【東京いい店やれる店】(26) プラチナ通り上の『白金然荘』は今年屈指のやれる店!

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日本において、バブル景気を境にして大きく変わったものの1つに、若者の結婚披露宴がある。それまでの日本の披露宴は、ホテルや結婚式場が流れ作業で行う定型の披露宴が当たり前だった。だが、バブル崩壊後に結婚適齢期を迎えた団塊ジュニアは、従来のお仕着せ型には満足せず、レストランウェディングとかゲストハウスウェディングとかいった新しいスタイルを求めるようになった。それに合わせて、1990年代後半には『アニヴェルセル』『ベストブライダル』『テイクアンドギヴニーズ』『ポジティブドリームパーソンズ』といったウェディングプランニング会社が続々と誕生する。だが、今は結婚人口が減っている上に、披露宴を開かない若者が増えた為、それらの会社の経営も曲がり角…。そこで、彼らが力を入れ始めたのがレストラン経営である。例えば、『㈱ベストブライダル』は2006年に、青山の表参道裏に建てたウェディング向けのミニチュアノートルダム寺院『青山セントグレース大聖堂』の地下1階のバンケットを改装し、この10月、元『ザ・リッツ・カールトン東京』総料理長の荒木清成を統括シェフに招いて、『アジア・デ・ニューヨーク』というレストランをオープンさせた。この大聖堂、青山界隈で長らく「あれ何?」と言われてきた建物なので、「今なら中に入れるんだ」と言って彼女を誘えば、面白がってついて来るに違いない。ディナーは9800円の1コースのみ。これに、2人でビール1杯ずつとワイン1本を飲んで、勘定は3万5840円。

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料理とサービスは価格に見合っているが、残念ながら安っぽい内装が価格に追いついていない。何より、結婚式場丸出しの施設なので、適当に付き合って別れようと思っている女が結婚を意識し出しちゃうという問題がある。この施設に比べて遥かにデート向きなのが、『㈱ポジティブドリームパーソンズ』が白金プラチナ通りの『カフェ・ラ・ボエム』の隣に8月に新築した4階建ての『ザ・テンダーハウス』だ。こちらの施設には2店の飲食店が入っており、1階の『ザ・テンダーハウス・ダイニング』も、結婚式場を連想させない暗めの照明のエッチな雰囲気で中々やれそうなのだが、それより上を行くのが、1ヵ月遅れで9月にオープンした3階の『白金然荘』である。店は、1階脇の狭い通路の先にある秘密めいたエレベーターに乗って、3階で降りた目の前。店内は、石造りのカウンターの前にハイスツール席が9席あるだけのエクスクルーシブな品ありの空間。カウンターの後ろはガラス張りで、その向こうに小さなプールと滝があり、席から常に水が見える造り。カウンターの後ろには鉄板が設えてあり、この鉄板でシェフが焼くグリル料理を饗する。勘定は、2人でワインを1本飲んで3万1460円。料理に払うと思うと高いが、空間に払うと思えば安いもの。食後は店内の階段を昇って、ペントハウス的な4階のモダンな専用ラウンジでコーヒーを飲むこともできる。上下合わせて借り切れば、業界の高級接待にも使える。これは、彼女を必ず落とせる店と断言しておこう。


キャプチャ  2015年12月8日号掲載


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