【私のルールブック】(35) 大晦日のボートレースは仕事以上に真剣に!

2015年の大晦日に、この原稿を書いている。私の場合、一月分ほど先んじて脱稿しているのだが、今号の原稿だけ待って戴いた。というのも、毎年恒例のボートレースの結果をご報告したかったから…。因みに、今回は少し趣向を変えてみました。毎年、平和島か多摩川競艇場に出向いていたのですが、ここ数年、私が大晦日に現れることを知るお客様が多く、若干集中できない状況が続きまして…。遊びならいいんですけどね。私の場合、特に大晦日のボートレースは仕事以上に真剣と言いますか、生活がかかっていると申しますか…。ってことで、ホームプールである平和島と多摩川を敢えて避けた次第。いや~盛り上がりましたよ。やっぱり、大晦日の競艇場は別物ですね。今年1年のマイナス分を1日で取り戻そうと企む輩が大挙して押し寄せる訳で、隅から隅まで欲に塗れている訳です。

あのね、ボートレースを30年近く応援している身だからこそ、ここで苦言を呈させて戴きますが、所詮はギャンブルなんですよ。そりゃあ、選手の皆さんは命懸けで走っている訳ですから、“所詮”という表現は若しかしたら失礼に当たるのかもしれない。けど、それでも所詮はギャンブルなんです。なのに、いつの頃からかギャンブル色を隠そうとする風潮が…。気持ちはわからなくもない。こういうご時世ですから、クリーンなイメージも必要なんでしょう。イケメンレーサーや綺麗どころの女子レーサーをフィーチャーして、新規の若い層のお客様を取り込むことも大切です。でもね、だからと言って「ギャンブルの臭いを隠す必要がどこにあるのか?」と、私は声を大にして言いたいのです! だって、ボートレースの醍醐味って何ですか? 勿論、贔屓にしている選手が優勝したら嬉しいですよ。でもね、それよりも何よりも、無い知恵絞ってなけなしのカネを叩いて買った舟券が、予想した展開通りに嵌まって的中した時こそが、この上ない至福の瞬間な訳です。その際の至福には、3つの要素が含まれております。1つは、的中したことに依ってお金が儲かる。そして、儲かったことに依って心に余裕が生まれ、展開を読み切った自分を褒めることができる。その後に、改めて的中に貢献して下さった選手に感謝をし、ボートレースの醍醐味を肌で実感できる訳です。




ということは、下衆な表現に聴こえるかもしれませんが、要はカネありきな訳です。だって、お金を張りに行ってんだから、儲けてナンボに決まってんでしょ。それの何が悪いんだ! もうね、隠すのは止めたほうがいいと思うんです。曝し過ぎることもないですが、“本当”を伝えることが右肩下がりの売り上げの現状を打破する最後の手じゃないかってね。なので、私も今回の収支結果を、本当をご報告致します。ボッコボコにやられました。よりによって、場外発売の分も全部買っちゃったから。ただ、「有り金が無くなる!」ってところで中穴をヒットさせて復活。で、最終レースにドカンと大枚を突っ込んだら、何とフライング艇が出てしまいまして…。しかも1号艇の…。はい、買った舟券の殆どが返還でございます。結果、チョイ負けでした。でもね、チョイ負けなんて納得できないんで、今からもう1回行ってこようと思っています。だって、ボートレース大好きですから!


坂上忍(さかがみ・しのぶ) 俳優・タレント。1967年、東京都生まれ。テレビ出演多数。子役養成に舞台の脚本・演出等、多方面で活躍中。


キャプチャ  2016年1月21日号掲載


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テーマ : 俳優・男優
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