【タブー全開!政界斬鉄剣】(82) 今と昔の“下半身事情”から見える国会議員の劣化ぶり

池田「今週は、政界の“下半身事情”についてお話ししたいと思います。政治の世界では昔から、“下半身には人格が無い”という言葉が有名です」

――そんな言葉が有名なの?
池田「政治家は国民のお手本となるべき立場ですが、色恋沙汰に関してはやはり“只の人”であり、聖人君子でいることは難しいという意味で使われます。しかし、最近の国会議員の下半身事情は、『人格が破綻しているのではないか?』と思うほど酷いものが多過ぎますね」

――中川俊直議員や宮崎謙介元議員等ですね?
池田「中川氏は、不倫相手とハワイで“重婚式”を挙げた末にストーカー行為に及ぶ鬼畜ぶり。宮崎氏は夫人の金子恵美議員の妊娠中に不倫を暴露されました。最早、下半身だけではなく、上半身の正気をも疑うべきケースばかりです…」

――最近と昔とで、政治家の下半身事情に違いはあるの?
池田「私は政治家の不倫関係や愛人関係の実例を沢山知っていますが、昔は今のように明るみに出ることが少なかったし、表面化しても大きな問題にはならなかった。これは決して時代の差ではありません。昔から不倫や浮気は世間から叩かれたし、どこの奥さんだって猛烈に怒るのは同じ。昔の政治家の共通点は、不倫相手や愛人たちと本当に真剣に付き合っていたことですね。私の知る限り、彼らの不倫は同じ相手と何十年も関係が続くのは当たり前で、殆どが“死ぬまで面倒を見る”覚悟で付き合っているのです。男女の関係であると同時に、人間として深い付き合いをしているので、決して不倫相手と関係が拗れないのです」

――差し支えない範囲で、実名を挙げられませんか?
池田「例えば田中角栄元首相は、元芸者の辻和子さんや、角栄の金庫番と呼ばれた佐藤昭子さんという愛人たちと、終生の関係を続けました。また、“道路族のドン”と呼ばれた自民党の古賀誠元幹事長は、銀座のクラブママが長年の愛人でした。当時、そのママに取材が殺到しましたが、彼女は古賀さんのことを褒めまくった上で、『一生ついていく』と言い切った。古賀さんは不倫が発覚したのに、逆に男を上げる結果になったのです」

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テーマ : 政治家
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(110) 『ウエストワールド』はフェイクニュースに溺れる愚者への警告?

『Hulu』で配信されているドラマ『ウエストワールド』にドハマリしてしまいました。1973年に公開された同名映画のリメイク版として、アメリカのケーブルテレビ局『HBO』が制作した全10話のテレビドラマシリーズです(※シーズン2の配信予定もあるそうです)。40年以上前、僕が父親と一緒に広島の映画館で見たオリジナル作品は、“量産型の安っぽいSF”だったと記憶していますが、リメイク版は現実世界の深刻な問題を物語に内包しており、実によくできています。ネタバレし過ぎない程度に説明すれば、物語の舞台は、西部開拓時代をAIやロボット工学等の最先端技術で再現した体験型テーマパーク『ウエストワールド』。高額な入場料を支払った富裕層は、パーク内で暮らすアンドロイド(人型ロボット)に対し、欲望の赴くままに殺人やセックスに興じることが許されます。アンドロイドは決して報復しない(ことになっている)からです。

このパークが婉曲的に表現しているのは、人間という生き物があらゆる場面で行う“差別”の醜さです。作品で人間がアンドロイドに対して抱くあまりに露骨な差別意識には、人間の歴史におけるあらゆる差別が投影されているのです。また、人間がアンドロイドを殺す時に選ぶ必要以上に加虐的な手法は、『IS(イスラミックステート)』のショーアップされた殺人行為を彷彿とさせます。延々と描写される残虐なシーンを見ていると、目を背けそうになりながらも、いつの間にか“エンターテインメント”として消化している自分がいる。それに気付いた時、「中東やアフリカ等、世界各地の“惨状”を人類は放置している」という罪悪感を突き付けられ、「今度はお前がやられる番だ」と問われているような思いに駆られます(※「深読みし過ぎだ」と言われそうですが、国際ニュースに通じている人なら恐らくそう感じるでしょう)。作品には、あのアンソニー・ホプキンスがウエストワールドの創設者役で出演しています。当初は何故、あれほどの大物がケーブルテレビドラマの脇役をやっているのか疑問でしたが、物語が進むにつれ、人間の罪深さを知る彼の存在がクローズアップされていきました。

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テーマ : 海外ドラマ(欧米)
ジャンル : テレビ・ラジオ

【私のルールブック】(100) めでたさも中位なり100回目…プライベートで“ピンチ”到来!

当連載も今号で100回目を迎えたそうで…。早いものですね。100回と聴くと1つの区切りのように思えてしまう。「我が社はちょっと硬いので、いや、だいぶ硬いので、坂上さんに連載をして頂いて崩してもらいたい」と依頼され、快く引き受けさせて頂いて、いざ書いてみると校閲チェックが厳しいのなんの。「言っていることと全然違うじゃん!」と何度叫んだことか。で、そんなこんなを経ての100回目なんですが、何を書きましょうかね? 折角の区切りの回なんで、普段はあまり書かないことでも書いてみましょうか。私、一応5年?6年?お付き合いをさせて頂いている彼女さんがいるのですが、ここにきて別れの危機に瀕しております。これ、マジな話です。とはいえ、今直ぐにどうのこうのという訳ではないんです。だって、いつ結婚してもいいと思っていましたから。今でもどこかで思っていますから。

ただ、最後の詰めの作業といいますか、恐らくお互いに1つだけ引っ掛かることがあって、踏み切れない状態でいるのかなと…。浮気とかではないんです。逆に浮気のほうが全然楽、だって善悪がハッキリしているから。すんごく小さなことなんです。とんでもなく細かいことなんです。それは…生活習慣。私、中々眠れない人なんです。一方、彼女さんは数秒で眠れてしまう人なんです。私、出した物は使い終わったら直ぐに元の場所に戻したい派なんです。一方、彼女さんは最後に纏めて元に戻せばいいじゃない派なんです。それでも、私が気になって元に戻してしまう。しかし、その行為が彼女さんを煽ってしまっているのは事実なんですよね。私、気になった事は忘れない為にもその場で正す主義なんです。一方、彼女さんはどちらかというと溜め込む派。男にとったら、溜めて溜めて一気にドバッと吐き出されるパターンは結構な難敵でして、それこそ忘れちゃったりしてますから。でもね、生活習慣の違いであったり、所謂価値観の違いなんてものは当然のことであって、だって他人同士がくっ付いている訳ですから。

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【タブー全開!政界斬鉄剣】(81) 大臣クラスの“失言→辞任”が繰り返されるメカニズムはこれだ!

池田「ゴールデンウィーク前、今村雅弘“前”復興大臣が『東日本大震災が首都圏ではなく東北でよかった』という正気を疑うような失言で辞任に追い込まれました。政権にダメージを与えるような失言騒動を起こすのは、いつも大臣や政党の役員クラスです。ベテランの政治家たちは何故、いつも失言を繰り返すのでしょうか? その原因は、彼らが“不特定多数の人々”を意識して話す経験が不足していることにあるのです」

――えっ? 大臣クラスになれば、選挙等で多くの人前で話す経験が豊富なのでは?
池田「例えば、地元選挙区での街頭演説は、徒歩や車で通り過ぎていく人々の耳に数秒しか聞かれない環境です。これは、単に選挙用の顔見せアビールに過ぎません。人目にはつきますが、自分の考えや功績を繰り返し喋るだけなので、実は“話すチカラ”を成長させる経験値にはならないんです」

――企業や団体等が集まる場での挨拶やスピーチは?
池田「そのような集まりには大体、地元の知事・市長・地方議員・役人等もいます。つまり、毎度お決まりの面々が集まった環境なのです。このような場で政策の話ばかりをすると、『アイツは真面目だけど面白くない』というレッテルを貼られてしまい、意外とウケが悪い。逆にウケる話題は、政界の暴露話や本音トーク等、所謂ブラックジョーク的なものです。政治家は、そんな話術ばかりを身に付けながら下手に自信を深めていくので、それが大きな落とし穴になるのです」

――段々、失言の温床が見えてきたぞ…。
池田「大物政治家には、ちょっとしたお笑い芸人よりも面白い話をできる人が沢山います。しかも、そういう人たちは選挙も強い。だから、若い政治家は先輩を見習い、少しでもウケる話術を身に付けようと努力を重ねるのです。しかし、暴露話・悪口・本音トークが通用するのは、あくまでも内輪の人々を対象としたオフレコの場に限ります。そんな当たり前の常識を、彼らはいつの間にか忘れていってしまう。初入閣の閣僚が、就任したての時期にバカな失言をやらかす例が後を絶たないのは、この為なのです」

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テーマ : 政治家
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【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(109) リベラル陣営にもフェイクニュースが侵食してきた!

昨年のアメリカ大統領選では、ドナルド・トランプ(※当時は候補)に都合のいい右寄りの“フェイクニュース”が大量にバラまかれ、多くの人の投票行動に影響を与えたことが問題視されました。ところが、最近はそれと逆の“リベラルフェイクニュース”――つまり、左派の人々が飛びつくような偽情報が目立ってきています。その“ガセ度合い”は様々で、「ゴルフ中のトランプが腹を下して脱糞し、ズボンにシミを作った」「メラニア夫人がホワイトハウスのサイトでジュエリーの通販をしている」といったバカバカしいものもある。しかし、中にはもっと際どい、多くの人が本気で騙されそうなものもあります。例えば、「バラク・オバマ政権時代に一度は中止が決まったものの、トランプ政権が建設を再開した石油パイプラインに抗議する先住民らのティピー(※円錐形テント)を警察が燃やした」。

この話、パイプライン建設が再開されたことや、先住民が抗議行動をしていることは歴とした事実です。ところが、“ティピーが燃えている画像”付きで報じられ、『Facebook』で27万回もシェアされたこの二ュース、実は肝心の画像が全く関係ない映像作品から切り取られたものでした。つまり、“権力側の横暴”という核心部分だけがフェイクだったのです。尚、このフェイクニュースの発信元は『オルタナティブメディアシンジケート』。「ヒトラー最後の秘密が明かされた!」といった記事をデカデカと掲載しているような、露骨な陰謀論系サイトでした。昨年の大統領選では右派系フェイクニュースを厳しく批判したリベラル陣営の人々が、何故こんなデマに騙されてしまうのか。勿論、最近のアメリカで実際に民族・人種差別的な事件が多発しているという事情もあるでしょうが、それ以上に、多くの人々が“大統領になってしまったトランプ”に不安や恐怖を感じており、“その感情を肯定してくれるネタ”を無意識に欲しているのだと思います。ハーバード大学のある研究者によれば、トランプに負けた悔しさを持ち続け、アンチトランプ的なニュースを日々漁り続けている人も少なくないそうです。

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テーマ : サヨク・在日・プロ市民
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【私のルールブック】(99) 私を守る唯一の存在“マネージャー”…その存在を無下にはできません!

ルール違反をされることが嫌いなのである。スジ違いの事と言ってもいいだろう。とあるレギュラー番組の収録の前に、別番組の特番の打ち合わせを楽屋で行った時のこと。初めてお仕事をする制作会社であり、スタッフさんたちだったので、1人ずつきちんと紹介を済ませると、漸く本題へ。ところが、である。「本題へ入る前に、ご確認をさせて頂きたいのですが…」とディレクターさん。若干物言いがおかしかったので、嫌な予感はしたのだが、「取り敢えず聴いてみよう」と思い、黙っていると、悉く事前にマネージャーさんが断っていた案件を私にぶつけてきたのである。要するに“直談判”ということ。丁寧に経緯を説明すると、殆どの番組は私との打ち合わせ以前に、私のマネージャーさんとの擦り合わせ作業を行う。私ができる事・できない事等の確認作業である。で、そこで折り合いがついたからこその私を含めての打ち合わせとなるのだが、稀に約束を破って直談判に打って出る方たちがいるのだ。

そりゃあね、私は個人事務所ですから、たとえマネージャーさんがNGを出したとしても、私が「いいですよ」と言ってしまえばOKとなる場合もあります。ですが、その場合はそれまでにそれ相応のお付き合いがあり、幾つかの仕事を通して信頼関係が築けた相手に限り…のパターンです。そしてもう1つは、マネージャーさんはスケジュールを調整するだけでなく、私を身近で守ってくれる唯一の存在なのです。そのマネージャーさんが打ち合わせを繰り返し、私が気持ち良く働ける環境を作って下さっている訳ですから、その努力と労力を無下にすることなど到底できません。よって、直接ディレクターさんなりと打ち合わせをする場合は、私からマネージャーさんに「あの番組だったら、あのプロデューサーさんだったら、あのディレクターさんだったら大丈夫だよ」と事前に伝えてあるのです。そりゃそうでしょ、じゃないとキリがないから。私たちは、たとえ大手の事務所に所属していようと所詮、個人事業主ですから、自分の身は自分で守るしかないんです。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【異論のススメ】(26) 憲法9条の矛盾…平和守るため戦わねば

この5月3日で、憲法施行から70年が経過した。安倍首相は「3年後の憲法改正を目指す」とし、「9条に自衛隊の合憲化を付加したい」と述べた。私には、それで充分だとは思えない。実際には、今日ほどこの憲法の存在が問われている時はないだろう。最大の理由は言うまでもなく、朝鮮半島有事の可能性が現実味を帯びてきたからである。北朝鮮とアメリカの間に戦闘が勃発すれば、日本も戦闘状態に入る。また、韓国にいる日本人の安全も確保しなければならない。「果たして、こうしたことを憲法の枠組みの中で対応できるのか?」という厳しい現実を突きつけられているからである。2年ほど前、安倍首相は集団的自衛権の行使容認を目指して、日本の安全保障に関わる法整備を行った。野党や多くの“識者”や憲法学者は、これを違憲として、憲法擁護を訴えたが、果たして、彼らは今日の事態についてどのように言うのであろうか? 野党も、『森友学園』問題や政治家のスキャンダルや失言には矢鱈と力瘤が入るようだが、朝鮮半島情勢には全く無関心のふりをしている。

私がここで述べたいのは、「現行の法的枠組みの中で如何なる対応が可能なのか?」という技術的な問題ではない。そうではなく、国の防衛と憲法の関係というかなり厄介な問題なのである。「戦争というような非常事態が生じても、あくまで現行憲法の平和主義を貫くべきだ」という意見がある。特に、護憲派の人たちはそのように言う。しかし、今日のような“緊急事態前夜”になってみれば、抑々の戦後憲法の基本的な立場に無理があったと言う他ないであろう。憲法の前文には、次のようなことが書かれている。「日本国民は…平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」。これを受けて、9条の非武装平和主義がある。ところが今日、最早“平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して”いる訳にはいかなくなった。ということは、9条平和主義にも然したる根拠が無くなるということであろう。考えてみれば、日本は北朝鮮とは未だに平和条約を締結しておらず、ロシアとも同じである。中国との国交回復に際しては、尖閣問題は棚上げされ、領土問題は確定していない。つまり、これらの諸国とは、厳密には、そして形式上は、未だに完全には戦争が終結していないことになる。『サンフランシスコ講和条約』は、あくまで米英蘭等西洋諸国との間のものなのである。しかも、この憲法発布後暫くして冷戦が始まり、朝鮮戦争が生じる。戦後憲法の平和主義によって日本を永遠に武装解除したアメリカは、常に軍事大国として世界の戦争に関わってきた。しかも、そのアメリカが日本の安全保障まで司っているのである。こうした矛盾、或いは異形を、我々はずっと放置してきた。そして、若し仮にアメリカと北朝鮮が戦争状態にでも突入すれば、我々は一体何をすべきなのか、それさえも国会で殆ど論議されていない有り様である。「アメリカが全て問題を処理してくれる」とでも思っているのであろうか? 憲法9条は、先ず前半で侵略戦争の放棄という意味での平和主義を掲げる。それは良いとしても、後段にある戦力の放棄と交戦権の否定は、そのまま読めば、一切の自衛権の放棄を目指すという他ない。少なくとも、自衛権の行使さえできるだけ制限しようとする。何せ戦力を持たないのだから、自衛のしようがないからだ。これが成り立つのは、文字通り、“平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼”できる場合に限られるだろう。そして、そのようなことは戦後世界の中では一度も生じなかった。『国連憲章』を引き合いに出すまでもなく、自衛権は主権国家の固有の権利である。憲法は、国民の生命・財産等の基本的権利の保障を謳っているが、他国からの脅威に対して、それらの安全を確保するにも、自衛権が実効性を持たなければならない。つまり、国防は憲法の前提になるということであり、憲法によって制限されるべきものではない。そのことと、憲法の基調にある平和への希求は、決して矛盾するものではない。平和主義とは無条件の戦争放棄ではなく、あくまで自らの野心に突き動かされた侵略戦争の否定であり、これは国際法上も違法である。若しも我々が他国によって侵略や攻撃の危機に曝されれば、これに対して断固として自衛の戦いをすることは、平和国家であることと矛盾するものではなかろう。いや、平和を守る為にも戦わなければならないであろう。

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テーマ : 憲法改正論議
ジャンル : 政治・経済

【タブー全開!政界斬鉄剣】(80) 金正恩政権が倒れると日本にテロが蔓延する危険性もある!

池田「北朝鮮情勢が緊迫してきましたね。前回は、2001年の同時多発テロ以降、16年間に亘り対テロ戦争に連戦連敗を重ねるアメリカが、このままだと朝鮮半島もカオス化させてしまうというお話でした」

――そうなれば、日本国内への影響が心配になるね。
池田「アメリカが無責任な攻撃を行ったイラクやシリアは、現在もカオスそのものです。北朝鮮の混乱も長引くでしょう。隣国の日本国内にも、IS(イスラミックステート)のようなテロ組織が誕生する可能性だってあるのです」

――日本にテロ組織が!?
池田「信じられないでしょうが、その危険性は大いにある。最大の懸念材料は、在日韓国・朝鮮人の存在です。先に強く言っておきますが、これから言うことは断じてヘイトスピーチ的な差別の話ではありません。寧ろ、彼らと我々日本人が長く平和に共存した時代が終わるかもしれないことを悲しみ憂う話なのです」

――先ずは、在日の韓国・朝鮮人に関する基礎知識が必要だね。
池田「現在、日本には約48万人の在日韓国・朝鮮籍の人々がいます。約70年前に日本が太平洋戦争に敗北して、朝鮮半島に対する支配権を失い、その後、7年間に亘り連合国の占領を受け続けている間に、朝鮮戦争が勃発しました。日本に代わって朝鮮半島を事実上支配していたアメリカが、この戦争に勝利できなかったせいで、朝鮮半島は南北に分断された。その結果、戦前から日本に住んでいた人や、朝鮮戦争の難から逃れる為に日本に移り住んできた人は、日本国籍か韓国国籍か北朝鮮国籍を選ぶことができた。つまり彼らは、自らの強い意思で祖国を選んだ人とその子孫なのです」

――そうなるね。
池田「そして今、アメリカが北朝鮮への武力行使を臭わせ、緊張感を高めている。自分の祖国の代表がアメリカ軍に殺害されるだけならまだしも、“その後”が重要なのです。先程申し上げた通り、アメリカが金正恩政権を打倒しても、北朝鮮に平和は訪れません。イラクやシリアのように、死の恐怖が蔓延するカオスが待っているのです。考えてみて下さい。祖国の荒れ果てた映像と混乱に陥る同胞たちの姿を、繰り返しニュース映像で見せつけられるのです」

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テーマ : 北朝鮮問題
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(108) 北朝鮮やシリアの肩を持つ“どっちもどっち論”に惑わされるな!

“False Equivalence”という英語の言い回しがあります。日本語に訳せば、“誤った等価関係”という感じでしょうか。要するに、全く釣り合わないものを並列に論じることで“中立な両論併記”を装うような一種の詭弁のことですが、日本では特に戦争や軍事の分野で、この“False Equivalence”を平気で口にする政治家や専門家が少なくありません。例えば、バッシャール・アル=アサド政権が化学兵器を使用したという理由で、アメリカのドナルド・トランプ大統領がシリア空軍基地をミサイル攻撃した件。アサド政権側は“不当な侵略”とアメリカを非難し、同政権を擁護するロシア政府も「国際法違反だ」と反発していますが、まぁ、彼らの立場ならそう言うわな…という話です。ところが、驚くのは、日本の“中東専門家”を名乗る人物や著名な論客までもが、アサドやロシアの言い分と同じように“アメリカの暴走”ばかりを指摘したり、大量破壊兵器の有無が問題となった2003年のイラク戦争開戦と重ねて論じていることです。

アサド政権による民間人の大量虐殺をスルーしておきながら、アメリカの攻撃は“侵略”ですか? 欧米メディアでは「シリアやロシアの当局や政府系メディアの発表が如何に“政治的”か」という警告がなされているというのに、そのプロパガンダを丸呑みするんですか? 「アメリカにだってクラスター爆弾等の使用疑惑がある。アサド政権を一方的に責めるのは欺瞞だ」「抑々、今日の中東の混乱は欧米による植民地支配から始まった」等の“どっちもどっち論”も散見されますが、これは一見フェアなようでいて、実際は最も悪辣な人間を擁護しているのと同じです。いくらなんでも、アメリカとアサド政権を同レベルで語ってはいけない。メディアがその意見を無検証で垂れ流してどうするんですか? アメリカの軍事力行使を巡って緊張感が高まっている北朝鮮情勢に関しても、状況は同じです。「戦争はやってはいけない」「外交努力で解決を模索すべきだ」。まさに、ジョン・レノンとオノ・ヨーコがベッドで抱き合うラブ&ピースな世界観。美しい。でも、それができるなら誰だってそうします。現実に存在する深刻な問題を無視した論説は最早、報道やジャーナリズムの範疇にはありません。

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テーマ : 国際政治
ジャンル : 政治・経済

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