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【私のルールブック】(181) 酔いが回ってしまう前に2018年の“ごめんなさい”話をしよう

今号が2018年最後の原稿となるようです。で、1年の〆ですから、どんなことを書き連ねようかと考えたのですが、昨年同様で行こうと即決しました。どこよりも校閲の厳しい新潮社さんに喧嘩を売るべく、内容も決めずに酔っ払った状態で殴り書きし、誤字脱字チェックもすっ飛ばし、且つ新潮社さんの校閲も不可として、そのまま印刷に載せて頂くというシステム。なので、まずは酔わなくてはいけませんから、少々お時間を頂戴します。ぐびぐび、グビグビ、ごくごく、ゴクゴク…ごっくん。いや~、やっぱり焼酎はロックに限りますね。私は氷をパンパンに入れてキンキンに冷えたロックが好きなので。これだったら気合いを入れればいくらでもイケるのです。まぁ、気合いを入れて酒を飲む必要なんてどこにもないのですが、駆けつけ3杯頂きましたから、そろそろ行きますか。まずは酔っ払ってしまう前に、“ごめんなさい”話を済ませておきましょう。

これは完全に私事なんですが、今年の夏前に我家の二男坊が脱走してしまいまして。あっ、ワンちゃんのことです。保護センターから引き取らせて頂いた子でして、サンタというのですが、もともと野犬に近い生活を送っていた子だった為、これがなかなか捕まらなかったんです。数m先に見えているにもかかわらず逃げちゃうんですよね。しかも前の片足がない子なんですが、早いのなんの。で、その子はとある番組で知り合った子だった為、けっこうな有名犬だった故、近所でも脱走したことが評判になってしまいまして。おかげで様々な方が捕獲作業を手伝ってくださったのですが、その噂が雑誌社の耳にも届いたのか、家に記者さんが来ちゃいましてね。朝も早よから待ち伏せされて、いろいろ訊かれました。ただ、脱走してしまったことは事実であり、ご迷惑をかけたことも間違いがないので全て正直に答えさせて頂いたのですが、どうやらご近所さんにも取材をしたらしく、鎌をかけてきたと言うのです。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【私のルールブック】(180) 相手をして下さる方がいる限り、私は話し続けます!

私の肩書きは、今でも俳優となっているらしい。ただ、皆さんもご存知の通り、恥ずかしながら俳優の仕事は一切していないのが現実でございます。良くも悪くも、今の私に俳優の仕事を入れる隙間はなく、だったら肩書きも変えろよって話なんですが、業界的には俳優さんとしてのイメージが未だに強いようで、素直に従っている次第。まぁ、全部ひっくるめてタレントでいいと思うんです。抑々、肩書きなんて誰が気にするんだって話ですから。ただ、ふと思うのは、気がつけば台詞ではなく、自分の言葉が商売道具になっていたんだな~と。これは予想だにしない展開でしたから。だって、3歳の頃から与えられた台詞を、監督に指示された感情と間合いで吐き出すことが使命となっていたわけで、大人になってから漸く、指示されるだけでなく自分で考えることを覚え、役を作り上げる喜びと責任を知った身ですからね。

そんな私が、まさか台詞を即興で自分で考え、しかも人前で発するなんて思いもしなかったことですし、「そんなんでお金貰っていいの?」と、未だにどこかで罪悪感を覚えるわけです。おかげで、この何年間かというもの、必要以上に色々な方々とお話をさせて頂いています。生放送や収録時のキャストさんとのやり取りは勿論、スタッフさんとも打ち合わせだなんだと、仕事場でも飲みの席でも…。それこそ、この6~7年の間に、それまでの四十数年分に匹敵するぐらいの言葉を、様々な方と交わした気がするのです。「俺って、こんなに人と話せたんだ」ってぐらい。当然、突っ込んだ話になることもありますから、摩擦も生じます。言い合いや罵り合いは当たり前。喧嘩別れもしばしば。そりゃあね、言葉を交わすということは、お互いの言葉と言葉が時にぶつかるということであり、ぶつかれば摩擦が生じることもありますから。火花が散ったことによって、より理解を生み、関係性が深くなる時もあれば、いくらぶつかり合っても相容れないことがわかってしまう場合もあったりして。まさに両刃の剣といいますか、改めて言葉の怖さを思い知らされるわけです。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(158) どんなに不祥事が起きても安倍政権が吹っ飛ばない理由

池田「今月10日に臨時国会が閉会しました。今年を振り返って私が強く感じたことは、安倍首相の政権運営が盤石の安定感だなということです。今回の臨時国会の進め方も、通常とは違っていました。本来、臨時国会では景気対策等を目的とした補正予算を編成し、緊急性の高い重要案件が生じた場合には集中審議を行ないます。例えば近年では、東日本大震災対策の法律、特定秘密保護法、テロ資金提供処罰法、サイバーセキュリティ基本法等です」

――今年は出入国管理法と水道法の改正だったよね。
池田「そうです。両方とも国の行く末と国民生活に大きく影響する重大な法改正なので、本来は来年の通常国会でじっくりと議論するべき案件です。つまり、臨時国会で扱うような緊急性はなかったのに、さっさと可決・成立させてしまった。しかも安倍首相は、大型の補正予算編成は来年の通常国会に先送りすると、会期末ぎりぎりになって発表したのです。これは異例のスケジュールです」

――嫌な感じだよなぁ。
池田「まったくです。特に、事実上の移民開放に繋がる入管法等は、集団的自衛権の行使を可能にする法改正の時のような大騒ぎになってもおかしくない内容です。しかも、“敵を欺くには先ず味方から”とでも言わんばかりに、不意打ちのような手法で審議入りした為、与党内からも疑問や不安の声が多く上がっていた。しかし、彼らが反抗的な行動に出ることはありませんでした。安倍政権は完璧に国会と党内をコントロールできています。若し、法案の審議を来年の通常国会に回していれば、批判続出でずるずると長引き、強行採決をすれば支持率が低下する危険性もあった。やっていることの善し悪しは別にすれば、状況判断も含めて見事だったとしか言いようがありません」

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テーマ : 安倍政権
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(186) 遂にイタリアも陥落!? 中国の一帯一路がヨーロッパを侵食する理由

ユーラシア大陸を横断し、東アフリカまで及ぶ経済圏構想『一帯一路』の名の下に、発展途上国への投資・インフラ整備を半ば強引に進める中国。先日、河野太郎外務大臣も言及したように、援助を受けていた国が債務不履行に陥り、完成したインフラごと中国が手中に収めるといったケースが続発しています。そんな中、今年6月に発足したイタリアのポピュリスト連立政権が、G7諸国として初めて一帯一路に参加する意思を固めつつあります。彼らが前政権の方針を覆して中国へ露骨に接近するのは、元々“反EU”で支持を拡大してきた勢力だから。EUの牙城を外から崩したい中国と、内側から崩したいイタリア現政権の思惑は、ある意味で合致しているわけです。経済的に苦しい国がチャイナマネーに接近するのは、イタリアに限ったことではなく、東欧の旧共産圏国は軒並み一帯一路を歓迎、ギリシャも国内最大の港を譲渡し、先日はポルトガルも陥落しました。

そしてイタリアでも、既に歴史ある皮革産業の町が丸ごと中国に呑み込まれる事態が発生し、現在はアジア―ヨーロッパ各国間の物流の要衝となるアドリア海に面したトリエステ港を明け渡すか否かに、注目が集まっています。EUは当然、「中国はヨーロッパの結束を弱めようとしている」と危機感を募らせていますが、逆にヨーロッパのあちこちの国で勢いを強めている反EU派ポピュリストにとっては、これは一挙両得のチャンスでもある。EUの移民・難民政策への反対を訴えるナショナリズムの高揚と、目の前のチャイナマネーという二兎を得られる(ように見える)わけですから。そして、言うまでもなく中国は、EUの結束を切り崩して、フリートレードというより、カネにものをいわせた“俺様トレード”をしたい。反EUを掲げるポピュリズム政党が台頭している現状は、又とないチャンスに見えているでしょう。但し、今は攻勢に出ている中国にも落とし穴はあります。ヨーロッパ各国で排外主義や極右が台頭しているのは、民主主義の“副作用”のようなもの。民主主義であり続けるが故に、中産階級の崩壊という現状に不満を持つ国民が、そういう方向に流れているわけです(※それは皮肉にも、嘗て先進国が製造業の生産拠点を中国等に移したことに端を発しているわけですが)。

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テーマ : 中国問題
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(179) 共演NG指定している役者さんに私が感謝するようになった理由

先日、帰宅してテレビを点けたら、とある役者さんが映った。私より目上の、ベテランの方である。素直に「凄いな~」と思った。長きに亘り同じ業界でトップの座を維持し続けることは、業種に関係なく大変な偉業である。“継続は力なり”とはよく言ったものだ。ただ、その役者さん。恐れながら私が共演NGに指定している数少ない方の一人なんですよね。ほんと、生意気ですみません。まぁ、色々あったんです。当然、許せない行為があったから、「二度と共演すまい」と決めたんです。相手は目上ですし、全てにおいて私よりも上回っている方ですから、NGと宣言した時点で私も相応のリスクを伴うことになります。「アイツは生意気にも共演者を選ぶヤツなんだ」ってね。悪い噂は本当に回りが早いですから。けど、共演NGと聴くとマイナスなイメージしか湧かないと思いますが、私はちょっと捉え方が違っていまして…。

確かに許せない行為はありました。ですが、それはあくまでも当時の私の尺度でのことです。振り返れば、私にも至らないところは多々あったと思えます。もれなくクソ生意気盛りでしたから。ということは、歳を重ねた今なら、折り合いをつけようと思えばいくらでもつけられる筈と、私はどこか感じているのです。「じゃあ、共演NGなんて解除すればいいじゃん」。尤もなご意見でございます。私もふとした時に、そう思ったりもしますから。でもね、ある意味、私はその人への反発心や分不相応な対抗心があったからこそ、これまでやってこられたような側面があるんです。「アイツにだけは…」「アイツよりは…」。先輩を心の中で“アイツ”呼ばわりすることで、「いつかは!」という執念を産み落とし、私自身がこの業界から逃げ出せない状況を無理矢理作っていたことは…正直、否めません。なので、申し訳ないのですが、今更なんですよね。今更変える気はないんです。ただ、ひとつだけ変わったことは、感謝するようになりました。「あの時にやる気にさせて下さってありがとうございました」ってね。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(157) カネにクリーンな小泉進次郎氏でさえ金銭スキャンダルが出そうな理由

池田「先月30日までに、国会議員の2017年の政治資金収支報告書が、全国の選挙管理委員会で公表されました。私が注目したいのは、“ポスト安倍”とみられている人たちの収入です。読売新聞によると、彼らの収入は、岸田文雄政調会長が1億7406万円、小泉進次郎氏が1億3358万円、加藤勝信総務会長が1億998万円、石破茂元幹事長が1億476万円、野田聖子前総務大臣が1億231万円、河野太郎外務大臣が9263万円でした。高額だと感じる人もいるでしょうが、彼らの共通点はカネにクリーンだとされていることです。だからこそ逆に、近未来に金銭スキャンダルが噴出する危険性も高いと私は見ています」

――ええっ!? どうして?
池田「例えば、小泉進次郎氏が集めた額は前年と比べて58%増と大幅にアップしています。これは明らかに総理・総裁を見据えて資金力をアップさせたのでしょう。私は秘書時代に、自民党屈指の集金力を誇る大物族議員の政治資金集めを20年近くもやっていました。だから、今の時代に1億円以上集めることが如何に難しいかがわかります。つまり、完全にクリーンな活動だけで集められる額ではないということです。だから、進次郎氏も他のポスト安倍の議員も、絶対にどこかで無理をしている筈です。しかし、彼らは昔から共通して利権っぽい陳情を全て断ってきた人たちです。そこが落とし穴なんです」

――クリーンだと危ないの?
池田「例えば、森友学園問題で話題になった籠池前理事長のような、如何にも怪しげな人物が直接訪ねてきて、欲塗れの陳情をされれば断るのも簡単です。しかし、親の代から長年、何の見返りも要求せず、裏も表もなく純粋に自分たちを応援し続けてくれた支持者がいるとします。こういう人たちは大体、ある地域や業界で有力な人物である場合が多いものです。当然、彼らは周囲から頼られる存在です。そんな有力支持者が、誰かを事務所に連れてきて、『取り敢えず話だけ聞いてやってくれ』と言われたらどうします?」

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テーマ : 政治家
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(185) 『ドルチェ&ガッバーナ』の大炎上事件で火を噴いた中国の“愛国ラップ”

イタリアの高級ブランド『ドルチェ&ガッバーナ(D&G)』がSNSに投稿したPR動画が、中国国内で「中国人に対する差別だ」と大炎上し、不買運動に発展しています。たった数本のショートムービーの為に、D&Gは全世界における売り上げの3~4割を占めるといわれる中国市場から見放されることになりそうです。抑々、同社の2人のデザイナー、ドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナは“炎上の常連”です。2015年にはあるインタビューで、(自分たちのような)同性愛者が子供を持つことや、体外受精について痛烈に批判。これを受け、男性パートナーとの間に2人の息子を持つ歌手のエルトン・ジョンや、同じく同性愛者で子を持つ歌手のリッキー・マーティンらが不買運動を呼びかけました。また、ファッション業界でも多様性が浸透し、体形や容貌に“寛容”になりつつある中、D&Gの2人は「ブスはブス」「デブはデブ」とはっきり言うスタンスを貫きます。こうしたエッジーな言動が、欧米のD&Gファンに“刺さっていた”のも事実です。

今回の動画で批判を浴びたのは、「アジア系の女性モデルが箸を使ってピザを食べようとするが、上手くいかない」といった箇所でした。いうなれば、ヨーロッパに古くからある東洋に対する偏見のテンプレートを“敢えておしゃれに使った”わけで、このセンスを理解できる人だけが買ってくれればいい、中国のD&Gファンにも通じる筈だ――。そんなつもりだったのでしょう。その結果、セレブから一般人に至るまで、中国のあらゆる層から石を投げつけられたことに関しては、中国市場を全く理解していなかったというしかありません。注目すべきは、D&Gバッシングが広がった圧倒的な速度です。D&Gの顧客である中国の新興富裕層は、Eコマースで口コミに敏感に反応して買い物をする。だからこそ近年、ハイブランドはお金を払ってでもインフルエンサーをランウェイの横に座らせ、売り上げを伸ばしてきたわけですが、今回はインフルエンサーたちもD&Gバッシングに回り、一気に波が広がったのです。想像するに、著名人にしろ、インフルエンサーにしろ、早くD&Gバッシングに参加しなければ寧ろ“裏切り者”扱いされかねない状態だったのでしょう。

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テーマ : 中国問題
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(178) “曖昧”は日本人独特の文化…それでも敢えて私は白黒つけたい!

私は良くも悪くも、白黒はっきりさせたい性分なのである。若かりし頃からギャンブルに興じ続けるのも、若しかしたら勝ち負けがはっきりつくからかもしれない。よって、曖昧な決着というものがどこか許せず、それが勝負事なら尚更。例えば野球である。今年のワールドシリーズと日本シリーズを比較すると、『ボストンレッドソックス』対『ロサンゼルスドジャース』の第3戦は、ワールドシリーズ最長の試合時間となる7時間20分で、ドジャースが劇的な勝利を収めた。試合終了は24時を回っていたのだ。片や日本シリーズはというと、初戦は拮抗した試合展開で延長戦に突入したものの、規定により12回で引き分けという結果に…。えっ、引き分けって何ですか? 勝負事ですよね? お客様が終電に間に合うようにと気を遣ってのことなんですか? 全く以て納得がいかないのである。

試合時間が長いという理由でオリンピック競技から除外されたとも言われておりますが、オリンピックが何なんですか? 日本の国技に等しい野球がそんなこと気にしてどうすんの。他所から口を挟まれてぶれているようじゃ困るんですよ。あれだけのアスリートが集まって1年を掛けて目指すのが日本シリーズであり、日本一の座なわけです。第7戦まであるとはいえ、引き分けってさ…。じゃあ、3勝3敗1引き分けで7戦を終えたらもう一試合やるってことですか? なんだかな~。ですから、微妙にサッカーにはストレスを感じるんです。ある意味、サッカーは引き分けが普通といいますか、アウェーでは引き分け狙いの戦術もあるぐらいですから。ただ、サッカーの場合は運動量が違いますからね。しかも、ホーム&アウェー方式なんてよくできたシステムだし、我慢できないこともないのですが…。でも、実際にスタジアムに試合を観に行くと、どうしても白黒はっきりつけてもらいたい気分になっちゃうんだよな~。因みに、白黒はっきりさせたいのは、なにもスポーツだけではないんです。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(156) “超おバカ大臣”桜田義孝は大物に化けるかもしれない!

池田「今週は、失言と迷言の連発で世界から失笑を買っている桜田義孝東京五輪・サイバーセキュリティー担当大臣についてです。私は、今回の騒動をきっかけにして、桜田さんが超大物の政治家に化けるかもしれないと感じています。確かに、桜田さんの発言内容は驚くほどお粗末です。東京五輪の予算を“1500円”と言い、蓮舫議員から質問を受ければ彼女の名前を“れんぽう”と呼び間違える。USBメモリーのこともわかっていなさそうだし、『自分でパソコンを打つことはありません』ときっぱり言い放つ始末。まさにおバカで無能な政治家の代名詞になってしまった感がありますが、角度を変えて見れば違った側面が見えてくるのです」

――どんな側面が?
池田「政治家としての“ディフェンス力”の高さです。これは決して、批判を受けないようにするという予防的な意味ではありません。批判や非難を受けた時に極力ダメージを少なくできる才能という意味合いです。政治家が批判を浴びる場合、たとえ疑惑の内容が事実ではなくても、いつまでも悪いイメージが残りがちです。だから、多くの政治家は批判を受けること自体を非常に嫌う。自分が渦中の人となればいらいらもするし、疲れも溜まり易くなる。自然と人に与える印象も悪くなってしまいがちです」

――そうだろうね。
池田「森友・加計学園問題では、安倍首相の表情や話し方がいらついていましたよね。最近では、片山さつき地方創世担当大臣が常に感じの悪い印象を与え続けています。ところが、桜田さんの場合は批判を浴びても表情が険しくなるどころか、逆に穏やかでにこやかになってきている。これは非常に稀なパターンです。本人が計算でやっているとは到底思えないので、これは桜田さんの天然気質なのでしょう」

――確かにそうかも!
池田「桜田さんの人柄を示すエピソードがあります。私が現役秘書だった頃、私が仕えていた松岡利勝元農水相大臣が主催する様々な勉強会や議員連盟に、若き日の桜田さんが矢鱈と参加してくれていました。松岡さんが主催する集まりはごりごりの農業関係が多いのですが、桜田さんの選挙区は千葉の住宅地エリアなので、あまり関係がない。更に派閥も違うのに、いつも機嫌良く参加していました。『えらく付き合いのいい人だな』という好印象を持ったものです」

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テーマ : 政治家
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(184) 排外主義に“感染”するその前に…日本人って抑々何だっけ?

「あれは国家による史上最大級の経済的自傷行為だ」――。EU首脳会議で正式に条件合意されたBREXITを、アメリカのヒラリー・クリントン元国務長官はそう評しました。「本当は経済の問題であるにも拘わらず、BREXIT推進派はそれを人種論に差し替え、より経済を悪化させる決断を国民に促した」と。論理よりも感情が優先され、国民投票でBREXITが可決された背景には、「イギリス人のアイデンティティーが失われる」という被害妄想がありました。「このまま移民が増え続ければ、仕事が奪われるばかりか、外国人(※特にムスリム)に国が乗っ取られ、イギリスはイギリスでなくなってしまう」――。多くの人々が極右ポピュリストに揺さぶられ、アイデンティティーの危機を感じたのです。似たようなことは近い将来、日本でも起きると思います。元々、排他性が強い国ではありますが、外国人労働者の受け入れ議論が進み、在日外国人が否応なく増え続ければ、その傾向は更に強まるでしょう。

もう少し言えば、日本の場合は“日本人とは何か”というアイデンティティー自体が非常に歪です。ほんの150年程前までの日本は、江戸幕府の下に藩が乱立し、言葉も標準化されておらず、鎖国状態で、“Nation State(国民国家)”の概念などありませんでした。そこへ黒船が現れ、明治政府は急場凌ぎで“日本”を統合して近代化を急ぎ、欧米の国民国家や人種という考え方を丸ごと輸入したわけです。欧米諸国とは前提条件が全く違うのだから、本当はこの問題をじっくり咀嚼する猶予期間が必要でした。しかし、状況がそれを許さず、日本人のアイデンティティーはきちんと定義されぬまま、日露戦争に勝ち、中国や朝鮮等アジアの国々を下に見ることで、欧米に対する劣等感を誤魔化してきたように思います。その曖昧さは軈て興奮状態の全体主義に呑み込まれ、後戻りできない戦争へと突き進んでいきました。敗戦後は“アメリカの軍事力に守られる”という矛盾に直面し、一部の反米右翼、親米保守、そして革命を叫ぶ共産主義者が、“日本”ではなく“アメリカ”を軸に答えの無い議論を続ける一方で、市民社会は謂わば拝金主義的に、自分たちの存在を経済復興に重ね合わせました。

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テーマ : 移民問題
ジャンル : 政治・経済

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