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【私のルールブック】(200) 連載200回目にして思う“私が物を書き続ける理由”

私は小欄を含め、何本か連載を抱えている。勿論、有難いことなのですが、正直、常に〆切に追われている感は否めません。地味~にプレッシャーが掛かるんですよね。四六時中とまでは言いませんが、異常なまでの“きっちり病”の私としては、〆切に間に合わないという事態だけは死んでも避けたいと思ってしまうので…。よって、パソコンを開いては書きかけの原稿と向き合い、煮詰まると意味もなくブログを更新し、「書き癖をつければ原稿のほうも筆が走るのではないか?」と、再び原稿と睨めっこをしてみるのですが、そんな簡単なものではありませんからね。結果、ブログばかりが無意味に更新され、原稿は一向に進まず…みたいな。活字に頼ることも多いです。新聞や雑誌は勿論、移動中であればラーメン屋の看板だったり標識だったり、兎に角、文字を追ってみる。脳味噌が活字モードに入れば筆が進むのではないかと。ですが、移動中の車内はそこそこ揺れる為、それこそブログ程度なら問題ないのですが、原稿を書く気にはならないんですよね。

あ~才能が欲しい! これ、嘘偽りのない本音でございます。だって、理想は物書きとして飯を食っていくことでしたから。新聞記者から物書きに転じた親父の影響も大きかったと思います。他所のお父さん方が満員電車に揺られる日々を送っている中、親父は朝から晩まで書斎に籠って、万年筆をシャカシャカさせる毎日。「親父は何をやっているんだろう?」「本当に仕事しているのかな?」「若しかしたら悪いことでもしているんじゃないのか?」。真剣に不安に襲われたこともしばしば。ですが一方で、逆にその謎めいた生活が妙に魅力的に映ったりもして…。私が物心ついた時には子役の仕事に就いていたことも影響しているでしょう。だって、気が付けば不特定多数の方々に顔バレしていたわけで、あっちに行ってもこっちに行っても顔を指され、有名であることを喜びに感じられる性格ならまだしも、私の場合は苦痛が勝ってしまっていましたから。そう考えると、物書きという顔の見えない職業に憧れたのは、若しかしたら自然の流れだったのかもしれません。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(177) 菅義偉官房長官の“異例の訪米”から透けて見えた外務省の狼狽ぶり

池田「菅義偉官房長官が連休明けに訪米し、マイク・ペンス副大統領やマイク・ポンペイオ国務長官らと会談しました。官房長官の訪米は異例なので、メディアが『ポスト安倍を視野に入れた行動か?』等と報じましたが、そうではありません。確かに、官房長官が国を離れることは稀ですが、菅さんは官房長官であると同時に拉致問題担当の大臣でもあり、拉致問題に関してアメリカの要人と会談する機会を以前から望んでいました。現に菅さんは、アメリカで開催された拉致問題に関するシンポジウムに出席している。実は、今回の訪米で本当に異例なことが別にありました。それは、外務省の異常なまでの力の入れようです」

――どういうこと!?
池田「菅さんに北米局長を同行させたのです。これこそが超異例なのです。例えば、外務省の重要な業務として、与党自民党の外交関係の会議で情勢を説明する役割がありますが、これは大抵、課長級が担っています。因みに、他の省庁は局長や官房長らが対応しています」

――外務省は、他の省庁よりも格下の人間に政治対応をさせているってことか。
池田「そうです。私は現役の秘書時代から、与党の政治家を露骨に見下す外務省の役人たちの尊大な態度に、いつも違和感を持っていました。それほど“お偉い局長様”の中でも、断然トップに位置するのが北米局長です。そんな人を菅さんひとりの為に同行させたのです。異例だったのはそれだけじゃない。閣僚クラスが海外訪問をする前に外務省が行なう様々なレクチャーは、通常は局長クラスが担当しています。ところが今回、菅さんへのレクチャーを、トップである事務次官が直々に行なったのです」

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テーマ : 北朝鮮問題
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(205) 『ゲームオブスローンズ』の世界観は人間社会そのものだ

現在、『スターチャンネル』や『Amazonプライム』等でシリーズ最終章が放映中のテレビドラマ『ゲームオブスローンズ』(HBO)をご存知でしょうか? 中世ヨーロッパ風の架空の世界を舞台に、7つの名家が血みどろの覇権争いを繰り広げるファンタジーで、2011年の第1シーズン(※日本では2013年放映開始)から最終章の第8シーズンまで、世界中のファンを魅了しています。この作品の凄いところは、ファンタジー設定の中に人間社会のあらゆる問題――権力の腐敗、裏切り、差別、そういったものが極めて露骨に出てくることです。男尊女卑も、低身長症のような人物に対する差別も遠慮なく描かれるし、それを撥ね返す人々のパワーも凄まじい。俳優たちも美男美女ばかりではなく、演技で見せるドラマなので、本当に没入してしまうんですよ。Nation State(※国民国家)という概念が生まれる前の本作の世界では、王国内で玉座争いをする名家の権力の源泉は忠誠心だけです。

これはまさにアメリカのドナルド・トランプ大統領やロシアのウラジーミル・プーチン大統領のような手法で、実際、海外のジャーナリストやメディアが現実の政治をゲームオブスローンズに例えるのは、最早定番化しています。しかし、その忠誠心は決して絶対的ではなく、裏切りや寝返りは日常茶飯事。正義など何の意味もなく、ただ人が殺し合う。そんな世界観を見続けるうちに、今の時代に多くの人が拠り所にしている忠誠心(※ナショナルアイデンティティー)というものが、相当に空虚であると実感させられます。これは、トランプ大統領やプーチン大統領に限った話ではありません。例えば、日本という国の歴史も、必然の連続で繋がったものではなく、偶然の産物なのではないか。教科書では“国家泰平”だったとされる時代でさえ、或いは“万世一系”とされる天皇制度でさえ、実際には度々裏切りや権力闘争が渦巻き、その結果として偶々今の形が残っただけではないか――。こうした俯瞰の視点を持つことは、決して無駄ではないでしょう。今、世界中で国家主義が吹き荒れていますが、これも線香花火が落ちる直前に燃え上がるようなもので、実際にはグローバリゼーションで国民国家やナショナルアイデンティティーが無効化する前段階なのかもしれない。

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テーマ : 海外ドラマ(欧米)
ジャンル : テレビ・ラジオ

【私のルールブック】(199) 兎に角パンクしないように最善を尽くす…それが私の仕事の在り方です

ここ数年、毎年の目標として風邪を引かないことを掲げているのですが、本当に体質が変わったなと思う今日この頃なのです。何と言いますか、身体がバラエティー番組仕様になったとでも言うんでしょうか。まぁ、風邪に限って言えば、単純に対処が早くなっただけなのかもしれません。鼻がムズムズしたり、ちょっと熱っぽいとなれば、兎に角、睡眠をとるようにしています。基本、睡眠が何よりの良薬だと思っているので。で、それでも不調を感じれば、すぐさま病院に駆け込む。兎に角、早め早めに対処する癖がついた感じ。バラエティー番組は打ち合わせも多いです。新番組が始まる際や特番の時等は、「今回はどういったテイストでいくのか?」といった根っこの話から、レギュラー番組であれば「こういったコーナーがあってもいいんじゃないか?」「夏休みにはお子さんを視野に入れた企画でいったほうがいいのではないか?」等々、打ち合わせの内容は多岐に渡ります。

なので、突っ込んだ話になるとエンドレスの空気も漂ってくるのですが、それでは身体も気持ちも持ちません。よって、私の場合は、打ち合わせは収録と収録の隙間に嵌め込んでもらうようにしております。利点としては、打ち合わせが長引いて収録時間を遅らせることなどできませんから、必然的にピンポイントで要点だけを話し合う形になるということ。通常ならば、ひとつの打ち合わせに30分程要するところを、10分程度で済ませることができるのです。その代わり、逆に回数を増やす。要点を話し合う。お互いに宿題を持ち帰る。改めて熟考して、改めて打ち合わせをする。その繰り返しです。「余計手間が掛かっているのではないか?」という見方もあるかもしれませんが、私にはもうひとつ個人的な事情がございまして。それは、13匹のワンちゃんと猫1匹の親であるということ。はい、仕事が終わったらとっとと帰宅して、お世話をしなければならないのです。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(176) 首相や閣僚級の外交日程は連休前後や年末に入れるな!

池田「先週号では、国会議員は大型連休や国会が休みの期間を利用して、積極的な議員外交をすべきだというお話をしました。私は、秘書時代に仕えていた故松岡利勝元農水相の議員外交に帯同したことで、外務省等の役人が自分たちに都合のいい情報だけを政府首脳や国会議員に伝えて、国益が損なわれる場面を嫌というほど見てきました。だから、特に若手から中堅の議員たちは、将来、重要なポストに就いてから役人に騙されないように、知識と経験を積み重ね、外国の要人と独自のコネクションを構築するべきなのです。しかし一方、閣僚級や与党の三役といった中枢のポストにいる議員に関しては、逆に休み期間ではなく、議会が開会されている時期に外交を行なうべきです」

――どうして?
池田「国の中枢にいる議員の外交は、そのまま国の基本的な方針に関わるものだからです。平時のほうがメディアも積極的に報じるし、国民的な議論にも発展し易い」

――連休中じゃダメなの?
池田「今年の大型連休の例で話しましょう。連休直前の4月25日、北朝鮮の金正恩委員長とロシアのウラジーミル・プーチン大統領が初の直接会談をしました。この会談が国際社会に与えたインパクトは大きかった。国際社会から制裁を受けている北朝鮮は、中国を除けばイランやパキスタン等ごく一部の、言い方は悪いですが、世界的な影響力が小さい国としか関係を持てていなかった。それが今回、世界屈指のキープレイヤーであるロシアと直接、トップ会談ができたのです」

――そう言われると大きな出来事だな!
池田「安倍首相が目指す日朝首脳会談への影響も含め、日本への影響も大きい。本来であればメディアが大きく報じるべき内容です。しかし実際には、日本の報道は改元・お天気・行楽地情報に関するものばかりでしたし、国の政策を論じるべき国会議員たちは、地元のイベントに顔を出したり、挨拶回りをしていた。勿論、改元は大イベントなので報じるべきです。ここで言いたいのは、連休中はメディアが報じたい情報の優先順位が、通常時と変わるということです」

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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(204) 「○○以外なら誰でも」…そんな投票行動はいつか社会の災いとなる

4月の統一地方選挙の結果に、ある意味で日本の有権者の“気分”が表れていると感じたのは僕だけでしょうか。といっても、自民党を始めとする既存政党の勝った、負けたの話ではありません。“NHK解体”という極端なワンイシューで臨んだ『NHKから国民を守る党』が全国で26人当選、『幸福の科学』を母体とする『幸福実現党』も19人当選と躍進。港区議選ではあのマック赤坂氏が初当選し、杉並区議選では暴力革命を肯定する中核派系の学生団体で活動していた経歴のある女性議員が誕生しています。これらの結果は、其々の主張が支持されたという以上に、端的に“既存の政治に対する不信感”の表れであるとみるのが自然でしょう。国政で長く政権党の座にいる自民党は有権者を納得させるような長期的なビジョンを示さず、排外主義的な右派著名人とも近付く(※時には利用する)。また、地方は中央以上に緩みきっており、腐敗を隠そうとすらしない。そのあけすけなエスタブリッシュメントポリティクスが、政治そのものへの不信感を広めていることは間違いありません。

かといって、期待を寄せられるようなリベラル政党も存在しない。立憲民主党は、2011年の東日本大震災・福島原発事故から暫く続いた左派ポピュリズムの功罪をきちんと清算しないことには、信頼を取り戻せないでしょう。多くの有権者にとって、政治とは絶望、若しくは無関心――。そんな中で、比較的少ない票数でも当選できる地方議会選挙では、突飛な主張をする候補が、その型破りさ故に注目を浴びる。“何でもいいからぶっ壊してくれる人”に何となく期待してしまう土壌がある。ただ、既存政治そのものに対する抗議という意味で理解はできますが、それで果たして社会がよくなるのかと考えると、疑問を持たざるを得ません。自分の投票行動に責任を持たず、「兎に角、何かやってくれ」と丸投げした候補が当選するのは、“麻薬的”に気分がいいでしょう。しかし、海外に目を移せば、そうした“気分”がアメリカでドナルド・トランプ大統領を生み、ヨーロッパでは極右政党を大躍進させ、ウクライナでは何と政治経験の全くないコメディアンを大統領にしてしまったわけです。

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テーマ : 選挙
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(198) 急に仕事がキャンセルになっても怒りません、何故ならいつでも楽しめる“実家”があるから

昨日の夜遅く、翌日のロケが急遽中止になった知らせを受けた。前日の夜というのは、中々珍しいことである。番組スタッフさんは平身低頭、私のマネージャーさんに謝罪をしたらしい。で、マネージャーさんが私に連絡をしてきて、今度は私に謝罪をする。まぁ、当然の流れなのかもしれませんが、ぶっちゃけ誰のせいでもないんです。色々あるんだから。こんなことだって偶にはね。結構、寛容でしょ。意外と思っている人もいるでしょ。「どうせギャアギャア文句垂れてんじゃねぇの?」って。いえいえ、そんなことしません。そりゃあ、びっくりはしましたよ。当然、気持ちは仕事モードに入っていましたし、急に休みって言われても、友人と遊ぼうにも前日の夜遅くに誘うっていうのも失礼ですからね。要するに、予定の立てようもないわけですよ。でもね、私には365日、いつでもどこでも予定を立てられるという必殺技がございまして、えぇ。来ちゃいました、競艇場~!

いや~やっぱり最高ですね。いつも通り、1レース目の30分前に到着すると、ろくでなしのオヤジ共に紛れた途端、ホームを感じる私。えぇ、競艇場は私の実家なんです。私は全国24場に実家を持っているんです! さぁ、うだうだ言っている暇があったら買いましょう。はい、1レース外れました~。おっ、2レースは取りましたよ~。取ったらビール。今日は何杯飲めるかな~。ビールにはもつ煮が合いますよね。ロイヤルルームなんて行っている場合じゃないんです。特別観覧席も必要ありません。地べた地べた、地べた最高~! 綺麗好きなんてクソ食らえ~! はい、3レース外しました~。ん? 4レース当てちゃったな~。何だか調子いいぞ。5割の確率で当てちゃっているぞ。今夜は銀座で寿司三味だ~! と、その時、マネージャーさんからメールが…。私ね、競艇場に来た時にひとつだけ決めていることがあるんです。それは、仕事の電話は出ない。メールも見ないってこと。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(175) 国会議員は令和の大型連休を外国要人とのコネ作りに使え!

池田「愈々、令和という新時代を迎えました。来年以降も毎年続く大型連休を、政治家たちはどう過ごすのか? 国会議員にとって、年末年始・お盆休み・毎週末は地元の行事や支持者への挨拶回りで、休む暇がないものです。しかし、ゴールデンウィークと通常国会の閉会後となる7月前後だけは、少し自由が利く時期なのです。嘗ては、この期間に海外視察をするのが定番でしたが、飛行機の座席がファーストクラスだったり、ホテルが豪華だったり、夫人や夫の同伴も可能だったりして、世間から大批判を浴びました」

――税金の負担だったしね。
池田「今じゃ世間からの批判にビクビクして、皆、国内に引きこもっている。地方議員はそれでいいでしょうが、国を背負う国会議員は違う。当然、実のある視察であることが絶対条件です。抑々、外国の要人との交流経験もないまま出世して、重要なポストに就いた人が、世界の猛者たちを相手にタフな交渉をして、日本に有利な成果を勝ち取れると思いますか?」

――難しいだろうね…。
池田「私が仕えていた故松岡利勝元農水大臣の例で説明します。松岡さんは特に農業分野において、日本の国際交渉のスタイルを変えたと言われた議員外交の名手でした。欧米は勿論、アフリカ・中近東・インド・東南アジア・南米と世界中を視察で回り、私も同行しました」

――具体的に、海外視察はどのような効果があるの?
池田「1990年代の日本は、『コメの輸入を自由化しろ』と圧カを受けていました。特にアメリカから。そこで松岡さんは、アメリカで農業分野を取り仕切る“本当の実力者”は誰なのか、過去の議員外交で親交を深めたアメリカの要人たちから聞き出しました。そして、その実力者がテキサス州の上院議員だとわかり、会いに行った。彼と話してみると、意外な発言が飛び出したんです。『アメリカにとって、コメの輸出の優先順位なんて全然高くないぜ』と。これには心底驚きました。永田町では、『アメリカがコメの自由化を強硬に主張するから逆らえない』という考え方が常識だったからです」

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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(203) ジュリアン・アサンジは何故世界を手玉に取るトリックスターになれたのか?

数々の“メガリーク”で世間を騒がせ、真実を追求する英雄として持て囃された男は、変わり果てた姿でカメラの前に現れました。匿名の内部告発情報を公開するサイト『ウィキリークス』創設者のジュリアン・アサンジが、4月11日、在英エクアドル大使館でイギリス当局に逮捕されました。性的暴行疑惑を巡るスウェーデンへの身柄引き渡しを避ける為、エクアドル大使館に逃げ込んでから約7年。その間に、彼に対する評価も大きく変わっていったように思います。2007年に創設されたウィキリークスは、2010年4月にある動画を公開し、世界的に注目されました。イラクに駐留していたアメリカ軍のヘリコプターが、イラク市民やジャーナリストをまるでゲームのように銃撃し、殺傷する動画。その衝撃に、欧米メディアは蜂の巣を突いたような大騒ぎになります。その3ヵ月後には、アフガニスタン紛争に関するアメリカ軍や情報機関の機密文書7万5000点以上を公表。更に3ヵ月後には、イラク戦争に関するアメリカ軍の機密文書約40万点の公開に踏み切りました。当時は丁度、中東を中心とする様々な政治的混乱が、大手メディア発ではなく、インターネットを通じて伝わるのが常識になりつつあった頃です。2009年のイラン大統領選挙では、再選されたマフムード・アフマディネジャドの不正選挙を疑う改革派市民が大規模蜂起。『BBC』や『CNN』を始めとする欧米メディアが現地に入れなかった一方、イランの若者が生々しいデモの様子(※例えば、26歳の女性が当局側の民兵に狙撃され、絶命するまでの映像等)をインターネット上にアップし、世界中の人々が“メディアが伝えない真実”を目の当たりにしました。

現地特派員がいないから報じないというなら、世界中報じられていないことだらけじゃないか――。大手メディア不信が世界的に募っていきました。そんな状況下で起きたのが『アラブの春』です。中東各地で続発する民衆蜂起の様子は、SNSによりリアルタイムで実況、或いは映像付きで配信され、ジャーナリズムの新しい潮流を予感させました。こうした追い風を受け、アサンジは手品師のように登場し、持て囃されたのです。超大国アメリカの“裏の顔”を次々と暴露するアサンジは、とりわけリベラル系メディアから大きな評価を得ていましたが、その風向きが大きく変わったのは2016年のアメリカ大統領選挙です。同年7月、ウィキリークスは民主党全国委員会幹部のメール約2万点(※つまり、同党候補のヒラリー・クリントンにとって不利になる情報)を公開し、その後も執拗且つ露骨にヒラリーを貶めるような情報ばかりを出し続けました。これが共和党候補ドナルド・トランプの陣営、延いてはロシアに利を齎したのは周知の通りです。既にエクアドル大使館で籠城生活を送っていたアサンジは、自身の身柄がアメリカ当局に渡ることを何よりも恐れていたでしょう。彼はジャーナリストではなく、ロシアに手を貸すことでアメリカ政府から逃れるという目的を持った活動家(※或いはロシアのスパイ)に過ぎない――。そんな見方がリベラル系メディアにも広がっていきました。今になってみれば、アサンジに心酔し、彼を英雄視した人々にとって“真実”とは何だったのか、非常に考えさせられるものがあります。あれだけハッキングに長け、アメリカ軍の機密情報を手に入れる際には内部告発者のパスワード解読をサポートしたと言われるアサンジが、ロシアの“不都合な情報”にはほぼノータッチだった。

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テーマ : 報道・マスコミ
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(197) 面倒臭いおじさんでごめんなさい…でも言わせて頂きます!

人を呼び捨てにするのが苦手なのである。特に仕事場においては、相手がどれだけ年下であろうが、ほぼほぼさん付けで呼ぶように努めている。他人行儀と言われることも少なくないが、年齢に関係なく仕事相手であることは確かなわけで、呼び捨てにすることによって一線を踏み越えてしまうのではないか、気がつけばなあなあな関係に陥ってしまうのではないかと、不安に駆られてしまうのだ。仕事をする上で、距離感は何より大事だと思っている為、頑な過ぎる気がしないでもないのだが、変えられないのよね~。面倒臭いおじさんでごめんなさい。焼きそばパンが理解できないのである。単純に炭水化物同士の組み合わせはあり得ないというわけではなく、私の中では「食感が似た者同士の組み合わせってどうなの?」って感じ。焼きそばパンの殆どは、ロールパンに焼きそばを挟んでいる。ロールパンの食感は柔らかだ。音で表現するならば“くにゅっ”や“くにゃっ”だろうか。

では焼きそばの食感はというと、“くにゅっ”だったり“ぐにゃっ”なのよね。要するに、ロールパンよりも焼きそばのほうが若干歯応えがあるのだが、方向は同じほうを向いているでしょってことが言いたいわけです。だって、私が大好きな卵ロールやハム系は、ロールパンと中身は違うほうを向いているじゃないですか。だからこそ味わい深いといいますか、結果的に絶妙なバランスに仕上がるんじゃないですか。私、何か可笑しなこと言っています? 因みに、焼きそばパンが駄目なぐらいですから、当然、そばめしなんて許せません。融通の利かないおじさんですみません。人の顔を見て「誰だっけ?」と言葉にするおばさんに説教したいのである。「『誰だっけ?』と口にする前に思い出す努力をしなさいよ」と。それがあった上での「誰だっけ?」なら仕方ないですが、いきなりの「誰だっけ?」は失礼以外の何物でもないでしょ。私程度のタレント風情が生意気言ってすみません。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

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