行動を見て『進次郎の総理の目はほぼ無くなった』と確信したでしょう」

――どうしてそう言えるの?
池田「進次郎氏は、主に安倍陣営の議員たちから、『事前に石破支持を表明しても君の将来に何の得もないから、何もせず大人しくするように』と釘を刺されていたようです。一見、親切なアドバイスにも聞こえますが、真の目的は違う。彼らの意図は、進次郎氏を明確に将来の政敵と見做した上で、進次郎氏の影響力が増大しそうな動きを封じたかったのです。これを進次郎氏が純粋な親切心だと解釈したならバカな甘ちゃんだし、実質的な恫喝だと捉えて行動を控えたのなら弱気な坊ちゃんでしかない。権力闘争の世界で生き抜き、しかもトップを獲るなら、この程度の恫喝など軽く撥ね返して実力を示さなくては舐められる一方で、迫力満点で闘争心の塊だった父の純一郎氏と比べると雲泥の差です」

――どうすればよかったの?
池田「誰を支持するにせよ、早い段階でその意思を表明し、進次郎氏の人気と知名度を最大限に生かした選挙協力を堂々とするべきでした。国会議員票であれば、約70人いる無派閥議員たちに働きかける。この内の何割が石破氏に投票したかで、今まで未知数だった進次郎氏の“本当の影響力”が可視化されるのです。更に、地方回りもして党員票の獲得にも動くべきだった。そうすれば、無派閥でも実体のある影響力を持つことができた筈です」

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【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(175) 金正恩に文在寅、そしてドナルド・トランプの利害が見事に一致した『平壌共同宣言』

「戦争の無い朝鮮半島が始まりました」――。9月19日、南北首脳会談の為に訪朝していた韓国の文在寅大統領が、『9月平壌共同宣言』の署名式でそう語ると、アメリカのドナルド・トランプ大統領もすかさず『ツイッター』で「わくわくする」と歓迎の意思を示しました。共同宣言では、南北間の鉄道の連結、『開城工業団地』や金剛山観光事業の正常化等、北朝鮮に対する様々な経済協力が謳われています。若し、この内容が本当に履行されるなら、嘗ての金大中政権や盧武鉉政権以上の“太陽政策2.0”とでもいうべき大盤振る舞いです。北朝鮮が完全非核化のロードマップを示していない以上、これは国連制裁決議を飛び越えた“フライング南北融和”と言わざるを得ず、アメリカのメディアは韓国の経済支援が核プログラムに流れる可能性を指摘しています。ところが、当のトランプ大統領はそれを気に留める様子すら見せていません。まるでドリフのコントのように、周囲から一斉に「トランプ、後ろ後ろ!」と声が上がっているのに、「見えないなぁ」ととぼけている。それを現実に、しかも核問題という深刻なテーマでやっているのだから、凄い話です。

結局、トランプ大統領は11月の中間選挙に向けた“果実”が欲しいだけなのです。それも、自身の支持者にわかり易く伝わる、“鮮やかで甘い果実”が。アメリカにミサイルが飛んでこないことさえ約束してくれれば、核のことは南北統一してからでいい――。それくらい大雑把に考えているでしょう。今回の平壌共同宣言においては、「軍事境界線付近での軍事演習を南北双方で中止する」と謳われていますが、その開始日は“11月1日”。アメリカの中間選挙の僅か5日前です。この日程は、事前に文大統領とトランプ大統領が調整した可能性もありますし、そうでなくとも文大統領と北朝鮮の金正恩委員長が、トランプ大統領の喜ぶ“ツボ”を狙ってみせたということです。率直に言って、これは“見せかけの和平”です。しかし、兎にも角にも経済制裁を解除したい金委員長、「順調に融和・統一へ向かっている」というイメージが政権の拠り所になっている文大統領、そして中間選挙のことしか考えていないトランプ大統領と、三者の利害は見事に一致している。

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テーマ : 北朝鮮問題
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(168) 正解の無い番組作りに反省会が果たす役割

よく訊かれることのひとつに、「反省会って何を話しているんですか?」という質問がある。私は照れも手伝って、「反省しない反省会ですよ」と答えているのだが、実はそうでもない。番組によって話の内容の密度は異なるが、そりゃあ反省会っていうぐらいなんだから、やっぱり反省ですよ。多くは全体の構成とネタのチョイスについてです。「あのネタは面白かった」「けど、あのネタはリズムが悪かった」「全体を通して笑いに走り過ぎではないのか?」「情報を与えるべきところはきちんと伝えなければならないのではないか?」等々…。とはいえ、正解は無いんです。ですが、ああでもないこうでもないとスタッフさんたちと侃々諤々しながら、感触が良かったものは継続してみて、いまいちだったものに対しては新しいアイディアを試してみる。その繰り返しの結果、いつの日か100点に近付けたらいいな~ってね。

勿論、キャスティングの話にもなります。私が拘るのは、どのゲストが番組にフィットしていたかということよりも、人数ですかね。ゲストを多く並べれば一見、豪華には映りますが、その分、話は散らばります。私はそれでは意味がないと考える派。だって、折角来て頂いたわけですから、来て下さった方の見せ場を作るのは最低限の礼儀ですからね。礼儀の問題だけに非ず、いくら視覚で豪華に見せようと、人を惹きつけるのは最終的には言葉と考えたい。そして、人を惹きつけるだけの言葉を引き出すには、程よい人数でなければ無駄話の余白が作れないのです。本当に面白い話って、事前に用意されたものではなく、無駄話から産まれたりするものですから。そう考えると、反省会での会話も無駄の極みなのかもしれませんね。だって、翌日になれば視聴率のグラフが発表され、今時は良くも悪くも毎分視聴率までわかるご時世。いくら収録後に反省会をしようと、翌日になれば数字が全てを物語るわけです。ですが、数字が全てではありませんからね。番組を作る以上、死ぬ気で数字を取りにいくのは当たり前。

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テーマ : 俳優・男優
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【タブー全開!政界斬鉄剣】(146) 日本初のレームダック期…失敗なら役人天国に逆戻り?

池田「今週は自民党総裁選後の展望について解説しましょう。安倍総裁の3選は2つの意味を持っています。1つ目は、日本が初めてレームダック期を体験するということ。2つ目は、漸く世界基準の長期政権が実現することです」

――レームダックとは、主にアメリカの大統領が2期目に入ると使われる政治用語。“死に体”と訳されることも多いが、政権のトップが次の選挙に出馬しないことが確実な時、政権の後半にトップの求心力が無くなってしまう状態を意味するんですよね。
池田「しかし、レームダック状態には大きなメリットもあるのです。首相は次の選挙のことを意識する必要がない上に、最高権力者であることは変わらない。だから、思い切った政策を実現させるチャンスでもあるのです。最近の例では、アメリカのバラク・オバマ前大統領が、レームダック期の2016年5月に広島を訪れて核廃絶を訴えました。アメリカ国内で反発が大きいことが確実なので、選挙を意識すればできなかった。安倍首相が今回の総裁選で憲法改正を急に強調したことも、レームダック的な心理が働いたのだろうと私はみています」

――じゃあ憲法改正、本気かな?
池田「それを見極めるポイントは、総裁選後に行なわれる党内人事です。注目点は二階俊博幹事長の処遇です。安倍首相が憲法改正に本気なら、幹事長を更迭すると思います。二階氏は中国と異常なほど密接な関係の人で、その中国は日本の憲法改正を望んでいないからです」

――安倍総裁3選のもう1つの意味、長期政権については?
池田「政権の長期化については批判的な意見も多いですが、アメリカの大統領は2期で8年。中国の習近平国家主席も10年やることが確実な状況です。安倍政権があと3年続いて計9年程になっても、世界的な基準で見れば決して“長期”とは言えません。ここ30年以上、長期といわれたのは、約5年続いた小泉純一郎政権だけ。それ以外の政権は平均2年にも満たない短命ばかりでした」

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テーマ : 安倍政権
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(174) あれから7年…泊原発に対して人々は冷静だった

9月6日に発生した北海道胆振東部地震に伴い、北海道全域で電力供給が途絶える“ブラックアウト”に陥りました。その後、SNS上を中心に、「泊原発が動いていれば停電はなかった」「いや、寧ろそのほうが危険だった」等、原発に関する論争が発しています。泊原発の再稼働の是非については、これから様々なシミュレーションを行なった上で議論されると思います。材料が揃っていない以上、僕も確たることは言えません。ただ、所謂急進的な反原発派の主張に共感する人が少なくなっていることは間違いない。「これ以上、北海道の電力需給を綱渡り状態で放置しておけば人の命に関わる」――。そうした共通認識が広がっていることも大きいでしょう。2011年3月11日の東日本大震災による『東京電力』福島第1原発事故の翌年夏、反原発運動が最高潮に達していた頃、本誌のインタビューで「今の反原発は何れ自壊する」と予言した際は、主に左派方面から相当なバッシングを受けました。しかし、現に今や反原発に熱を上げる人はごく僅か。しかも、その多くはSNS上で関連記事をシェアするだけです。

あの勢い、あの情熱はどこへ行ってしまったのでしょうか? はっきり言ってしまえば、あれは日本に現れたポピュリズムでした。「政府発表は信用できない」「メディア情報はフェイクだ」「殆どの原子力専門家は東電の息のかかった“御用”だ」――。そんな反エリート・反知性的な言説が爆発的に拡散し、多くの日本人が“草の根”の名の下に加担した。運動に熱を上げた人は勿論、黙っていた人も間接的に。その後、“趣味的に反体制を嗜んでいる知識人”を含む一部の人々は、その熱を安倍政権批判に持ち込み、今なお“コップの中”で盛り上がっています。特定秘密保護法・安保法制・憲法改正・モリカケ問題と、安倍首相自身の様々な“燃料投下”のおかげで長続きしていますが、恐らく彼らが未来を書き換えてくれることはないでしょう。その為に必要なのは、冷静な議論と現実的な対案ですから。このポピュリズムの沈静化は、ケーススタディーとして非常に貴重です。そのまま日本と比べる訳にはいきませんが、欧米では今、まさに反エリート的なポピュリズムの嵐が吹き荒れているからです。

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テーマ : 原発再稼働
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(167) UFOもお化けも信じない私も口裂け女だけは心底怖かった

先日、とある番組でUFOの話題になった。果たしてUFOは存在するのか否か? 因みに、私は番組では「いない」と発言したのですが、正直、どっちでもいい派でして。「いようがいまいが、私に危害が加わらないのであればどっちでもいいっす」といったスタンスなのです。とはいえ、「私は何回も見たことがある」と言う人もいれば、「アメリカでは既に地球外生命体は生きたまま捕獲されている」と言い切る人までいたりして。そういった言葉を聴くと、大人気ない私はついついムキになり、「だったら何で公表しないのよ? エイリアンなんて映画か東スポぐらいでしか見たことないんだからさ、いるんだったらここに連れて来てよ」と言い返したくなってしまうのです。そりゃあね、地球以外にも火星だなんだって惑星は山ほどあるんですから、いたって不思議じゃないわけです。全然いて下さって結構なんですが、でも申し訳ありませんが、私は自分の眼で見るまでは信じませんということなんです。ごめんなちゃい。

そうそう、信じないといえば、お化けの話にもなったんです。ただ、こちらも渡しにとっては似たようなものでして、見たことがないんですよ。霊気ってやつですか? 感じたこともございません。偶に我が家のワンちゃんが誰もいない方向に向かって吠えたりしますが、その行為と霊を結びつける気もありません。でも、UFOや地球外生命体と異なるのは、微妙に「怖いな」と感じることは確かなんです。例えば肝試し。中学校の修学旅行で初めて参加してみたのですが、何だか知らないけど怖くて怖くて途中でリタイアしてしまいました。例えばお化け屋敷。不意打ちの効果音だったり、大きな声に弱い私は、絶対に足を踏み入れることはありません。何故、お金を払ってまでして怖い思いをしなければならないのか、意味がわからない。ただ、お化け屋敷は不意を突かれて驚かされるのが嫌なだけであって、お化け屋敷といいながらお化けを感じて遠ざけているわけではないのです。

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【タブー全開!政界斬鉄剣】(145) 総裁選後の党内人事を見ると日本の重要な未来が予測できる!

池田「遂に自民党の総裁選が始まりました。そんな中、自民党の二階俊博幹事長が非常に意味深な動きをしています。8月29日から9月1日まで中国を訪問し、王岐山国家副主席と会談したのです。殆ど報じられていませんが、日本の未来に大きな影響を与えそうな動きだと分析しています。二階氏訪中の目的は、王副主席の訪日を要請することと、10月に予定される安倍首相の訪中が円滑にいく為の地均しということになっている。しかし、それは表向きの説明で、本当の目的は違うと私は確信しています」

――どうしてですか?
池田「二階氏は“超”がつくほど親中派の政治家で、中国では異例なVIP待遇を受けている大物です。二階氏は昨年5月、北京の釣魚台国賓館という国賓待遇の人だけが招かれる場所で、習近平国家主席と一対一で会談しているのです」

――そんなに凄いことなの?
池田「あり得ないことです。二階氏は首相どころか閣僚でもなく、政党のナンバー2でしかありません。しかも、中国に対して友好的とはいえない自民党の幹事長です。中国は外交において“格”や“序列”を非常に気にする国なので、本当に超異例です。更に、二階氏は昨年末にも再び習主席と会談していますし、幹事長ですらない総務会長時代にも習主席と会っている。最早、異例を通り越して異常です。習主席と何度も何度も会談している外国の政治家なんて、世界中を探しても二階氏しかいないと思います」

――確かに凄い!
池田「そんな二階氏が、今年の5月末に訪中したばかりなのに再訪中をしたんですが、今回の会談相手は王岐山国家副主席だったのです。王副主席は中国のナンバー2で、習主席の友人でもある超大物だから、常識的に考えれば自民党幹事長の会談相手としては寧ろ格上。しかし、何しろ二階氏は習主席とガンガン会える人です。更に、今回の会談で二階氏から訪日要請をされた王副主席は、訪日するか否かの回答を保留した。普段は二階氏に熱過ぎるもてなしをする中国が、素っ気無くゼロ回答を突きつけたわけで、この違和感は物凄い」

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