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【異論のススメ】(35) いかに最期を迎えるか、自分なりの“死の哲学”は

去る1月21日の未明に評論家の西部邁さんが逝去され、本紙に私も追悼文を書かせていただいた。西部さんの最期は、ずっと考えてこられたあげくの自裁死である。彼をこの覚悟へと至らしめたものは、家族に介護上の面倒をかけたくない、という一点が決定的に大きい。西部さんは、常々、自身が病院で不本意な延命治療や施設で介護など受けたくない、といっておられた。もしそれを避けるなら自宅で家族の介護に頼るほかない。だがそれも避けたいとなれば、自死しかないという判断であったであろう。このような覚悟をもった死は余人にはできるものではないし、私は自死をすすめているわけではないが、西部さんのこの言い分は私にはよくわかる。いや、彼は、われわれに対してひとつの大きな問いかけを発したのだと思う。それは、高度の医療技術や延命治療が発達したこの社会で、人はいかに死ねばよいのか、という問題である。死という自分の人生を締めくくる最大の課題に対してどのような答えを出せばよいのか、という問題なのである。今日、われわれは実に深刻な形でこの問いの前に放り出されている。

簡単な事実をいえば、日本は超高齢社会にはいってしまっている。2025年には65歳以上の割合は人口の30%に達するとされる。介護施設の収容能力をはるかに超えた老人が出現する。また、現在、50歳で独身という生涯未婚率は、男で23%、女で14%となっている。少子化の現状を考慮すれば、1人で死なねばならない老人の割合は今後も増加することになろう。おまけに医療技術や新たな医薬品の開発によって寿命はますます延びる。政府は人生100歳社会の到来を唱え、医療の進歩と寿命の延長は、無条件で歓迎すべきこととされる。しかしそうだろうか。それはまた別の面からいえば、年老いて体は弱っても容易には死ねない社会の到来でもあるだろう。ということは、長寿社会とは、家族の負担も含めて長い老齢期をどうすごすか、という問題であり、その極限に、家族もなく看取るものもない孤独死、独居死という事実が待ち構えている、ということでもあろう。とはいえ、統計的なことをここで述べたいわけではない。超高齢社会とは、人の死に方という普遍的なテーマの方に、われわれの関心を改めて振り向ける社会なのである。近代社会は、生命尊重、自由の権利、個人の幸福追求を基本的な価値としてきた。それを実現するものは経済成長、人権保障、技術革新だとされてきた。しかし、今日、われわれは、もはやこれらが何らの解決ももたらさない時代へと向かっている。近代社会が排除し、見ないことにしてきた「死」というテーマにわれわれは向きあわざるを得なくなっている。いくら思考から排除しようとしても、また、いくら美化しようとしても、老・病・死という現実は、とてもきれいごとで片付くものではない。仏教の創始者にとって人間の最大の苦とされた老・病・死の問題は、それが、決して他人には代替不能な個人的な事態であるにもかかわらず、それを自力ではいかんともしがたい、という点にある。徹底して個人の問題であるにもかかわらず、個人ではどうにもならないのだ。自宅にいて家族に看取ってもらうのが一番などといって、政府もこの方向を模索しているが、じっさいにはそれは容易なことではない。また、家族にも事情があり、その家族もいない者はどうすればよいのか、ということにもなる。やむをえず入院すると、そこでは延命治療が施される。私は、自分の意思で治療をやめる尊厳死(この言葉には少し抵抗を覚えるが)はもちろん、一定の条件下で積極的に死を与える安楽死も認めるべきだと思う。だが、その種の議論さえ、まだタブー視されるのである。

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テーマ : 生き方
ジャンル : ライフ

【タブー全開!政界斬鉄剣】(118) 北朝鮮危機をダシに使って巨大利権を狙う外務省の悪巧み

池田「河野太郎外務大臣は2月13日の記者会見で、4月にも外務省内に“国連制裁室”(※仮称)を発足させると表明しました。北朝鮮等の国際情勢や日本の周辺環境の変化を考えると、『国連安全保障理事会(安保理)による制裁決議の履行を徹底させよう』というのは納得し易い動きに感じられます。しかし、騙されてはいけません。これは国会や首相官邸から出た政策ではなく、外務省が自らの利益のみを追求する為に考えられた巧妙な仕掛けなのです」

――どういうこと!?
池田「注目すべきは“解釈”というキーワードです。外務省が新組織を発足させる目的は、報道によると以下の通り。①国連制裁決議内容の解釈が国によってバラつく問題を解消する②過去に採択された制裁決議内容の“解釈”を含めた調査・研究を一元的に行なうことで、制裁決議の対象国によって異なる外務省担当課の“解釈”のばらつきを防ぎ、北朝鮮等に対する制裁の実効性を高める」

――このわかり難い文章が示す外務省の真意とは?
池田「外務省が言いたいのは、『国連の制裁決議の内容が、どこまでの範囲で、どれくらいの厳しさで実行するかの解釈を、外交のプロである自分たちに全て決めさせろ!』ってことです。だから、日本政府も他の省庁も、制裁対象国で活動する企業や団体も、全員従わせる仕組みを作りたい訳です」

――解釈を決める権限を握ることが権力に直結するのか!
池田「その通りです。外務省の役人たちは、『国連制裁決議の解釈を上手く利用すれば、自分たちの新たな利権を獲得できる』と思いついたのです。国際政治の世界でもスポーツの世界でも、ルールを作る側は絶対権力者です。国連なら安保理、今行なわれているオリンピックではIOCがそれにあたる。そして、それに続いて権力を握るのが、ルールを解釈する権限を持った人や組織なのです。国連なら常任理事国ですし、オリンピックなら判定や採点の基準準を好きなように変更できる各競技の国際連盟等が権力者な訳です」

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テーマ : 北朝鮮問題
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(146) 反EU、移民排斥、そして言論統制まで! 欧州“極右旋風”の現実

2月6日、ポーランドで驚くべき法律が成立しました。嘗てナチスドイツが犯したホロコースト(※ユダヤ人大虐殺)等の罪に関し、「ポーランドが“責任”を負っている」と主張した者は罰金刑、又は禁錮刑に処される――というものです。この通称“ホロコースト法”は、2015年に政権を奪取した右派政党『法と正義』が進めてきたもので、表向きの理由は、ナチスがポーランド国内に建設したアウシュビッツ強制収容所が“ポーランドの収容所”等と呼ばれることを防ぐ為とされています(※当然、イスラエル等は「歴史改竄だ」と猛反発していますが)。ただ、ポーランドの同政権がこれまでもメディアや司法への統制を強化してきたことを考えれば、ホロコースト法もそうした強権的な流れの中にあると見るべきでしょう。昨今は中欧や東欧の多くの国で民族主義的な右派思想が広がり、反EUの感情も高まりを見せています。例えば、ポーランドも参加する『ヴィシェグラード(V4)』という4ヵ国のグループ(※他にハンガリー、チェコ、スロバキア)は反EUで団結し、EU域内の難民受け入れ分担を提案したドイツに猛反発。

中でも過激なハンガリーに至っては、「移民流入の背後で、自国出身のユダヤ人投資家、ジョージ・ソロス氏が暗躍している」との陰謀論紛いの言説を、オルバーン・ヴィクトル首相本人が声高に主張する等、国を挙げてキャンペーンを展開しています。今年はハプスブルク帝国が崩壊してから100年の節目。約700年続いた帝国の後、ばらばらになった各地域の人々は100年もの間、不安定な社会での生活を余儀なくされてきました。そう考えると、中・東欧の近年の“右旋回”は、共通の被害者意識を持つ者同士が“100年の憤懣”を爆発させているということかもしれませんが、それを見逃さないのがロシアや中国。ロシアは右派政党への支援、中国は露骨な経済援助等の形で介入し、EU全体に揺さぶりをかけています。但し、反EUという面では結束する中・東欧諸国ですが、その内実はポピュリストたちが自国の事情を利用して世論を煽っているだけ。その根底にナチズムやコミュニズムのような“大きな世界観”は無く、個別の分野に目を移せば、互いに相容れない部分が目立ちます。

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テーマ : 国際政治
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(138) 早い時間に仕事が終わったので某競艇場へ行ったのである

珍しく、早い時間に仕事が終わったので、某競艇場へ行ったのである。で、これまた珍しいことに、当社の車で向かったのだが、某競艇場で降ろしてもらうと、車を帰したのだ。偶に早く仕事が終わった訳で、「だったらドライバー君も早めに解放されたいだろう」と思い、「タクシーで帰るからいいよ」と。で、4レースほど勝負し、案の定、4レース共勝負に敗れ、タクシーを拾おうと乗り場へ向かったのだが、これが結構混んでおりまして。でも大丈夫。そんな時は徒歩5分ほどの秘密の場所へ向かえば、余裕でタクシーは拾えるのです。あっ、勿論“白タク”とかじゃありませんよ。言うならば、競艇大好き運転手さんが仕事を放ったらかしにして競艇やっちゃっているよっていうポイント、“タクシー屯場所”ってのがあるんです。で、行ってみると3台ほどのタクシーが、まるで示し合わせたかのように停車しておりまして、ええ。

ただ、非常に便利なんですが、非常に厄介な面もありましてですね。兎に角、お喋りさんなんですよ。当然、競艇の話です。だって、仕事サボって舟券買っちゃっている運転手さんたちなんですから。殆どの運転手さんはスッています。そりゃそうでしょ、ギャンブルって大概スルもんなんですから。スッた運転手さんのタクシーにおけらの客が乗れば、反省会しかありません。「インから買えば捲りが決まり、捲る選手から買えばインが決まる。一体、どっから買えばいいんですかね?」って訊かれても、こっちが訊きたいぐらいでありまして。「コース取りが激しかった頃は、たとえハズレても楽しかったもんですよ。でも、今みたいに枠なりばっかりじゃ買う気にもなりゃしません」って、だったら真面目に働きましょうよって話でしょ。ハズレた者同士の会話が弾む訳もなく…。ただ、偶さか勝った運転手さんに当たった時は、厄介度が更に増してしまいます。「10レースは何が来たんですかね?」と訊かれたので、「364で万券でしたよ」と教えてあげると、「マジですか? いや~取っちゃいましたよ!」と始まる訳です。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(117) お線香くらいいいじゃないか! 義理人情まで法が規制するな!

池田「今週は、茂木敏充経済再生担当大臣の線香配布問題について解説します。茂木大臣の秘書が選挙区の有権者に線香と手帳を配布していたことが、公職選挙法が禁じる買収行為にあたると問題になっている。確かに、数年前にも松島みどり元法務大臣が自分の名前入りの団扇を配布して大臣を辞任したり、小野寺五典防衛大臣が1年生議員だった時に名前入りの線香を配布して議員辞職した例がある。しかし、追及する側の野党にも、立憲民主党の近藤昭一副代表や希望の党の玉木雄一郎代表等に同様の行為が続々と発覚。自分たちにブーメランとなって返ってきています」

――皆やってんだなぁ。
池田「皆やっているということは、日常の政治活動に不可欠な行為までも公選法が禁じているということなんです。私の実体験を基に説明します。元々公選法とは、票をカネで買う行為を無くす目的で、選挙期間中に有権者へ金品を配布して投票依頼すること等を禁じたものでした。ところが、リクルート事件や東京佐川急便事件等、政治とカネの大問題が続いた時代に状況が変わった。政治家が政治資金を集める理由は、有権者の買収ではなく、日常の“地元対策”です。そこに多額のカネがかかることが世間に知られるようになったのです」

――具体的な使い道は?
池田「1994年に公選法が改正される前のエグい実態から明かしましょう。先ず、地元の冠婚葬祭には片っ端から電報とお花を贈り、本人や秘書が手分けしてお祝いや香典を持参します。更に、新聞の死亡広告を見て、1通1000円ほどの電報を毎日10件以上は打ちます。亡くなった人が知人なら5000~2万円ほどのお花も贈り、支援者の場合には5000~1万円くらいの香典も持参。支持者関係の結婚式では5万~10万円は包んでいました。支援者の忘年会や慰安旅行があれば、ビール等の酒を何ケースか差し入れる。或いはその代わりに、“お樽代”という名目で1万~2万円ほどのカンパをします」

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テーマ : 政治家
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(145) 嘘はダメ、ゼッタイ! クラブ規制問題には“正攻法”で立ち向かえ!

音楽業界やクラブ好きの間ではよく知られていた東京都渋谷区の老舗クラブが先日、風俗営業法違反容疑(※無許可営業)で摘発されてしまいました。クラブ界隈では、同店は“健全に音楽を楽しむ箱”と見る人が多く、SNS等では逮捕された店主の人柄や店の素晴らしさを訴え、取り締まりの不条理さを嘆く声が多々見られます。僕もクラブでパフォーマンスをする人間の1人として、現状の“歪んだ法律”はおかしいと思っています(※尤も、警察は全ての無許可営業を取り締まっている訳ではなく、近隣からの苦情も含め、色々理由はあるようですが)。一方、その少し前には、日本のヒップホップシーンの黎明期から活躍する有名ラッパーが大麻所持で逮捕され、この時は仲間内からも「ヒップホップが市民権を得ようとしていた時に…」「皆で襟を正そうとしている時に何をやってくれたんだ」等と非難の声が上がりました。ただ個人的には、「ラッパーが大麻をやっていたことはそんなに騒ぐことか?」とも思います。

勿論、現在の日本では大麻は違法ですし、只でさえ世間から悪いイメージを持たれがちな業界ですから、彼らがそういうリアクションをするのもわかりますが、あんなに袋叩きにする必要があるのか、と。何故、2つの事件を敢えて並べたのか? 僕はどちらの議論も、あまりにも“健全さ”を前提とし過ぎていると思ってしまうからです。風営法の改正運動を契機に組織されたロビー団体は近年、クラブの健全性をひたすらアピールしています。「嘗てのクラブは確かにドラッグが蔓延していたが、今のクラブにはドラッグなど一切無い。僕らは音楽が好きで踊っているだけ。だから活動や営業を認めてくれ」。彼らはそう言う。しかし、本当にそんなことを約束できるのでしょうか? 結局、これは原発の安全神話と同じだと思います。市民権を得る為に“リスクゼロ”を世間に約束をすることの危うさ。「原発は安全です。事故なんて起きません。だから安心して下さい」。それと同じで、「クラブは健全です。ドラッグなんて誰もやっていないし、ヒップホップカルチャーとドラッグカルチャーは別物です。そんなヤツらは俺らが許しませんから、安心して下さい」――。

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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(137) 弱い者が好きなのである、形勢不利な側を応援したくなる癖が…

弱い者が好きなのである。もっと詳しく説明するならば、「形勢不利な側を応援したくなる癖がある」と言っていい。私の親父は巨人贔屓であった。チャンネル権は親父が独占していたので、自然と野球を観るようになった小学生の私。しかし、観れば観るほど疑問は募る。「強くて当たり前じゃん。あれだけ一流選手を揃えていて弱かったらおかしいでしょ?」。そんな強くて当たり前のチームを熱狂的に応援し、巨人が勝利すると満足そうに日本酒を呷る親父。その時、その刹那、私は「みっともない」と思ってしまったのである。若しかしたら、その瞬間の無意識下の感情が、今の私を作り上げたと言っても過言ではないのかもしれない。以来、小学校でも中学校でも大きな派閥に属することはなかった。何故ならば、あの時と同じ疑問を感じてしまうからだ。「本当に皆、ここにいて楽しいのかな?」「自分の感情を押し殺しているんじゃないの?」。

結果、人知れず集団からフェードアウトして行く私。そして、似たような感情を抱いた少数のクラスメイトと、徒党を組むでもなくひっそりと付き合っていた。それは成人してからも変わらずで、「今年はコレが流行り!」と聞いただけで、その手の服装には意地でも袖を通すことはなく、行列ができる食事処も「並んでまで食べたい物なんてこの世に無い」と言い切っていました。実際は、「少しぐらいなら並んででも食べてみたいな~」と思っていたんですけどね。とはいえ、ある意味、私の多数派嫌い?意固地さ加減?は筋金入りとも言える訳で、そんな性分故、『バイキング』(フジテレビ系)のお話を頂いた際も、「えっ、司会ですか!」の驚きはあったものの、『笑っていいとも!』(同)というテレビ史に残るお化け番組の後番組というプレッシャーは微塵も無かったのです。ただひとつ、いいともは多くの国民から受け入れられた長寿番組であり、ということはそれこそ多数派な訳で、その部分に関してだけは、「そこを引き継ぐのは無理っす」と心の中で密かに思っていたのです。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(116) 国税庁・佐川宣寿長官問題から見える新聞社と役所のズブズブな癒着関係

池田「今週は、野党とマスコミから集中砲火を浴びている国税庁・佐川宣寿長官の問題について解説します。森友学園に対して不自然な価格で国有地が払い下げられた問題が起きた時、彼は国有地売買の責任者である財務省理財局長だった。佐川氏は当時、誰も納得できないような答弁を繰り返しました。そして、7月に国税庁長官へと異動となってから記者会見を開かなかった為、『やっぱり隠し事があるんじゃないか?』と叩かれている。しかし、このバッシングは的外れだと私は思っています」

――どうして?
池田「確かに、佐川氏は何か重大なことを隠していそうで、納得し難い状況です。しかし、私が皆さんに問いかけたいのは、森友学園問題の本質です。それは、国有地等国民の財産の使い道が国民の為になるかどうかを、“誰が”判断しているのかという重大な問題です」

――どういう意味?
池田「仮に安倍首相や麻生財務大臣が財務省に指示をしたり、圧力をかけたとして、それを財務省が聞き入れるかどうか、若しくは政治家の意向を“忖度する”かどうかが、全て財務省の官僚側の意思にかかっているという現状を知ってほしいのです。選挙で選ばれた国民の代表の指示は“圧力だから”ダメで、国民に選ばれてもいない役人が好き勝手やるのは“お咎め無し”というのが日本の現実です」

――確かに…。
池田「しかも、若し佐川氏が虚偽の国会答弁をしていたことが証明されても、法律的に彼を懲戒免職処分にはできない。だから、精々が更迭、つまり出世コースから外されるってだけなのです。国民の財産や生命に関わる重要な決定を好き放題にやっている役人たちを、どれだけ不正行為があったとしても決してクビにできないのです。これが真面な民主主義のシステムと言えるでしょうか?」

――選挙で選ばれた政治家が役人に命令して行政を動かすほうが、確かに民主的だよな。
池田「その通り。私は、野党等ではなく、国民の過半数の支持を得た安倍首相と与党側こそが、財務省等の役所が好き勝手に国民の権利を侵害している現状を徹底的に正すべきだと思っています。その為には、佐川氏という1人の役人の首一つで重大な問題の本質を有耶無耶にするべきではないと思うのです」

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テーマ : 報道・マスコミ
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(144) 独裁中国、世界制覇の野望にスイッチが入った!

中国政府がヒップホップアーティストのテレビ出演の全面禁止を通達――。先月下旬、こんなニュースが話題となりました。報道によれば、中国当局は「入れ墨のある芸能人、ヒップホップ文化、不健全な文化は番組で扱わない」ことを求め、国営メディアも“ヒップホップ叩き”を強化。ある大物ラッパーは、「リリックが低俗だった」と公開懺悔を強いられました。中国では昨年6月からラップバトル番組『The Rap of China』がオンライン上でスタートし、最初のシーズンで視聴者数のべ30億人を記録。今、最も勢いのある大衆娯楽が突然、お上によって抹消された訳です。言うまでもなく、これは習近平政権による一種の言論統制の強化です。中国ではAIによる人民監視も相当進んでいますから、今後はヒップホップに限らず、少しでも「反体制を匂わせる」「社会風紀を乱す」と判断され得る文化は逐一チェックされるでしょう。まるで、昭和日本の風紀係の先生が女子生徒のスカートの丈を測って回るような異様な“管理”を、最新技術を駆使し、13億人超に対してやろうとしている訳です。尤も、中国共産党政権は締めつけを強化するのみならず、巧みに人民の心を掌握しています。その象徴が昨年公開され、中国の興行収入記録を更新したアクション映画『戦狼2』。内戦下にあるアフリカの架空の国を舞台に、人民解放軍の元特殊部隊員である主人公が、現地に取り残された同胞を救う物語です。映画の最後には中国のパスポートが大写しになり、「海外で危険に遭っても必ず助けてくれるから希望を捨てないで」とメッセージが流れる露骨なプロパガンダです。

但し、見逃せないのは従来のプロパガンダとの方向性の違いです。嘗ての中国のプロパガンダ映画は、どこかに被害者としての視点が落とし込まれていた。加害者は時に欧米であり、時に日本であり…と様々ですが、「ヤツらのせいで我々はここまで落とされた」「もっと自信を取り戻そう」という文脈があった訳です。ところが、今や経済的にも地政学的にも大きな影響力を持つ正真正銘の大国となった中国は最早、被害者視点を持つ必要が無くなりました。日本なんて目ではない。アメリカでさえ急激に弱体化している。世界の中心は中国になっていくのだ――と。『戦狼2』の根底にあるのは、一帯一路構想の延長にある中国的帝国主義のナショナリズム。そして勿論、中国のそうした野望は海外にも着実に広がっています。「ドナルド・トランプ大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー大統領上級顧問が、中国の手に絡め取られている」――。先月21日、アメリカの老舗メディア『New Yoker』に、そんな内容の長文記事が掲載されました。こうした指摘は以前からありましたが、より具体的な証拠が多数提示されており、注目に値する内容となっています。一例を挙げれば、2016年1月の大統領選挙の直後から、中国の大手保険グループがクシュナー氏の経営する不動産会社が保有していたマンハッタンのオフィスビルを再開発する話を進めていたといいます(※この話は結局、利益相反との批判が高まり、頓挫しましたが)。こうした例は他にも枚挙に暇が無く、アメリカの公安当局は昨年初頭時点でクシュナー氏に警告を与えたようですが、以後も類似案件が頻発。クシュナー&イヴァンカ夫妻は、ホワイトハウスの主要メンバーでありながら、現在も国家機密へのアクセス権を制限されているといいます。

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テーマ : 中国問題
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(136) 50歳にもなって知らないことが多過ぎる…

情けない話なのだが、50歳にもなって知らないことが多過ぎると、改めて思い知らされたのである。では、何を知らなかったかというと、カツオ君がサザエさんの弟って知っていました? だって、サザエさんとあんなに背丈が違うんですよ。しかも、サザエさんはあんな古臭い髪型をしているんですよ。どう見たってカツオのお母さんって思うじゃないですか。カツオ君、ワカメちゃん、タラちゃんの三兄弟って疑う余地もなく信じていたんですが、どうやらサザエさんのお子さんはタラちゃんだけのようで…。まぁ、『サザエさん』(フジテレビ系)を真面に観たことがなかったが故の失礼なんですが、とはいえ、そこまで真剣に観る番組でもないですしね。あっ、こんなこと書いたら怒られちゃうかな? で、アニメ繋がりでいうと、ドラえもんって元々は黄色だったんですって? ネズミに噛まれて青褪めて青色になったとか。ってことは、ずっと青褪めたまんまってことなんですかね。

そりゃあちょっとしんどいっていうか、ドラえもんに同情しちゃいますけどね。まぁ、こちらも真面に観たことがないからなんです。抑々、私自身が家族団欒で観られるアニメに興味がないってことなんだと思います。いい歳こいて知らないこと、まだまだあります。先ず、税金に関しては永遠に理解することは不可能だろうなと、半ば諦めております。誤解を避けるならば、100%理解することは不可能と思える…に訂正しておきましょうか。勿論、勉強していない訳ではないんです。こういったご時世ですから、昔のように「役者が金勘定なんかするもんじゃない」は、精神論としては頷けるものの、何かがあった時に任せっきりでは言い訳が利きませんから、ある程度の知識は必要なのかなと。しかも、バラエティー番組を主戦場としている今、税金問題を扱う機会もある訳で、「知らない」では仕事になりませんしね。ただ、ただなんですよ。どうにもこうにもややこしい。且つ、頻繁にルールが変わるときたもんだ。

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テーマ : 俳優・男優
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