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【私のルールブック】(127) 地元で行われたロックフェス、一部の人たちの行動に考えさせられました

私は東京とワンちゃん用の千葉の家を行き来する生活を送っているのだが、先日、千葉の家のほうで有名どころのロックアーティストさんたちが集まってのフェスがあった。こちらのフェスは毎年恒例のようで、チケットもあっという間に売れてしまうとか。地元の方々に話を訊くと、騒音問題や環境問題にもきちんと配慮しており、好意的に受け入れられている様子が窺えた。で、フェス当日となったのだが…。先ず、朝の6時前から駐車場待ちで渋滞が起きる。全然いいんですよ。この日を心待ちにしていたんでしょうから、「少しでも早く…」の想いは、心配性の私は十二分に理解できますからね。ただ、テンションが上がっているんでしょうね、あっちゃこっちゃから話し声といいますか、嬌声といいますか、中にはお目当てのアーティストさんの曲をカーステレオでガンガンに流しちゃったりしてね。全然大丈夫です。数万人のお客さんが集まるんでしょうから、経済効果はそれなりにある訳で、地元の方々も我慢できる範疇でしょう。背に腹は代えられませんし、何せロックフェスですから。ロックなんですロック。

ただね、駐車場が開放され、車が流れ出すと、何だか知らないんですが、ゴミがそっちこっちに散乱しているんですよね。コンビニの袋だったり新聞だったり、中には何故かピカチュウの着ぐるみが捨てられていたり。あ~、構いません構いません。私は朝の5時過ぎ頃から犬の散歩を5回転やっていますから、序でに拾えばいいんです。この地域では私は新参者ですから、ゴミを拾うぐらいで少しでも近所の方々の好感度が上がれば安いもんで。ただ、ただなんですよ。改めてお話を訊いてみると、やはり色々あるらしく、フェスが終わっても興奮覚めやらぬ若者達が屯して、酔っ払って車の前に飛び出して来て轢きそうになって怖かったとか。夜に犬の散歩をしていたら、リーゼントの若者たちに女性が囲まれて騒ぎになったとか。そりゃあそうですよね。何万人規模ですから、主催者側がどれだけ配慮しようが、隅々にまで目を配ることなど不可能な訳で、殆どのファンの方々は良識ある行動を取っておられると思いますが、全ての人々が…なんて夢物語でしょうからね。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(107) 野党の質問時間を減らすと国民の為になる意外な理由

池田「国会の各委員会における政党の質問時間の配分を変更しようという与党の動きに対し、野党、特に立憲民主党と日本共産党が大反発をしています。与党が、従来の“与党2:野党8”という比率を“与野党5:5”にしてはと言い出したことが発端でした。与党側の言い分は、『与党が総選挙で全議席の3分の2という圧倒的多数を得たのだから、質問時間の比率にも民意を反映させたほうがいい』というものです」

――でも、与党議員同士で質問をしても馴れ合いになるだけだし、野党の質問は数の論理で暴走しがちな与党を抑える効果もあるんじゃないの?
池田「理屈はそうですが、実際には与党の質問時間を増やしたほうが国民の利益になるのです。その理由を順に説明しましょう。先ず、野党の質問スタイルに大きな問題があります。各委員会で審議される法案は、ほぼ全て省庁の官僚が作っています。大臣に質問をしたって、官僚が作った答弁書を読み上げるだけ。だから本当は、官僚に直接質問したほうが効率的なのです」

――言われてみれば…。
池田「野党議員も、法案や予算案を官僚が作っていることくらい知っています。与党が過半数を占める委員会で質問したって何も変わらないことも理解している。その上で野党議員は、自分をアピールする最大の晴れ舞台として委員会質疑を利用しているのです。法案作成者の役人に質問しても目立てませんから、大臣を答弁者に指名して、大臣を相手に激しく論戦をやっているように見せたい」

――だとしても、それに答えるのは大臣の仕事だよね?
池田「そうですが、大臣が委員会対応に縛り付けられることは国民全体の利益にはなりません。その裏で、役人たちが高笑いをしているのです」

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テーマ : 議会
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(135) パラダイス文書が示唆する『Facebook』とロシア資金の不自然な繋がり

『国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)』が入手・発表したタックスヘイブン関連の大量の内部資料『パラダイス文書』。欧米で特に注目されているのは、ロシア政府系の巨額資金が、ロシア人大物投資家が創設したファンドを通して『Facebook』や『ツイッター』等アメリカのSNS企業に流れていたことです。昨年のアメリカ大統領選では、SNS上にフェイクニュースやアメリカ社会の分断を煽るような投稿が溢れましたが、今回明らかになった“過去の資金提供”という事実は、これがロシアの“情報工作”であったとの疑念をより深めています。問題のファンドの創設者で、ウラジーミル・プーチン政権とも繋がりが強いと言われる世界的投資家のユーリ・ミルナー氏が、当時は未だシリコンバレーの新興企業だったFacebookに対して、約2億ドルの出資を決めたのは2009年5月。Facebook創設者のマーク・ザッカーバーグCEOとミルナー氏は公私共々仲が良いとされていますが、西側諸国の投資家が驚くような大胆な投資をしたミルナー氏に、ザッカーバーグCEOが信頼を置くようになったのは自然なことでしょう。

更に、このファンド経由でFacebookに出資したロシア政府系企業の中に、『ガスプロム』の名前があることも興味深い。半国営の同社は、世界最大の天然ガス企業で、その圧倒的な生産・供給量と資金力を背景に、内政ではプーチン政権の言論統制の手助けをし、外交ではロシアがプレッシャーをかけたい国家に対して、しばしばガスの値段を吊り上げる、併給を突然止める等のハラスメントを行い、“資源ナショナリズム”のパワーの源となってきました。例えば、バラク・オバマ政権時に決められたロシアへの国際的な経済制裁に対し、最後まで難色を示したのはドイツのアンゲラ・メルケル首相でした。ドイツは、2011年の『東京電力』福島第1原発事故の余波で“段階的な脱原発”を決め、ロシアのガス資源に対する依存度を高めていたのですが、このこととメルケル首相の態度が無関係だったとみるのはナイーブ過ぎるでしょう。ロシアのガスに依存するとは、つまりは“そういうこと”なのです。

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テーマ : 国際問題
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(126) 『さまぁ~ず』さんとの行き違い…生返事は怖いなと思いました

すっごくという訳ではなく、頭の片隅でぼや~っと気になっていたことがあったのですが…。3年ほど前に、とあるバラエティー番組で『さまぁ~ず』さんと共演した際、確か大竹君のほうからだったと思うのですが、「同級生だったんですね。全然知りませんでした」と声を掛けられた。あまりに突然だったので、「えっ、そうだったんですか」と何となく合わせる程度で済ませてしまったのだが…。先日、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)という番組にさまぁ~ずさんがゲストで来られ、冒頭で再びその話題になり、私も3年前に同級生であると刷り込まれていたので、「そうなんですよ~」と相槌を打っていたところ、大竹君が「でも、坂上さんは入学式で退学しちゃったから会えてはいないんですよ」と…。確かに、私は入学式当日、体育館で校長先生の挨拶を聴いている際、後ろに立っていた男子生徒から耳元でテレビに出ていることを冷やかされ、激高して取っ組み合いとなり、体育館から退場させられるハメに。

それでも気が治まらなかった私は学校を飛び出し、何故か飛行機に乗って長崎の友だちの家に遊びに行ってしまったのである。で、あれだけの騒ぎを起こしておいて今更学校に戻るのもバツが悪く、そのまま自主退学してしまったのだ。恐らく、大竹君は何かの番組でそのエピソードを見聞きしたのだと思われる。ただ、私が気になったのは、既に私は子供の頃から役者の仕事に就いており、高校に行ったところで出席日数を満たすことは困難と考え、泣く泣く通信制の高校を選んでいたのだ。「じゃあ、さまぁ~ずさんも通信制だったってこと?」ってなりますよね。疑問が湧いたら調べればいいんです。もやもやを抱えていたっていいことなんて何ひとつありませんから。はい、スタッフさんに速攻で調べてもらいました。結果、やはり同級生ではありませんでした。ただ、面白いことが判明しまして。さまぁ~ずさんが通っていた高校は、私が第一志望にしていた高校だったんです。何故かというと、当時可愛がって頂いていた先輩が在学しておりまして、テレビで顔がバレてしまっている身としては、顔見知りの方がいたほうが心強いですから。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(106) “日本の役割”とは他国への先制攻撃も可能にすることだ!

池田「今週は、日米首脳会談から見えてきた日本の行方について解説します。安倍首相は最近、『日本は日米同盟において、より一層大きな役割を果たす』と繰り返しています。この言葉は非常に重要なワードです。“日本の役割”とは何かについて触れる報道が見当たりませんが、その本質は衝撃的です。日本の役割とは、他国への“単独軍事行動”をも可能にするほど桁違いな軍事力を持つということです。アメリカ製の兵器や装備品の大量購入は報道でも取り上げられていますが、それは戦力を強化する“手段”であって“目的”ではありません」

――どういう意味!?
池田「若しアメリカが北朝鮮への武力行使を行う場合、アメリカ軍との共同作戦は勿論、日本単独でもミサイル発射施設等への先制攻撃で無力化することが可能なほどの強い抑止力を持つということです」

――ええっ!? マジで?
池田「マジです。これは、アメリカの立場から考えてみると理解し易い。アメリカは第2次世界大戦後から2000年代前半まで、憲法改正も含めた日本の軍事力強化に否定的でした。しかし、9.11同時多発テロ発生から現在まで続く“対テロ戦争”で大苦戦し、事情が変わった。アメリカ国内では『アメリカの国際的な影響力低下の原因は、ビル・クリントンやバラク・オバマ政権時代の弱腰外交で中東情勢が混乱したからだ』との見方が根強く、このマインドがドナルド・トランプ大統領を誕生させる要因となった。アメリカ人の多くは、『低下したアメリカの影響力を回復させたい』と思っています。だから、トランプ大統領は中東情勢を最優先で考えているのです」

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テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(125) 50代に突入し、最近、微妙に酒が入らないのである

最近、微妙に酒が入らないのである。毎晩晩酌はするのだが、ほろ酔いにも辿り着かない感じ。まぁ、50歳も過ぎれば酒量にも波が出てきて当然なのかもしれませんが、若干ショックといいますか…。だって、若い頃はヤバいぐらい飲んでいましたから。味なんかわかりません、旨いなんて思ったこともありません。ただ単に、“酒が強い=格好いい”と思い込んでいただけですから。度数も高ければ高いほどいい。バーボン、ウォッカ、テキーラと何でもござれ。兎に角、女の子に「お酒強いんですね」と言われたくてしょうがない。ですから、酔い潰れるなんて以ての外。意地でも平静を装って、ピッチを緩めず飲み続け、きちんと女の子を家まで送り届けて、漸く私が思い描く格好いい男の完成な訳です。おかげで、女の子とバイバイした後は脇目も振らず草むらに頭を突っ込み…えぇ。そのまま路上で寝てしまうこともしばしばでした。今思えば、モテる為に根性でお酒が強い振りをしていた20代だったように思います。

30代はというと、少々絡み酒が入っていたような気がする。30ともなると、後輩を連れて飲みに行く機会が増えますから、生意気そうな後輩を連れ出しては中途半端に説教を垂れていたような気がします。先輩に連れて行ってもらっても納得がいかないことがあると歯向かったりして、言い争うこともしばしば。で、早々に反省をして、無駄に朝まで飲むことを止め、徐々に家飲みを増やしていった感じ。若しかしたら、30代の前半が一番タチの悪い飲み方をしていたのかもしれません。自分の理想と現実とのギャップが埋められず、理める力も無く、でも経験値だけは上がっている為、頭でっかちになっていたんでしょうね。常に何かに苛立っていて、全然バランスが取れていませんでした。で、気が付けば40代。この頃には殆ど家飲みになってました。というか、外に出るのすら億劫で、急激に付き合いが悪くなっていった時期ですかね。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(105) 落選議員たちは次の選挙までどんな苦しい日々を送るのか?

池田「今週は、選挙に落選した人たちの“その後”の生活について解説したいと思います」

――それ、凄く気になる!
池田「落選議員の選択肢は、次の選挙に再挑戦するかしないかの2つ。政治家は落選すると“只の人以下”になるとよく言われます。医師や弁護士といった資格や家業があれば別ですが、再就職はかなり難しいのが現実です。特に大企業は、元国会議員という“社長にも匹敵する格”のキャリアを持つ人など雇いたがりません。私が知っている元議員たちも、政治経験を全く生かせないような仕事を、中小零細企業で普通の転職社員の待遇でやっているケースばかりですね」

――厳しいなぁ…。
池田「但し、同じ落選者でも、所属する政党や支持者、地元や中央の政治関係者等から『次は当選できそうだ』と思われれば、政治活動の継続が可能になります。つまり、選挙に再挑戦 きるか否かは、本人ではなく周囲の判断によるのです」

――落選中の活動経費ってどうなっているの?
池田「党から援助してもらうか、自分で稼ぐかです。例えば、旧民主党の全盛期には、公認内定者に月額70万円ほど支払われていました。一方の自民党は長らく、『政治活動の資金は自分で集めろ』という方針でした。政治資金集めは“後援会活動”と呼ばれ、政党支部が窓口となる企業・団体からの献金、政治団体への個人寄付、政治資金パーティーの3つが柱となります。企業や団体からの献金は月額1口1万円、個人献金は年額1口1万円、政治資金パーティーは1万~2万円の会費が相場ですね」

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テーマ : 衆議院解散・総選挙
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(133) “現状維持”の与党と“反安倍”だけの野党…この国にリアリズムはない?

前回のコラムの最後で、「自民党がこれまでやってきたこと、そして今回の衆院選で掲げた公約の多くは、日本の現状を打開する本質的な施策ではなく、“延命治療”に過ぎない」と述べました。その点について、もう少し掘り下げてみましょう。例えば、「消費増税分を子育て支援に回す」という話。勿論、やらないよりはやったほうがいいでしょう。ただ、実際には少子化問題の構造は相当複雑、且つ深刻です。敢えて厳しい言い方をしますが、皆さん、本当に“この程度のこと”で「子供を産み易くなる」「少子化は解決へ向かう」と思いますか? 或いは、“自衛隊を憲法9条に書き加えるだけ”の消極的な改憲案もそうです。自衛隊の存在を憲法で認めるかどうかという、外国から見れば全く訳がわからない議論に終止符を打つことには、1つの意味があるのかもしれませんが、それで何かが打開できる訳でもない。あくまでも「現状を追認しましょう」というだけの話に過ぎません。

つまり、自民党は“国難突破”と言いながらも、提示しているのは“現状維持案”なのです。「今日と同じ明日が永遠に続いてほしい」という切なる(※しかし現実的ではない)願いを抱く人々に向かって、「これだけは食べましょうね」と説得しながら、元の形がわからなくなるほど煮込み、栄養価も大半が失われた流動食を与えているようなものでしょう。では、それに対して野党は何を国民に提示したかといえば、残念ながら突き詰めれば“反安倍”という点で熱くなっていただけでした。例えば、日本を取り巻く経済的問題は、先ずグローバリズムによる世界的な格差の拡大があり、そこに少子化が加わって複雑化しているというのが基本線の筈です。これは、安倍政権がい良いとか悪いとかいう類いの問題ではない。また、憲法改正の議論にしても、その背景には北朝鮮問題や中国の軍拡という地政学的な変化があるのに、立憲民主党は「安倍政権には改憲させるな」という奇妙な論陣を張るばかりでした。安倍首相を嫌うのは構いませんが、「安倍政権のせいで日本社会が悪化している」と言うのは、率直に言えば『ドン・キホーテ』の風車に向かって突撃する主人公のようなものです。

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テーマ : 衆議院解散・総選挙
ジャンル : 政治・経済

【日日是薩婆訶】(25) 近々すべてがガラガラと音をたてて変わりそうなそんなお盆前

7月は奉仕作業で幕を開けた。我が町には桜川という一級河川と、その支流である八島川が流れているのだが、お寺の坂を下まで降りると桜川にぶつかる。改修工事が2年前に終了し、その後、川の中に草が相当伸びてきた為、7月2日に中町という地区総出で草刈りをしたのである。各々ガソリン式の草刈り機や鎌、その他必要と思える道具を持参し、朝6時に坂下の公民館前に集合した。「あぁ、この町にも若者がこんなにいたのか」という驚きと共に、高齢者の多さにも感じ入った。直ぐ近所の運送会社社長が町内会長として挨拶し、約1時間の予定で作業にかかった。マンパワーというのは実に凄い。これを若し業者に発注したら、相当の日数と費用がかかる筈だが、何となく自然に分担ができながら、作業はどんどん進んでいく。草を刈る人、運ぶ人、道に上げられた草をトラックに積み込む人…。トラックは建築業者がこれも奉仕で何台か出してくれた。「こういう地域力が残っている中で葬儀が簡略化されているのは如何にも寂しい」と、職業柄、そんなことまで思った次第だが、作業は予定をオーバーして午前7時半くらいに終わった。Nさんは草刈り機、私と女房は鎌を持って作業していたのだが、朝から汗びっしょりになり、気持ちよかった。作業をしていて思ったのは、最近多い全国の河川氾濫についてである。確かに、観測以来の降水量等の影響も無視することはできないが、それより何より無駄なU字溝の設置により、全ての水が川に集約されてしまうことが問題である。以前にも書いたが、うちのお寺の境内の堀やU字溝は最近、順番に底を壊している。下の土が腐り、桜の枝が出てきた話も書いたと思うが、やはり雨は降った場所に沁み込み、それがスムーズに浸透して乾き易いのが理想である。水分が充分に補充され、しかも水捌けの良い場所に最終的に場所を占めるのが杉苔なのだ。

お盆を前にして、最近、私は立て札を建てた。2本の立て札なのだが、1本には先ず「墓地に除草剤や塩は使わないでください」。これは以前から言っていることだが、未だ僅かに使用者がいる。確認の為である。また、同じ立て札にはもう1つ、以下のように書いた。「お墓に草が生えることは地面の通気通水のためにも望ましいことです(それが遮られると周辺の木が枯れます)。ある程度の高さで草を刈る高刈りを繰り返し、墓地を草原にしていただくのも素敵です。無理にとは申しませんが、一度ご検討ください」。また、もう1本の立て札には、少し大きめの字で次のように書いた。「境内の土を柔らかくするため草を生やしています。お見苦しいかもしれませんが、抜かないでくださいネ 山主敬白」。U字溝や堀の底を抜いただけで随分状況は変わりつつあるが、最近は境内や個別の墓地まで気になってきた。大雨が降ると、どうしても草の無い場所の土は流れ易いからである。しかし、これがそう簡単に叶うことではないことも、承知はしている。“高刈り”を繰り返し、と私は書いたが、先日墓地で会った檀家さんに説明すると、柔らかい反論を受けた。「だって和尚さん、境内は毎日、和尚さんたちが見ているからいいですけど、私らは精々1年に10回も来ないですよ。それで高刈りを繰り返すっていうのは無理ですよ」。尤もだと思う。その方は未だお墓帰除に熱心なほうだが、遠くに住む方は春秋のお彼岸とお盆、其々の直前に一度ずつ来るとしても6回ほど。「いっそ草が生えないように…」と思ったり、草は全部引き抜きたくなるのも不思議ではない。まぁ、この問題は焦らず少しずつ進めていくしかないのだろう。6月に竹藪から移植した杉苔は、中々明けない梅雨のお陰で周囲に胞子を飛ばし、少しずつ広がりつつある。草地に苔が広がり、綺麗と感じて頂けるようになれば、檀家さんの考え方も少しずつ変わるかもしれない。扨て、今月はもう1つ、このお寺に纏わるトピックをご報告しておこう。確か5月中まで東京藝術大学の美術館で『雪村展』が行なわれていた。以前にも山下裕二氏等が監修し、雪村に関する面白い展覧会が続いたことがあったが、8月1日からは滋賀県の『MIHO MUSEUM』で夏期特別展『雪村 奇想の誕生』が開催される。実はこの雪村、福聚寺の第7世・鶴堂和尚の弟子なのである。得度名は“周継”で道号は“鶴船”、だから僧侶としての正式名は“鶴船周継”ということになるが、世間ではよく“雪村周継”と書かれることが多い。しかし、本人の署名でそう書かれたものは1つも存在しないことはご承知おき頂きたい。そんなことは兎も角、この雪村が晩年に暮らしたとされる雪村庵が、町外れの李田地区に残っており、「この建物を改修したい」という動きが『雪村庵保存会』を中心に起こっている。

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テーマ : 仏教の教えと世界観
ジャンル : 心と身体

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