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【タブー全開!政界斬鉄剣】(193) カジノ誘致問題の舞台裏を知れば今後が面白くなる!

8月22日、横浜市の林文子市長がそれまでの態度を一変させて、カジノを含むリゾート施設(※IR)を誘致すると発表した。が、その翌日に記者会見を開いて「俺の目の黒いうちは絶対に認めない!」と激怒したのが、“ハマのドン”こと『横浜港運協会』の藤木幸夫会長(89)だ。完全に大揉めの状態だが、水面下で何が起こっているのか? 政治コラムの連載が人気の池田和隆氏が、インサイダー情報レベルの興味深い舞台裏を明かしてくれた!

池田「先ず、ハマのドンがどのような人物なのかを確認しておきましょう。藤木氏は横浜エフエムや横浜スタジアム等、複数の企業を経営する横浜屈指の実業家です。そしてカジノ誘致の件に関しては、藤木氏が会長を務める横浜港運協会がどんな性質を持つ組織であるかを理解する必要があります。港運協会は全国各地にあるのですが、船舶やトラック等の運送業者や、荷物を保管する倉庫業者、港湾で荷役を行なう作業員を派遣・管理する業者等で構成された団体です」

――結構大きな組織なのね。
池田「横浜港運協会を構成するのは240社程で、日本最大級の港で流通する膨大な物資の窓口を一手に押さえる強大な権力を持つ組織なのです。例えば、ある企業が港運協会を無視したり、歯向かったりした場合、折角商品を満載した船が港に着いたのに何週間も荷下ろしできなかったり、一時的に商品を保管する筈だった倉庫が何故か急に使えなくなったりする。だから、カジノに限らず、横浜の港で何らかの開発や誘致等を行なう際には、必ず事前に話を通すべき組織なのです」

――ある種の権力組織なのか。
池田「そうです。例えば、海、河川、湖の漁業関係者で組織する漁業協同組合も似たような存在です。海辺の開発や堤防等の工事をしたい業者は、漁協への挨拶と、補償という名目のお金が欠かせません。実は内陸部でも注意が必要で、例えば山奥でゴルフ場の造成等を行なおうとすると、『下流域にある河川や湖が汚れて漁に影響がある』等と漁協からクレームがくることは多い。政治家もこういうことは常識として知っておくべきで、新たな公共事業を実施する際等には、各方面に上手く対応することは重要な仕事のひとつなのです」

――では、横浜港運協会が怒っているということは、林市長は挨拶にも行かなかったってことなのかな?
池田「市長が発表した翌日に藤木会長が反対会見を開いているわけですから、根回しが大失敗していることは確実です。横浜市は日本屈指の税収額を誇る大都市です。横浜を選挙区とする政治家たちは、田舎の自治体のように予算の確保に四苦八苦したり、公共事業を実施する際に乗り越えるべき利権組織への対応等の“生臭い仕事”をやらずに済んできたのでしょう。だから、横浜選出の国会議員も市長も県知事も、港運協会への事前調整を疎かにしたのではないでしょうか」

――そんな政治の生臭い部分に疎い政治家ばかりの横浜市が、何で突然、カジノ誘致に名乗りを上げたんだろう?
池田「カジノリゾートの設置が有力視されている自治体は、北海道、大阪、和歌山、長崎です。これ以降の話はインサイダー情報に近いので詳細は明かせませんが、カジノ法(※IR推進法)に関与している中枢部から入手した確かな情報に基づくものです」

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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(221) パプア人の怒りに火をつけた暴言とフェイク動画

大小1万以上の島々で構成される海洋国家・インドネシアの最東端のパプア州及び西パプア州で、先住民であるパプア人が大規模なデモを起こし、暴徒化した一部の人々が公共施設の破壊や放火を繰り返す等、騒乱状態となっています。騒動のきっかけは、インドネシア独立記念日の前日に当たる8月16日に、国旗を侮辱する動画がSNS上で出回ったこと。その動画の作成にジャワ州のパプア人大学生らが関与しているとの疑いが立つと、翌17日に治安部隊が催涙ガスを発射しながら学生寮に突入し、43人の身柄を拘束。現場に集結した多くの一般市民は、パプア人学生に向けて「この猿め!」「豚!」といった暴言を浴びせました。しかし、その一部始終を撮影した動画がインターネット上で拡散されると、今度はパプア人らが「人種差別だ!」と猛反発し、大規模な暴動に発展したのです。この騒動は、「長らく虐げられてきたパプア人の積年の怒りが爆発した」等と解説されていますが、実際の背景はもう少し複雑です。

ニューギニア島西部に位置するパプア州と西パプア州は、以前はイリアンジャヤと呼ばれ、1855年からオランダが植民地として統治しました。第2次世界大戦後の1949年にインドネシアが独立した後も、オランダはインドネシア国民のマジョリティー(=ジャワ人)と民族が違うこと等を理由に、「イリアンジャヤの自治権確立までこの地域を統治する」と主張。そこから、アメリカを中心とする国連を巻き込んだパプア紛争へと発展していきました。1963年のニューヨーク合意に基づいてイリアンジャヤはインドネシア統治下となりましたが、その後も分離独立を叫ぶパプア人を、軍事独裁のハジ・ムハンマド・スハルト政権は容赦なく弾圧しました。1998年にスハルト体制が崩壊すると、インドネシアの政治はイスラム系政党が牛耳っていくことになります。そして2014年にジョコ・ウィドド氏が大統領に就任。過去の軍政と繋がりがなく、エリートでもない初めての“穏健派”大統領として、民衆の期時は大きなものでした。この政権ならパプア問題も平和的な解決に導くのではないか――。就任当時は、欧米メディアにもそうした希望的観測が見られたほどです。

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テーマ : 国際問題
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(216) 弱い人間だからこそ自分で課したルールを守る

私は弱い人間であると自覚している。直ぐに調子に乗る。勘違いをする。勢いに任せる。捨て身になりがち等々…。のさばらせておくと碌なことがない。放置プレイは禁物。よって、意図的にコントロールする必要があるのだ。ただ、一口にコントロールと言っても簡単な作業ではない。よく言われることは、「叱ってくれる人を傍に置いておくべきだ」と。しかし、こちらは年々歳をとっていくわけで、私より目上の人間を傍に置くことは物理的に困難な作業となる。勿論、年下でも意見をぶつけられる人間もいるのだろうが、探すのは容易ではない。となると、やはり自己抑制しかないのである。くだらないと思われる方もいらっしゃるかもしないが、私は自身が調子に乗らないように、勘違いしないように様々なルールを課している。先ず前回、ハイヤーのドライバーさんに対して小言を綴らせて頂いたが、ハイヤーに乗車する際も一つだけルールを設けておりまして。それは、絶対にドライバーさんに降車してまで迎え入れさせないということ。

あんなものは、私に言わせれば過剰なサービス以外の何物でもない。日本のタクシーは殆どが自動でドアが開くわけで、態々降りて来て開ける必要がどこにあろう。雨の日等は傘を差して立って待っていたりして。ドライバーさんの仕事は、あくまでも目的地へ無事にお客を送り届けることと考えるならば、出迎えを業務に加えること自体おかしな話なのである。まぁ、日本っぽいといいますか、有難いといえばそれまでなんですが、そういった一つひとつの行き過ぎたおもてなしに慣れてしまうと、気がつけば自身が忌み嫌っていた人問に変わり果ててしまうようで、怖いのである。仕事関係の方々と食事に行った際、奢られることを嫌うのも同じだ。奢られて当たり前なことなど何もない。このご時世、接待交際費は限られている。そんな貴重なお金を私に注ぎ込まれても、返せるものは何もないのだから。一方で、私は独身であり、そこそこの余裕がある身とするならば、スタッフさんへの感謝の気持ちも込めて、こちらが支払うのが筋である。

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テーマ : 俳優・男優
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【私のルールブック】(215) 人手不足が深刻なのはわかるんだけど…

人手不足が深刻だと肌で感じる、今日この頃。私は毎朝、ハイヤーを利用させて頂いている。平日の仕事始めは生放送と決まっているので、何かがあった時のことを想定し、自車は避けている次第。ただ、平日はワンちゃんの為に建てた千葉県の家を利用することが多く、ドライバーさんが固定できない状況なのだ。とはいえ、毎日のことですから、ドライバーさんが替われど、道順は勿論のこと、高速道路が渋滞している際の抜け道だったり、最悪のケースは電車に乗り換えるならこの駅で等々、夕クシー会社さんがレクチャーして下されば何の問題もないのである。なんですが、これが中々どうして…なんですよ。あれは8月のことでした。いつもの時間に迎えのハイヤーに乗ろうとすると、ドアが開かないんです。自分で開けても全然構わないんですが、私が利用させて頂いているのはヴァンタイプの車で、下手にこちらから開けようとするとバッティングして迷惑な場合もあり、ドライバーさんに委ねるのがベストと判断したのですが、これがいつまで経っても開く気配がない。

車内から「あれ、おかしいな。何でだ?」とドライバーさん。何でって言われても、こっちが訊きたいぐらいなんですけどね。仕方がないのでドライバーさんに声を掛け、私が開けることに。まぁ、不安ですよ。客商売なのにお客を迎え入れることができないわけで、初めの一歩で躓いちゃっているようなもんですから。ただ、これぐらいだったらご愛敬といいますか、多少不安にはなれど苛々するほどではない。問題はここからなんです。後部席に乗り込みました。車は発進します。すると、何か変なんですよ。クーラーの効き方がね。今年の夏はえげつない猛暑で、大袈裟ではなく、クーラーがかかっていなかったら、車内で熱中症になっても不思議ではないほどの熱波に襲われたことは、皆さんも記憶に新しいかと思います。にも拘わらず、クーラーが効いていないんですよ。しかも、何故か後部席だけ。クーラーの効き方が変だと表現したのは、要するに運転席から漏れる冷気を後部席は頂戴している感じなんです。

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テーマ : 俳優・男優
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【タブー全開!政界斬鉄剣】(192) 韓国をディスり続ければ最終的に損をするのは日本という外交の現実

池田「今週は、悪化の一途を辿る日韓関係について語りましょう。日本のメディアの多くは韓国の感情的な国策決定の手法を揶揄し、『アメリカも韓国に強い不快感を示している』と報じています。その報道姿勢の殆どは、韓国を見下してバカにしているように感じられるものばかりです。安倍政権も『真面に取り合っていられないから放置しよう』という態度です。確かに、韓国の主張は論理性と正当性に欠けたものですが、日本は本当に日韓関係をこのまま放置しておいて大丈夫なのでしょうか?」

――良くはないだろうね。
池田「日本政府もメディアも、日本が逆らえない相手であるアメリカにとっての国益と、“アメリカの目線から見た日韓”という視点を忘れています。このまま日韓問題を放置すれば、損をするのは日本になってしまう危険性が非常に高いでしょう」

――どうして!?
池田「アメリカは今も北朝鮮と敵対に近い関係にあり、中国とも緊張状態にあります。そして北朝鮮は事実上、中国の子分です。この“親分と子分”という関係性は、程度の差こそあれ、アメリカと日本や韓国にも当てはまります。皆さんご存知の通り、日本とアメリカは対等な関係ではなく、ほぼ一方的にアメリカが上位に位置する同盟関係です。韓国に至っては、韓国軍の指揮権が戦時には韓国の大統領ではなく、連合軍司令部のトップ、つまりアメリカが握っている。最早支配関係とも言える間柄です。日本も韓国もアメリカの子分なのです」

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テーマ : 日韓関係
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(220) 韓国のライブハウスで日本語の歌を演奏し警察から逃げた思い出

今から23年前の話です。1996年、僕は自主制作のアルバムを発表し、アメリカ人のミュージシャンと共に日本・韓国・中国を回る弾丸ツアーを決行しました。経費は自費で、韓国と中国への渡航もビザ無し。現地の知人に頼んでライブ会場で演奏させてもらったり、或いは飛び込みで演奏させてもらったりと、今思えばかなり無謀なツアーでした。先日、旅行中の日本人の女性が乱暴される事件が起きたソウルの弘大にあった『ブルーデビル』というライブハウスで問題が発生しました。この日のライブは、韓国でタレント活動をしていた知人が奔走してくれて実現したもの。冒頭で英語の曲を何曲か演ったものの、どうも反応が良くないので、日本語歌詞の曲を演奏することにしました。当時の韓国では(※今も“暗黙の規制”は一部残っているようですが)日本の音楽や映画を公の場で流すのはご法度でも、僕らはパンクバンドですから、何かしら爪痕を残したい――。

そんな気持ちから勢いで演奏を始め、暫く経った頃、ステージ脇の通訳の男性が「警察がこっちに向かっています!」と告げてきます。急遽ライブを中断し、会場を後にした僕らは難を逃れたのですが、その後、手引きをしてくれた知人は警察署で事情を聞かれる事態になりました。翌日、その知人タレントから「今夜、自分のラジオ番組に来てほしい」と頼まれ、僕は快諾しました。ところが、何と番組は即席の謝罪会見に仕立てられていたのです。僕はただ英語で「韓国が好きだ」と言うことしか許されず、後は彼ともう一人のパーソナリティーが韓国語で、僕が言ってもいない謝罪の言葉を勝手に通訳するという放送でした。「不届き者の外人パンクロッカーが日本語の歌を歌ってしまったが、コイツも今は反省している。そして『韓国のことが好きだ』と言っている」といった具合に。誤解しないで頂きたいのですが、こんな経験があっても僕は韓国のことが嫌いではありません。当時の韓国は民主化宣言から約10年しか経っておらず、表現の自由が建前でしかなかったという事情もあります。

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テーマ : 韓国について
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(214) 芸能界と嘘(後編)

前回は“嘘”をテーマに、私の勝手な考えを綴らせて頂きました。週刊誌にスキャンダルをすっぱ抜かれ、直撃される。人間だからついつい嘘を吐きたくなるものだが、今の時代、芸能記者さんもそれなりの裏取りなくして記事に起こすことはできない為、嘘を吐くことは火に油を注ぐことにしかならないのでは…とまぁ、ざっくりとこんな感じの内容だったと思うのですが、「じゃあ、お前は何があっても嘘を吐かずに正直申告するんだな?」といった声が聞こえてきそうですよね。で、私も真剣に考えてみました。私が結婚をしていたとする。にも拘わらず、隠れて他の女性と不倫関係にあった。そんな時、とある週刊誌に写真を撮られてしまいました。2人でホテルに入って行くところと出て行くところをばっちりと。翌日、記者の方に直撃されます。「××さんという女性、ご存知ですか?」「えっ、知らない? ×月×日、××さんとホテルに行かれましたよね?」。

「えっ、確かにホテルには行ったけど、仕事の打ち合わせをしていただけ? 仕事の打ち合わせをホテルの部屋で、しかも朝までするんですか?」「えっ、打ち合わせの後に一緒にDVDを観て、気がついたら朝になっちゃっていた?」「それでいいんですね?失礼ですが、52歳にもなってそんな子供騙しが通用すると思っているんですか? 恥ずかしくないんですか!」。いやぁ、書いているだけで何で変な汗が出てくるんだろう? で、結論から言いますと、「××さんご存知ですか?」と訊かれ、身に覚えがあったら、即座に観念すると思います。だって、思い当たる節があるんだから。で、記者さんが調べ上げた事実関係を基に、更に詳細に問い詰められるんでしょうね。そうなったら、もう細かいことはどうでもよくなっちゃうかな~。「そこは貴方の仰る通りですが、あの部分はちょっと事実とは異なります」とは言わないと思います。ちっちゃく抵抗したところで、不倫関係にあったということが全てなわけですから、全面降伏するのではないかと…。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(191) 目の前に被害者がいても門前払い! 現場を腐らせる警察上層部の実態とは?

池田「世間を騒がせたあおり運転事件では、『煽られる側も含めたドライバー全体の運転マナーの低下等にも問題がある』と前回指摘しました。今週は、世間から煽られなきゃ捜査もしなかったであろう警察の腐った体質について解説します」

――ストーカー被害者に対してもそうだけど、本当に警察は国民の為に動かないよね。
池田「政治と選挙の世界に長く身を置いていると、エリート警察官僚は勿論、現場の警察官とも緊密に接する機会が多くあります。だから、警察の内部事情を聞く機会も多いのですが、被害者が目の前にいても動かない体質を生んでいるのは、明らかに警察官僚側の上層部です。現場の警察官は、勿論例外もありますが、多くは真面目で正義感も持った人たちです」

――現場が動けない理由は?
池田「例えば、警察官が職務質問に抵抗する乱暴な市民を押さえつければ、『過剰だ』『暴行だ』等と問題視され、始末書を書かされる。だから、激しく抵抗しそうな相手こそ見て見ぬふりをする。リスクを冒して任務を遂行しても、乱闘になれば上司に怒られるし、始末書は書かされるし、人事評価も下がる。公務員としてメリットがないのです。テレビカメラが密着している時だけは違う対応になりますが」

――今回のあおり運転事件のように、映像という明確な証拠があっても動かない理由は?
池田「被害者から被害届を受理するだけで、それを受理した警察官は上に報告する為に膨大な書類を書かされます。そして、受理した被害届の事案が解決しないと、『検挙率が低下した』と上司に怒られ、今度はその理由を書類で提出させられるのです」

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テーマ : 警察
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(219) 緊迫する香港情勢…その根底には先進国の“中国依存”がある

先月25日、香港でデモ隊と警察の衝突があり、警察側が初めて実弾を発砲しました。この問題のみならず、チベット族やウイグル族等少数民族に対する監視と迫害、国内の民主活動家への弾圧――それらの根本にあるのが中国共産党の一党独裁であり、その独裁体制維持の為の歪んだ経済システムであることには、多くの人が同意するでしょう。ただ、その歪んだシステムに依存することで、経済的な感恵を受けてきた多くの先進国も(※勿論日本も)、ある意味でこの状況に加担してきたと言えます。日本でリベラルを名乗る人々は、この問題にあまりに無関心ではないでしょうか。個人的な話になりますが、僕は10年程前、独立したメディアとして草の根で活動していた自身のポッドキャストチャンネル等で、チベットやウイグルの問題を積極的に扱っていました。その際、日本のリベラル派と言われる人たちの反応の鈍さや無関心に失望したことは、一度や二度ではありません。

これは欧米でも同じ傾向がありますが、日本でチベットを支援する人々の多くは、チベット密教の神秘への憧れが強く、悪い言い方をすればファッションとして“Save Tibet”を叫んでいました。イベントを開催すれば人は集まるものの、チベット問題を本気で解決しようとしていた人などほぼ皆無だったように思います。ウイグルに関しては更に複雑で、在日ウイグル人の民族運動には日本の右派勢力がべったりと張りつき、偏ったイデオロギーに呑み込まれています。つまり、チベットにしてもウイグルにしても、純粋に議論や支援をしたくてもできない現実があり、僕も徐々に身を引くようになってしまいました。あれから10年超、中国共産党の情報統制の巧みさは相変わらずですが、中国の軍事拡張の動きが明らかになってきたことで、右派は改憲の大号令をかけています。それに対し、左派は“9条”を持ち出して騒ぎ立てるだけ。中国国内の本当の問題には触れようとしません。そして、先進国が独裁政権下の中国を“世界の工場”として利用し、経済発展を支えてきたことの当然の結果として起きた環境問題、或いは軍事拡張の脅威を、まるで他人事のように煙たがりながら、今も“Made in China”の便益を受け続けています。

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テーマ : 中国問題
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(213) 芸能界と嘘(前編)

数年前から、芸能界は“嘘”がひとつのキーワードになっているような気がします。始まりは、3年程前に発覚した女性タレントさんと人気ミュージシャンとの不倫騒動でしょうか。CMを10本以上も抱えるほど好感度が高い女性タレントさんでしたから、世間は不倫とのギャップにさぞ驚いたことでしょう。女性タレントさんも早々に会見を開き、火消しを図りましたが、不倫関係を否定したものの後に嘘がバレてしまい、更に大事に。プライベートな内容のLINEまで流出する騒ぎとなり、物議を醸しました。結果論になってしまいますが、ひとつの嘘が明暗を分けたわけです。そして、恐らくこのスキャンダルをきっかけに週刊誌が息を吹き返したといいますか、我々の立場からすれば寝た子を起こしてしまったといいますか…。ただ、私は嘘を全否定するつもりはないんです。人は当たり前に嘘を吐く生き物ですし、“嘘も方便”といった言葉もあるくらいですからね。

ですが、嘘の吐き方というんでしょうか、どこまで週刊誌に事実を握られているかをきちんと見極めた上で、正直と、嘘とまでは言いませんが、濁す言葉を使い分けないと通用しない時代に来ているのではないでしょうか。未だにガセネタで誌面を埋めている雑誌もあると聞きますが、基本的には、ある一定レベルの裏取りなくして記事には起こせないと考えるべきでしょう。それは、対象が大物であればあるほど必要になってくると思われます。ということは、我々としてはほぼほぼ証拠を握られていると思っていたほうがいい筈なのです。だって、そう思えれば、嘘を吐いたところで火に油との判断ができ、早々に覚悟を持つことができるのですから。とはいえ、誰だって知られたくないことはあるわけで、自分の身を守りたいと思うのも自然な感情であり、衝動です。先の営業問題も然り、保身に走った人を誰が責められよう。しかし、この件に限って言うならば、保身に走るあまり、後輩たちをも巻き込んでしまったことが全てなのかなと。

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