【タブー全開!政界斬鉄剣】(75) 霞が関は“本物の族議員”以外、総理の働きかけにも応じない!

池田「最近、森友学園の国有地払い下げ問題等で、役所に対する“政治家の働きかけ”という言葉がニュースで飛び交っています。私自身、秘書時代には役所に働きかけを行った張本人でもあるので、今週はその実態を明かしましょう」

――働きかけって、実際にはどのようなやり取りなの?
池田「誰かからの陳情が政治家に来て、それに応じる場合、本人か秘書が役所にお願いをします。しかし、官僚からの返答はほぼ同じでした。『たとえ内閣総理大臣からのご依頼でも、無理だとお答えするしかありません』と。つまり、『役所は法令に従って行政を行っているのだ から、圧力をかけたって無駄ですよ』ということです」

――真っ当な対応だよな。
池田「そう聞こえますが、若し役所に利益がある話の場合は、直ぐに法の抜け穴を通す裏技を提案してきます(笑)。まさに森友学園のケースでは、『安倍昭恵夫人を通じて安倍首相に恩を売っておけば、先々に税制等で自分たちの“省益”に結び付けられる』と考えたからこそ、財務省は自ら動いたのでしょう。決して誰かからの働きかけで動いた訳ではありません」

――役所は本当に総理からの働きかけにも応じないの?
池田「そうです。でも、“本物の族議員”は例外ですが」

――族議員に偽物がいるの?
池田「最近、族議員と呼ばれているような政治家は、ほぼ全員が偽物だと言っていい。彼らは、各省庁の専門分野に詳しい“政策通”というだけ。いくら政策を勉強しても、役所への影響力には繋がりません。当選回数をいくら重ねても、大臣になっても、役所への影響力が無ければ“並の政治家”でしかないのです。逆に役所への影響力を持っていれば、役職なんてなくても族議員になれるのです」

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【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(103) ホワイトハウスが“トランプ化”しても“オバマ社会”は続く

先日、所用があり、アメリカの首都・ワシントンD.C.に1週間ほど滞在しました。僕はD.C.に30年程前に住んでいたのですが、街並みは殆ど当時のままです。しかし、『Uber』で手配したクルマに乗り、外国から移住してきたというドライバーと会話しつつ、外の風景を見ていると、街行く人々が当時とは全く違うことに気付きます。白人・黒人・ヒスパニック系・アジア系…。嘗ては住む地域も生活も分離され、しばしば敵対していた様々な人種は、最早ミックスされ尽くし、何と何のハーフなのか、それともクオーターなのか、見た目では全然わからないような人々が通りを闊歩しています。街のスーパーマーケットでは、レジに非白人のトランスジェンダーの人が立っていました。僕は一瞬、「あっ」と思ってしまったのですが、現地の人々は誰も気にも留めません。有色人種のトランスジェンダーなんて、嘗てはマイノリティー中のマイノリティーとして奇異の目で見られたと思うのですが、最早そうした“多様性”はすっかり当たり前です。

ある夜、地元のクラブにも足を運びました。店内は10代・20代の若者ばかりで、人種の壁など一切なく、チベット系やネパール系の子たちもいました。そこでベトナム系のDJ志望の男の子(20)と意気投合し、後日、同年代の仲間4人で暮らすシェアハウスに遊びに行きました。ふと見ると、リビングの大きなテーブルの上には大麻が置かれ、皆、それを当然のように楽しみながら、ゲームで遊んだり、DJプレイの練習をしたりと、思い思いの時間を過ごしていました(D.C.では既に嗜好大麻の使用は合法化されています)。30年前のアメリカでは、若者たちは大麻にしろハードドラッグにしろ、パトカーのサイレンに聞き耳を立てつつ、気合いを入れて興奮しながら使っていたものです。それが今では皆、実に平和的に、日常の一部として大麻を楽しんでいます(勿論、ハードドラッグは別ですが)。滞在中はできる限り色々な人とコミュニケーションを取り、深く話し込むこともしばしばありました。そこで再確認できたのは、人種の混交が齎した多様化が、人々の考え方や社会の在り方に大きな変革を齎しているということです。

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【私のルールブック】(93) “身体のメンテ”も仕事のひとつ…今年から“オフ日”を導入します!

毎年言っているような気がしないでもないが、ここ数年働き詰めだった為、今年こそ身体を休める日を設けるようにした。具体的に述べると、週に一度は『バイキング』(フジテレビ系)だけの日を作ること。月に1日は完全オフを確保することである。本当はもっと休みたいのですが、現状ではこれが限界といいますか、レギュラー番組+不定期レギュラー+特番の他に、週末は子役スクールもありますので、正直、これが精一杯。とはいえ、有難い話です。我々はお仕事を頂いてナンボの商売ですので、お声掛け頂いただけで感謝であり、たとえ忙しくなったからといって「もっと休みたい」は言語道断な訳です。ですが、私も今年を以て50歳。まだまだ発展途上の身とはいえ半世紀ですから、そこかしこにガタがきており、“身体のメンテナンスも仕事の内”と割り切らせて頂くことにしました。倒れてからでは、逆に多大なるご迷惑をお掛けしてしまいますからね。

でも、つくづく感じるのは、「芸人さんってマジでタフだな」ってこと。だって、こんな過酷なスケジュールの日々を当たり前のように毎年過ごしている訳ですから。年末年始で漸く休めるかと思ったら、芸人さんにとっては初笑いで逆にかき入れ時だとか。じゃあ一体、いつ休むのよ? 勿論、ハワイに骨休めに行く方もいらっしゃいますが、折角休暇で出向いた旅先でも中継の仕事を入れたりして、完全なオフになっていないんだから。では、滞在先でも付き合い仕事を一切断り、5日間なり1週間なりの完全オフを確保した方がいたとして、その休暇期間を得る為にどれだけ働かなければならないか? 役者育ちの私にとって、バラエティーの世界に足を踏み入れて一番驚いたのは、売れっ子芸人さんの異常とも思えるスケジュールの切り方だったかもしれません。「身体というより、よく頭がおかしくならないね」。私が素朴な疑問をぶつけると、「未だ休める立場じゃありませんから」と殆どの芸人さんが仰います。

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【タブー全開!政界斬鉄剣】(74) 『森友学園』問題の黒幕は国有地を私物化する財務省理財局だ!

池田「今週は、国有地の“随意契約”について解説しましょう。通常、国有地を売却する場合は、競争入札を経る必要があります。しかし、“地方公共団体もしくは公共性がある組織”に売却する場合、随意契約で売買することができる。そして現在、大阪の森友学園が随意契約で国有地を購入した経緯が不透明で、その価格も異常に安かったことが大問題になっている訳です。『安倍首相を含む政治家が財務省に圧力をかけた結果ではないか?』との疑惑も報道されていますが、完全に的外れですね」

――そうなの?
池田「国有地の不自然な取引の黒幕は、常に財務省自身です。国有財産の保有と管理をする“理財局”という部局が、国民の財産を好き勝手に扱っている張本人。政治家はおろか、安倍首相でさえも立ち入る隙が無いほどの完全な利権構造が潜んでいます。国有地とは抑々、国民全体の財産です。地方公共団体でない限り、特定の個人や企業を相手に好き勝手な随意契約はできない原則になっている。ところが、国有地の売却は、“ある裏技”によって、例外の筈の随意契約だらけになっているのが実態なのです」

――裏技って、どんな?
池田「随意契約の対象となる“地方公共団体もしくは公共性がある組織”の“もしくは”という部分こそが、霞が関官僚たちの大好きなキーワードです。彼らの解釈ではこうなります。『地方公共団体じゃなくても、我々官僚が公共性を認めるか、我々にとって都合がいいと判断した場合、特定の個人だろうと企業だろうと、強引に理屈をくっつけて随意契約を行っちゃいます』となってしまうのです」

――えええ~っ!?
池田「つまり、随意契約にするかどうかの判断は、財務省理財局の“意のまま”ってこと。そんな随意契約の実態を、わかり易い前例で説明しましょう。朝日新聞社は、築地市場の目の前という超一等地に本社ビルを構えています。このビルも、理財局との随意契約によって、破格の安さで手に入れた旧国有地に立っています。もう1つの巨大新聞社である読売新聞社も、本社ビルは東京都千代田区大手町1丁目という日本一のオフィス用地にある。これも同じく、国有地を随意契約で取得したものなのです」

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【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(102) “ミニトランプ”が掲げる「リー将軍像を取り戻す」という公約の意味

19世紀のアメリカ南北戦争は、現在に続く北部(=合衆国)と、奴隷制存続を訴える南部(=連合国)が激突した内戦です。あれから約150年経った昨年のアメリカ大統領選で、ドナルド・トランプはアメリカ社会の“分断”を煽って勝利を収めましたが、その深刻な余波が訪れ始めています。当時、南部連合の軍司令官を務めたロバート・エドワード・リーという人物がいます。彼は南北戦争以前には合衆国軍の大佐でしたが、郷里のバージニアが合衆国脱退を決めると、(※奴隷制には反対しながらも)強い郷土愛から南車の指揮官となり、北軍を最後まで苦しめました。“リー将軍”の愛称で、今も多くのアメリカ人――特に南部の白人から尊敬されています。地元バージニア等南部諸州には、彼の名を冠した公園や銅像・記念碑等が無数にありますが、近年はそれを撤去する動きが広がっています。「リー将軍を“顕彰”することは、人種差別を助長しているのではないか?」というのがその理由です。

大きな契機となったのは、2015年にサウスカロライナ州チャールストンの黒人教会で発生した銃乱射事件でした。襲撃犯の男が白人至上主義者で、南軍の象徴である南部連合旗を“信奉”していたことが判明し、各地の南部連合旗撤去と並行して、“リー将軍を称えること”に対する反対運動も拡大したのです。しかし、白人至上主義者や一部の保守層はこの動きに危機感を抱き、「黒人による歴史修正だ」と反発しました。「“被害者たる黒人の目を通した歴史”しか語ることが許されないのはおかしい」と。勿論、歴史に対する姿勢として、“現在の価値観に合うものしか残さない”というのは過剰です。白人であれ黒人であれ、大人が子供に「過去にはこういうことがあった」と語り継ぐことも必要でしょう。ただ、リー将軍や南部連合旗の存在が白人至上主義者の“よりどころ”となっているのも事実で、リー将軍を称える年に一度のパレードには、ネオナチや南軍兵士のコスプレをした連中も集まってくる。こうした“差別の源泉”を断つ為の対処療法として、仕方なくリー将軍の痕跡を撤去しているという事情もあるのです。

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【私のルールブック】(92) 坂上流・ひいた風邪をこじらせない方法

気をつけてはいたのですが、とうとう風邪を引いてしまいました。連日の生放送…その日のテーマに添って進行を務めるのが私の仕事ですが、それ以前に、そこそこの体調を維持しながら遅刻せずに通い続けるのが、何よりの責任だと思っているのです。そこそこでいいんです。万全なんて求める必要はない。だって人間ですから。ただ、救いは拗らせるまでには至らなかったこと。というか、漸く拗らせない術を身に付けることができた感じ。バラエティー番組に頻繁に呼んで頂くようになって、かれこれ5年。最初の頃は芝居と異なる発声に咽喉が驚き、直ぐに潰していました。簡単にご説明しますと、芝居は台詞が決まっています。喋る順番もわかっている。ということは、無意識に準備ができた上で咽喉を使っている訳です。片やバラエティーは、話すテーマは決まっていても、殆どがアドリブの世界。いつ笑い、いつ大きな声を出すかもわからない。準備の無い状況で咽喉を酷使しなければならないのです。

ほんとに一発でしたね。あっという間に潰れてしまいました。ただ、これを乗り越えるには慣れるしかないんです。潰して治して、潰して治してを繰り返して、強くしていくしかない。1年ぐらいかかったかな。気が付けば、いくら酷使しても一晩眠れば8割方は回復する咽喉にバージョンアップしておりました。ですが、風邪となるとそうはいきません。引き方にもよりますが、咽喉にきてしまうと一発でアウトになりかねない。しかし、どれだけ気を付けていても、風邪は引く時は引くのです。ということは、たとえ風邪を引いたとしても、拗らせない術を身に付けるしかない。では、「拗らせないって具体的にどうすればいいのよ?」ってことになりますが、これが中々アナログでございまして…。あくまでも私に限っての対処法ですが、お医者さんに頂いた薬も、薬局で売られている薬もなるべく飲まず、兎に角、「やべぇな」と思ったら、お付き合いがあったとしてもキッパリお断りして、とっとと家に帰ってサッサとお風呂に入って、チャッチャと布団の中に潜り込んで寝る! で、目が覚めたら汗をかいているので、面倒臭がらずに必ず着替えて再び寝る!

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【タブー全開!政界斬鉄剣】(73) “逃げ回りキャラ”の石原氏が突然強気になった本当の理由

池田「今週は、元東京都知事・石原慎太郎氏の喚問で話題の“百条委員会(調査特別委員会)”について解説しましょう。各メディアは、この委員会が超強力な機関であり、豊洲の問題で新事実が判明するかのように報じていますが、とんでもない勘違いです。結論を先に言うと、石原氏の責任が断罪されることなど絶対にありません。百条委員会とは、疑惑を追及する能力も無い機関なのです」

――えっ、そうなの?
池田「確かに、地方議会が設置できる百条委員会には、地方自治法によって刑事罰を伴う権限が与えられています。『召喚は拒否できない』『虚偽の証言をしてはいけない』『資料要求に応じなければならない』等の強制力があります。しかし、これをリアルな政治の言葉に翻訳すると、こうなってしまう。『呼ばれたら行けばよい』『嘘はダメだが、忘れたり黙秘しても罪じゃない』『要求された資料を“のり弁状態”にしたり、隠蔽をしちゃダメだが、資料そのものを捨ててしまった場合は仕方がない』という意味なのです」

――えええ~っ!
池田「百条委員会に呼ばれても、自分に都合のいいことだけを話せばいい。その程度の機関に、隠された不正の真相を暴き出したり、それを裁いたりできる筈がない。メディアが百条委員会を強力な機関だと勘違いしているのは、“現職”の知事や市町村長に対して、議会がマイナスイメージを植えつける道具として使用してきた過去があるからです。“○○市長、××問題で百条委員会に召喚”という新聞の見出しだけで、事実は別として、次の選挙にとって明らかにマイナスですから。しかし、過去の例を見てみると、どの市町村長や知事も刑事罰に問われたことなど聞いたことがないし、次の選挙でも再選を果たしているケースばかりなのです」

――つまり百条委員会は、地方議会が“現職”の知事や市町村長を悪者に仕立て上げ、あわよくば辞任に追い込む為の道具に過ぎないのか…。石原氏は“元知事”だから、余計に怖くない訳だ。
池田「そういうことです。豊洲問題で“逃げ回りキャラ”がすっかり定着していた石原氏が、掌を返したように強気になったのには、明確な理由がある筈です。石原氏に対し、『“都合の悪いことは忘れた”と言えばいいから、百条委員会など“元都知事”にとっては恐れるに足りません』とレクチャーした人物がいると、私はみています」

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【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(101) ドナルド・トランプを後押しする“極右のアイドル”が陥落! 次なる標的は…

ドナルド・トランプ大統領の誕生を強力に後押しした極右系インターネットメディア『ブライトバートニュース』のエース編集者で、過激な新興右派政治運動『Alt-Right』のアイドル的存在だったマイロ・ヤノポロスが、遂に“陥落”しました。昨年、人知れず公開されたポッドキャスト番組で、ペドファイル(小児性愛者)を擁護する発言をしていたことが発覚したのです。この騒動に対して、周囲の火消しの動きは迅速でした。マイロはブライトバートニュースの編集職を辞任し、巨額の書籍出版契約も解除され、出席予定だった『保守政治行動会議(CPAC)』の招待も取り消されてしまったのです。問題の番組でマイロは、「神父から手解きを受けたから、今の俺はフェラチオが上手い」と明かしつつ、ペドファイルを容認しているかのような発言を行いました。自分がゲイであるとか、ペドフィリア(小児性愛)の被害者であるという“マイノリティーの立場”を利用して、周囲の人間をマウンティングしたり、悪びれることなく過激発言を連発する――。まさにマイロの常套手段です。

抑々、マイロは“言ってはいけないこと”を口にすることで注目を集めてきた人物。人種差別・ムスリム差別・女性差別…何でも言いたい放題のアナーキーなスタンスが、Alt-Rightの若い人々に熱狂的に支持されました。一方、旧来の保守層からすると、マイロは自分たちの“外では言えない本音”の代弁者であると同時に、民主党からの政権奪取という目的の為に有用な人材でもあり、積極的には支持せずとも黙認してきたという経緯があります。では何故、今回の“暴言”が命取りになったのか。それは、欧米社会においてペドファイルは問答無用のタブーだからです(※これは日本のロリエロアニメやJKビジネスがどう見られているかを理解する際にも重要な視点です)。特に、共和党の支持基盤であるキリスト教右派の人々にとっては、ペドファイル擁護というのはどんな言い訳も許されない“ギロチンもの”の発言なのです。今回、問題の動画を拡散したのは、“The Reagan Battalion(レーガン軍団)”と名乗るSNSアカウントです。先ずは短い動画をアップし、マイロが「これは編集されたものだ」と反論すると、すかさず長尺バージョンを拡散して息の根を止める――。実に周到な“公開処刑”でした。

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【私のルールブック】(91) “嫌な予感”的中で味わった苦悶の9時間15分

私は今、サンフランシスコにいる。金曜日の『バイキング』(フジテレビ系)の生放送が終わるや否や、まるで拉致されるかのように成田空港へ連行されて、サンフランシスコまで飛ばされた。まぁ、もれなくお仕事なんですが、1泊3日の強行軍でございます。で、サンフランシスコへ辿り着くまでの機内でのこと。「隣の席が空席だったら快適だな~」と願うも、離陸間際に身長2mはあろうかという巨体の白人さんが駆け込んで来て、私の隣の席にドスンと座る。「あ~あ」って感じ。仕方ないんですよ、仕方ないんですけどね。でも、嫌な予感がしたんです。言ったでしょ、私の嫌な予感って結構当たるって。嫌な予感的中編・その1。兎に角、息が荒いんですよ。何をしてるでもないのに「ぜぇぜぇ」喘いでいるんです。まぁ、それだけ肥えていらっしゃるってことなんですが、そんな荒い息にも拘わらず、ポケットを探るとチョコレートバーを取り出しまして、貪るように食べ始める。「むしゃむしゃ、ふごふぐ、ぜぇぜぇ」の繰り返し。

既にしんどいでしょ。誰だって気になりますよね。私なんかは特に気になっちゃうんです。「あんた死ぬよ」って。同時に羨ましくも思ってしまう。だって、何にも考えていないんだから。食べたい物を食べたい時に食べられてしまうって、リスクは高いけど究極の幸せ者ですよ。嫌な予感的中編・その2。白人の幸せ者は、チョコレートバーを食べ終えると映画を鑑賞し始めました。フライト時間が長いですからね、映画でも観ないと暇は潰せませんから。で、どうやら彼はコメディー作品を選択したようで、因みに私も先んじて映画を観ていたのですが、私が選択したのは西部劇でした。これが中々良くできた作品で、ドンパチもかなり派手で、食い入るように観ていると…。「ドンパチドンパチ、くくくっ、ドンパチドンパチ、くえくえくえっ」。銃弾音の隙間に、どこからともなくノイジーな笑い声が割り込んでくるではありませんか。

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【タブー全開!政界斬鉄剣】(72) “民泊新法”は国土交通省が利権を拡大させる為の道具だった!

池田「今週は、国会で審議入り予定の民泊新法(住宅宿泊事業法案)について解説しましょう。最近はドナルド・トランプ政権や金正男氏暗殺事件に関する報道ばかりですが、民泊新法のほうが私たちの生活に深刻な影響を与えるかもしれません」

――民泊新法って?
池田「年間2000万人を突破する等、急増する訪日外国人観光客に対して、日本の宿泊施設は足りていません。そこで、一戸建て住宅やマンションの部屋をホテル代わりにさせる民泊を合法化しようというのです。『経済の活性化にも繋がるし、いい試みじゃないか』と思いがちですが、とんでもない話です」

――どこがとんでもないの?
池田「免許が不要な“届け出制”であることと、住居専用地域でも営業が可能になっていることが問題です。想像してみて下さい。貴方の隣の部屋に突然、大量の外国人たちが、大きなスーツケースを騒々しくガラガラと転がしながらやって来るのです。彼らは深夜でも早朝でもお構いなしに出入りする。集団で泊まり、酒を飲んで音楽を大音量で鳴らし、深夜まで大騒ぎする連中も多いでしょう。彼らが地域毎のゴミ捨てルールをわかる筈もない。クレームを言いたくても、外国語の能力が必要です。日本人の家主に文句を言いたくても、部屋を貸しているのだから、その場にはいない場合が大半。日本各地の住宅街で連日、トラブルが起こるのは目に見えています」

――外国人に文句を言うのはハードル高いよなぁ。
池田「宿泊者がトラブルを起こす度に家主や管理業者に苦情を申し立てるなど、ストレス以外の何物でもありませんよ。そこら辺の問題を解決しないまま、世間的な議論も深めずに法案を成立させたい理由は何でしょうか? 実は、背後に霞が関内の省益争いが大きく影響しているのです」

――役所の私利私欲が背景に!?
池田「旅館業法等を所管し、宿泊施設を監督・指導をする役所は厚生労働省です。若し政府が民泊を推進したいのなら、既存のルールを改正して対応すればよかった。しかし、今回の民泊新法、実は国土交通省の所管なんです。国交省は新たな分野に縄張りを拡大し、利権を増やそうとしているのです」

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