【私のルールブック】(116) 実は今、もう1軒家を建てているのである

実は今、もう1軒家を建てているのである。因みに、私は都内に小さな家を持っていた。確か25~26歳の時に購入したと記憶している。というのも、元々はマンション住まいだったのだが、あるワンちゃんと出会ってしまい、引き取ることに。しかし、私が居住していたマンションはペット不可であり、隠れて飼うことになったのです。ですが、人目を避けてワンちゃんをこっそり連れ出して散歩に行くことに疲れてしまいまして…。いや、ワンちゃんに対しての申し訳なさが募ってしまい、「だったら買うか」と半ば勢いで36年ローンを組んで購入した次第。そして、それから20年余が過ぎた頃、私は『有吉ゼミ』(日本テレビ系)というバラエティー番組と出会う訳です。初めは1回だけのゲスト出演でした。ところが、収録を終えた数日後に「レギュラーで出て頂けませんか?」とのオファーを頂き、快諾。

すると数ヵ月が過ぎた頃、「ロケに出て頂けませんか?」との要望があり、「全然いいですよ」と答えると、「興味のあることは何ですか?」と問われ、「実は今、ワンちゃん用のセカンドハウスをインターネットで探しているんです」と。このやり取りをキッカケに“坂上忍、家を買う。”というコーナーが生まれ、“坂上忍、家を建てる。”に変化し、晴れて2年後に2つ目の家を建てることができたのです。出会いって凄いですね。正直、家なんて全然興味が無かったんです。「賃貸のほうが気が楽だ」と思っていたので。なのに、ワンちゃんと出会い、勢いだけで都内に家を建て、20年余りが過ぎた頃に再びワンちゃんと出会い、番組と出会い、人と出会い、家を建ててしまう。もうね、ワンちゃんたちの様子が全然違うんですよ。土と草と澄んだ空気のおかげでウンチの出も絶好調! そんな息子たちを見ていたら、「もっともっと環境を良くしてあげたいな」との新たな欲求が生まれまして、土地を買い足してもう1軒建てることに…えぇ。「だったら、庭を拡げたほうがいいんじゃないの?」。仰る通りです。勿論、庭も拡げますが、隣にもう1軒建てる理由はただ1つ、一緒に寝られる用の家ということなんです。

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【異論のススメ】(30) 現代文明の没落…貨幣で思考、衰える文化

今から丁度100年前、ドイツの文明史家であるオスヴァルト・シュペングラーによる『西洋の没落』の第1巻が書かれた(※出版は翌年)。第1次世界大戦の真っ最中である。同書は、恐るべき博識をたっぷりと詰め込んだ膨大且つ難解な書物であったにも拘わらず、当時のヨーロッパで大きな評判を獲得したのは、この混沌とした時代背景を抜きには考えられない。19世紀には、高々と歴史の進歩を掲げ、世界を我がものにしようとしていたヨーロッパは、その内部抗争と破壊によって、今や“没落”の運命にあるというのである。今でも、これは容易に読み通せるものではないのだが、しかし、この書物が伝えようとしているメッセージは明白であって、今日でも全く色褪せてはいない。簡単に言ってしまえば、ヨーロッパという独特の文化が作り出した“近代文明”は、その発展の極致で、抽象的で普遍的なものへと変化し、世界的なものへ膨張するが、それはまた、ヨーロッパの没落を意味しているという訳である。確かに、ヨーロッパは合理的な科学・産業技術・自由や平等の政治制度・競争的な市場経済・金融のメカニズム等を生み出した。所謂“近代社会”である。20世紀に入ると、それは専らアメリカへ移植されて、普遍化され、世界へと拡張された。合理的科学も、産業技術も、自由や民主主義の制度も、市場経済も、金融も、今日、アメリカ主導によって世界化している。我々はそれをグローバリズムや情報技術革命等と呼んで、地球を覆い尽くす現代文明だと考えている。そして、この現代文明は、多少の問題はあってもそれは解決可能であって、世界の人々を幸福へと導くと見做している。ところが、シュペングラーによると、まさしくこの現代文明の世界化こそが、“文明”の没落を準備するという。何故なら、抽象的で普遍的な世界化された“文明”は、我々の生活や精神に密着した“文化”と対立するからだという。

例えば、考えてみよう。我々の日常的な生は、親しい知人との交流や慣れ親しんだ風景や、それと結び付いた日常的な文化と切り離せないだろう。そこには、緩やかな形の宗教的精神や、ある場所に対する愛郷心や土地に根差した文化への信頼もあり、それらと共に、我々は人格形成も行う。慣れ親しんだ風景や人間関係は安定した世界を齎し、その中から時間をかけて、その場所を刻印された文化も育っていくだろう。しかし、コンピューター科学が生み出した情報技術が、あらゆる場所をネットワークで繋ぎ、世界中のあらゆる情報を入手可能にし、グローバル経済の競争原理が我々の日常生活にまで割り込んできて、全てを金銭的な成果で測定するようになり、合理的科学が、我々の生を形作っていた習慣や宗教的なものを破壊するとすればどうだろう。この情報ネットワークも、グローバル市場の競争原理も、合理的な科学や技術も、世界に繋がった金融も、我々にとっては、“外部”から押し寄せてきて、我々の生の場所と切り離せない“文化”を破壊するものと思われるだろう。それはただ便利に使うものではあっても、我々にとっては何か余所余所しい“外的”なものである。我々は、この“文明”を受け入れる他なく、それに追いつこうと躍起になるが、何故そうするのかはわからない。只々、生活空間は不安定に動揺し、それは我々の精神生活を空洞にしかねない。つまり、“文明”の普遍化が、“文化”の衰退を招くだろう。そして、それはまた、“文化”が齎す創造的な精神の衰退にもなるだろう。シュペングラーは、世界都市・数字(※統計・計量されたもの)・貨幣(金融)・技術こそが現代文明を象徴しているという。それは“文明”であるが“文化”ではない。確かに今日、現代文明を象徴するこの四者は密接に結び付いている。我々は、我々の行動の殆どあらゆる結果を、利潤や費用対効果といった数値的成果主義と貨幣の統率の下に置いている。学校や行政でさえも成果主義に侵食され、利益の上がらない地域の商店街は崩壊する。数字で示された経済成長を追求する為に、政府は技術革新を支援し、経営は徹底した効率主義の下にある。これは、現代人の典型的な思考形式になっていると言ってよいだろう。

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テーマ : 経済
ジャンル : 政治・経済

【タブー全開!政界斬鉄剣】(97) この秋、安倍政権は解散・総選挙に出るしかない状況に追い込まれた!

池田「8月27日に行われた茨城県知事選挙の結果、私は10月の解散・総選挙が確定的になったとみています。その理由は、茨城県知事選で与党系の候補者が勝ち、10月に行われる青森4区・新潟5区・愛媛3区の衆議院トリプル補選に向けて弾みがついたからではありません」

――じゃあ何で?
池田「先ず、茨城県知事選挙の特殊性と実態を知る必要があります。今回敗北した橋本昌知事は、現役では最多選となる6期24年も知事を務め、何と7期目を目指していました。こんな自治体は日本中を探しても茨城だけ。以前から橋本知事の多選問題は猛烈な批判を浴びていましたが、橋本知事は選挙に強かった。与党は橋本知事を引退させることも、対立候補の一本化もできないまま、5期目・6期目と不戦敗を重ねていたのです。今回の選挙も、与党は“勝ったら儲けモン”くらいの気持ちで候補者を選んだ筈です」

――そんな選び方なの!?
池田「若し、本当に与党が勝ちたいと思っていたのなら、担ぎ出す候補者は総務省(※旧自治省)の官僚OBだと政界では相場が決まっています。常に苦しい地方自治体の財政において、地方交付税に影響を持つ総務省との繋がりが重要だからです。総務省のOBを担ぎ出し、与党内・地方政界・財界の思惑を取り纏め、有権者には『中央とのパイプがあるから地元の経済が発展する』等と訴える選挙戦略が、最もリスクの少ない必勝法なのです」

――そうだったのかー。
池田「まさに、そのパターンで知事になった人こそが、旧自治省(※現在の総務省)出身の橋本氏だったのです。しかし、今回勝利した大井川和彦氏は旧通商産業省OB。しかも、入省して約15年で退官した“ザ・官僚OB”と呼ぶには程遠い人。恐らく、安倍政権で幅を利かせている、経産省官僚で首相秘書官の今井氏辺りが主体となり、適当に候補者を選定したのでしょう」

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テーマ : 安倍政権
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(125) “人種序列”に縋るアメリカ白人の滑稽さは未来の日本人の姿?

8月12日にバージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者らと反対派が衝突した事件は、直後にドナルド・トランプ大統領が「彼ら(白人至上主義者たち)にも言い分がある」等と発言したこともあり、大きな波紋を呼びました。白人至上主義者たちに支持されているトランプ大統領の最側近、スティーブ・バノン首席戦略官ら複数の政権幹部が辞任する等、今もその余波は続いています。この白人至上主義者たちの集会『ユナイト・ザ・ライト』を主催したのは、ジェイソン・ケスラーという現地在住の男でした。ケスラーは元々左派活動家でしたが、昨年秋に突如、トランプ支持に転向。その後は自身のブログに、シャーロッツビル市議会が南北戦争における南軍の英雄、ロバート・エドワード・リー将軍の銅像を撤去すると決定したことに反対するエントリーを上げ続け、全米の白人至上主義者の支持を集めます。こうして一介のヘイトブロガーは英雄となり、デモや集会をオーガナイズするまでに出世したのです。

しかし、今回の事件で命を落とした反対派の女性に対し、ケスラーは死者を冒涜するかのようなツイートをしてしまいます。後に発言を撤回したものの、“身内”である白人至上主義組織からも尻尾切りに遭い、あっという間に全てを失う――。何とも哀れな結末でした。一方、一連の騒動を引き起こした白人至上主義者らが集う老舗のインターネット掲示板『Stormfront』でも、彼らの“正統性”を根底から覆すような話題が持ち上がっています。同掲示板ではメンバーの条件を“100%ヨーロッパ系の白人(※ユダヤ人を除く)”と規定しており、最近になってユーザーたちは“純血”を証明するべく、率先して遺伝子検査を受けています。ところが、その結果に関する書き込みをある研究機関が調査したところ、本当に(彼らのいう)“純粋白人”だったユーザーは僅か3割程度だったというのです。考えてみれば当然のことですが、遺伝子検査レベルで“人種が混ざっていない”人など、多民族国家アメリカでは最早少数派。現代では抑々“純血”なるものに根差した議論自体が、厳密に調べれば調べるほど破綻してしまう性質のものです。それでも彼らが白人優位の人種序列という“物語”にしがみ付くのは、それにより自尊心が満たされるからに他なりません。

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テーマ : アメリカお家事情
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【日日是薩婆訶】(23) 僧侶にできる喉訓練の指導で死因に急増している誤嚥性肺炎を減らそう

前回は随分嫌な話も書いてしまったが、今月はめでたい上棟式のご報告をしよう。最近は上棟式を省略することも多いようだが、うちの場合はかなり正式にしたほうだろう。棟梁に用意して頂いた立派な棟札に祈願文を筆書きし、香語も入れて不備のないよう準備した訳だが、加藤工匠のほうの入れ込みようがもっと凄かった。順を追って説明しよう。先ずは香語だが、以下のようなものである。“上棟架梁起薫風”(棟を上げ梁を架け薫風を起こす)、“合力集技現光明”(力を合わせ技を集め光明を現ず)、“祖餞酬恩只献悃”(祖餞酬恩只だ悃を献ずれば)、“福聚無量龍也寧”(福緊無量龍もまた寧し)。如何だろうか? 当日はその通り、薫風の吹く上天気。前日も翌日も雨だったのに、その日だけは龍のご機嫌も良く、からりと晴れたのである。これこそスヴァーハの力と言うべきだろう。また、“力を合わせ技を集め”というのも本当にその通りだった。雪のせいもあって遅れ気味だった工事だが、上棟式の日取りを変える訳にはいかず、加藤工匠側も総力戦に近い布陣で上棟式に間に合わせてくれた。連休も休まず、人員もほぼ倍増させてである。これまでは駅前通りの檀家さんの家をお借りし、大工さんたちは4部屋に4~5人で寝ていたのだが、この特別の布陣の為に人数が倍増した。その為、元々のその借家には6人、またお寺の部屋にも多い時は3人が寝起きしていた。私の仕事部屋の上にも2人ほど寝ていたのではないだろうか。夜、急に静かになると、こちらも却って気を遣ったものだ。前日、いや前々日から加藤工匠側の上棟式準備が始まった。会場の設えも半端ではない。棟飾りの鏑矢や雁股は無論だが、長い五色旗も持参して飾り、しかも本来は床などない部分に上棟式の為の仮床を張ったのである。

滅多にない儀式の為、新人の大工さんには未経験の者もいる。そこで予行演習という訳だが、恐らく3~4回は行っただろう。先ず、“召立の儀”で工匠たちの名前を読み上げ、“丈量の儀”で建物の正確な位置を確かめる。その後の“博士杭打の儀”で建物の中心になる抗を定めて打つのだが、無論、儀式用の模擬の抗と掛け矢が用意されている。続いて“柱固めの儀”で、2本の柱を固定する動作を行い、“曳き網の儀”で棟木を棟まで持ち上げる動作を模すのだが、ここでは観衆にも加わってもらう。当日は老若男女100人以上は集まっていただろうか。小学生の女の子たちも一緒に綱を曳き、「エイ、エイ、エイ」と棟木に力を込めた。工匠たちは儀式の度に式具役に姓を呼ばれるのだが、その際、例えば“高橋の洋二”というように、間に“の”を入れる。すると、勇ましく「オー」と答えて、法被姿で立ち上がるのも面白い。“槌打の儀”では、現場棟梁の高橋洋二さんが呼び出され、「棟木が永久に堅固であれ」との祈りを込め、大きな幣を振りながら、「千歳棟」「万歳棟」「永永棟」と唱える。更に“鳴弦の儀”では、模擬の弓矢を持ち出し、天と地にいるらしい悪魔を射る動作をする。鏑矢に描かれているのは亀と海、雁股の矢には鶴と水が描かれ、鶴と亀によって末永く災難から守ろうというのだから、実に暢気である。悪魔を射るといっても、恐らく鶴や亀を弓矢で送り込み、その“和合力”に期待するということなのだろう。道教の和合のシンボル、鶴と亀がこんなところでも活躍しているのが嬉しい。最後は“散銭散餅の儀”というらしいが、所謂“餅撤き”である。総代長と私、設計の前田先生、高橋棟梁の他に、知らないうちに女房も仮舞台に上がっていた。工匠たちの差し出す箱から朱盆に紙袋をガサッと取り、1つずつ観衆のほうへ投げる。中には今朝届いた搗きたての餅とコイン、そして京都の友人が大量に送ってくれた駄菓子が入っている。「両手を拡げて待ち望むご近所の観衆たちになるべく満遍なく…」等と思うのだが、やはり積極的に求める人に渡ってしまうのはどうしようもないようである。それは兎も角、設計士の前田先生も「これほど正式な上棟式は見たことがない」と仰ったほどだから、これはかなりの儀式だったのだろう。多くの下職の方々も集まって下さり、うちの総代さんたちとで、100脚のパイプ椅子は満席になった。儀式の最後、実は散銭散餅の儀式の前に、元々鳶職の『西田建設』社長による『木遣り歌』が披露された。建設の始まりは、木場で材木を動かすところから始まる。聴くうちに、ここまでの進行がしみじみ嬉しくなっていたのである。その後の直会には生ビールの器具を4台用意したが、売れ行き好調であったことは言うまでもない。

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テーマ : 仏教の教えと世界観
ジャンル : 心と身体

【私のルールブック】(115) 政治家さん達の“喋ったもん勝ち”…見苦しくて観ていられません!

日曜日の朝――テレビを点けると、主要各党の政治家さんたちが一堂に会して、『加計学園』問題について議論していた。『バイキング』(フジテレビ系)でも取り上げている国民の関心事なので、観てみようと思ったのですが、ものの15分足らずでテレビを消してしまった。理由はたった1つ、兎に角、煩いのである。不快極まりない煩さなのである。自分の意見を言うのは構わないのです。だって、そういう趣旨の番組なんだから。でも、それ以前の問題として、先ずは人の話を聴きなさいよと。未だ話している途中なのに、無理矢理割って入って、ああでもないこうでもないと持論をまくし立て、一頻り話し終えたら譲るのかと思いきや、反論されるのが嫌だから、態と話を横道に逸らしたりして。そんなものはディベート力でも何でもない。もう見苦しくて見苦しくて観ていられませんでした。まぁ、それがあの方たちの手法というのもわかっているんです。編集が利かない生放送ですから、まさに真剣勝負。

其々が党を背負って出演されている訳で、損をしては顔向けができません。それでも限度ってものがあると思うんですよ。決定的にあの方たちに欠けているのは、“喋ったもん勝ち”と勘違いしている自分がどのように見えているかを顧みる態度ではないかと。要するに、テレビの怖さを知らないといいますか、視聴者を舐めているといいますかね。確かに、メディアに露出すれば選挙の際に有利に働くこともあるんでしょうから、必要以上に力が入るのもわからないでもない。ですが、出方を間違えたら逆にマイナスになってしまうこともあるのがテレビなんです。人の話の途中に割って入って激論を交わす場面があったっていい。けど、それを繰り返したらどうなります? 只の煩いおじさんとおばさんにしか映りませんよ。生放送で時間が限られているとはいえ、大切なのは出し引きですから。1回出しゃばったら、たとえ未だ言いたいことがあったとしても、次は引いてみて、それで初めてバランスが取れる訳です。相手を論破したら勝ちではなく、大切なのは論破の仕方ではないかと。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(96) 地方の有力者が自分の子供を議員秘書に送り込む理由とは?

池田「自分の秘書を『このハゲ~!』と罵倒して一躍有名になった豊田真由子議員ですが、今度は青森県で現職の町議会議員を務める人物を後任の秘書にしたことで、再び注目を集めています。地方議員と国会議員の秘書の兼務を問題視する報道もありますが、そこは全く問題ではありません」

――そういうものなの?
池田「元々、地方議員の多くは本業と言うべき仕事を持っている人が多く、議会の拘束時間も平均して年間120日ほどと短い。採用する側の国会議員が認めれば、秘書は兼業が可能です。有権者が豊田氏と秘書を兼務する町議をどう判断するのかは別の問題ですが」

――大体、国会議員の秘書ってどんな人がなるの?
池田「秘書になる目的は、“政治家を目指す”・“秘書経験を生かして家業を継ぐか起業する”・“職業として秘書になる”の3パターンです。これは今も昔も変わらない。しかし、どんなタイプの人が秘書になるのかは、時代と共に大きく変わりました」

――どんな風に?
池田「秘書になるタイプも3パターンあります。先ずは、政治家である親を継ぐ為に秘書を経験するケース。全体の1割弱くらいを占め、この比率はここ20年ほど変わりません。続いては、地方議員や経営者等、地方の有力者の子弟がなるケース。昔は全体の7割程度でしたが、最近は1割程度でしょうか」

――経営者の場合は、何で子供を秘書にさせたいの?
池田「経営に有益な知識と経験が身に付く上に、強力な人脈を築けるからです。その事業に関係する役所や政府系の金融機関等に融通が利くようになれば、圧倒的に有利ですから。私が秘書になった経緯も、このパターンでした。私の場合は、個人的にも政治に強い関心があったので、喜んで働き始めましたが。しかし、政治家が役所への影響力を減らすのに比例して、このパターンの秘書も減りました」

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テーマ : 政治家
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【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(124) 勢いづく白人至上主義の“入信者”と“脱会者”を巡るストーリー

8月12日にバージニア州で起きた白人至上主義者らによるデモ、そして犠牲者も出た反対派市民との衝突では、アメリカにおける白人至上主義の広まりがクローズアップされました。この差別思想に“入信”する者、逆に“脱会”する者――。アメリカのメディアでは、其々のストーリーが報じられています。事の詳しい経緯は省きますが、今回、シャーロッツビルに集まったのは、白人至上主義団体『KKK(クークラックスクラン)』やネオナチ系の極右団体と、その支持者たちでした。このデモの主導者の1人が、イラク戦争に従軍したネイサン・ダミーゴという31歳の元アメリカ兵です。彼はイラクで仲間の戦死と、多人種・多宗派国家の崩壊を間近で経験。帰国後はPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、強盗事件を起こしますが、服役中に元KKK最高幹部のデヴィッド・デュークの著書を読み、白人至上主義に転向します。そして出所後は、主に大学生をリクルートする活動を展開し、“動員力”を広げていったようです。

近年、彼のように“入信”した人々を焚き付ける役割を担うのが、インターネット上に乱立する極右系メディアや掲示板です。しかし逆に、昨年秋にはその草分けである『Stormfront』という白人至上主義系サイトの“申し子”たる若者が脱会を表明し、一部で話題となりました。彼の名はデレク・ブラック。父は、嘗てカリブに白人国家を作る計画を企てて逮捕され、服役後の1995年にStormfrontを開設した元KKKのドン・ブラック。そして母は、KKKの元最高幹部であるデヴィッド・デュークの元妻。1989年にKKKのコミュニティー内で生まれたデレクは、周囲から徹底的に“思想教育”を施されて育っ たのです。彼は10歳でStormfrontの“子供版”を運営し、ヘイトスピーチを擁護する“少年活動家”としてテレビ番組に出演する等、白人至上主義の未来を担う存在として順調に成長。そして、「白人優位の根拠を確かめたい」と、中世ヨーロッパの歴史を学ぶべく、ニューカレッジオブフロリダという大学に入学します。ただ、リベラルアーツ系の同大学は多様性に富み、校風はゲイフレンドリー&大麻フレンドリー。そんな環境に身を置くことへの反対意見を押し切り、父親のドンは「息子は揺るぎない」と入学を許可しますが、これがデレクの運命を大きく変えました。

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テーマ : 国際問題
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(114) 一度芝居を好きになってしまうとず~っと勝負なんですよ!

私がプロデュースをさせてもらっているキッズアクターズスクール『アヴァンセ』だが、有難いことに未だ頻繁に各所から取材に来て頂いている。マスコミの方々に興味を持ってもらうことは素直に嬉しいし、何より広く知って頂けますからね。とはいえ、質問事項は多少の差はあれど、似たり寄ったりというのが現実。「子役さんの養成所を始めようと思ったキッカケは?」だったり、「レッスンをする上で大変なこと、逆に嬉しいこと」や、「演出・指導する上で大人の役者との違いは?」等々。そして、最後の質問として、「これからエンターテインメントの世界を目指す子供たちに、何かアドバイスを」で締めとなるのが殆どである。ただ、正直、この質問が一番難しいんですよね。言いようはいくらでもあるんです。「『芝居が面白そうだから何となくやってみたい』も良し。『テレビに出てみたい』というミーハーな動機でも全く問題無し。ただ、もれなく甘い世界ではないので、実際に芝居に触れてみて、どれだけ芝居というものを好きになれるかを、先ずは身体で感じてみたら如何でしょうか?」とか、「学校の勉強は正解があるけれど、芝居には明確な正解というものは無いので、だからこそ敢えて失敗を繰り返すことが、自分にしかないお芝居への近道だったりしますよ」とか…。勿論、どちらも私の本音なんです。根性がひん曲がった私は、旨いことだけをしゃあしゃあと語る勇気は持ち合わせておらず、必ず負の部分も付け加えないと落ち着かない故、「甘い世界ではない」といった当たり前の現実だったり、「失敗を繰り返す」という今時の失敗をしたくない症候群の子供たちが一番嫌がるワードを盛り込んでしまう。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(95) 超過酷! 政治家と秘書の夏休みは超キツイ時期だった

池田「今週は、国会議員とその秘書が、夏休み中にどのような活動をしているのか、その悲惨な舞台裏を紹介しましょう。例年、6月中に通常国会が閉会してから秋の臨時国会が召集される10月中旬頃までが休みとなります。本当に休めるのなら最高なのですが…」

――過酷な夏休みなの?
池田「政治家も秘書も地元選挙区を走り回らなくてはならず、『1日も早く国会が始まってくれ』と思うほどに過酷です。先日の安倍内閣改造人事で入閣して早々、高額なガソリン代の問題が浮上した鈴木俊一オリンピック担当大臣の例で解説しましょう」

――鈴木善幸元首相の息子だね。
池田「そうです。鈴木氏の資金管理団体が2013~2015年の3年間に計上したガソリン代は、計1412万円。1回の支払いが174万円に上るケースもあったので、『これは多過ぎるのでは?』と一部の新聞等が騒いだのですが、新聞記者なのに政治の実態を知らないんでしょうね。政治資金収支報告書では、ガソリン代は“備品・消耗品”という項目に分類されています。ガソリンのみらず、過酷な使用環境で消耗するタイヤやエンジンオイルの交換費、部品代等、あらゆる維持費も全て含めた金額なのです」

――本当にそんなにかかるの?
池田「鈴木氏の事務所は、岩手県の地元選挙区で、7名の秘書が1日250~300㎞くらい各地を回っていると説明しています。私が仕えた故松岡利勝農水大臣の地元秘書も、熊本の選挙区で同じような距離を走り回り、自腹で持ち込んだ車も2~3年でスクラップになったことを思い返します。鈴木氏とその秘書は優等生と言えるでしょう」

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