「デザイナーで食っていくしかない」…オリンピックエンブレム騒動の佐野研二郎が宣言

2015年12月18日、東京オリンピック組織委は、佐野研二郎氏(43)がデザインした旧エンブレムの選考に関する調査報告書を公表した。調査チームは「1次選考で佐野氏を含む8人のデザイナーの作品が“優遇”されていた」と指摘し、「誠に嘆かわしい事態」と批判した。だが、肝心の佐野氏は未だ雲隠れしたままだ。

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パクリ疑惑で世論の凄まじい集中砲火を浴びた佐野氏が、遂に自らエンブレムを取り下げたのは9月1日のこと。一方でこの日、佐野氏は事務所のホームページで自らの置かれた状況をこう表現した。「これ以上は、人間として耐えられない限界状況」。実際に騒動直後は疑心暗鬼に囚われ、仕事もままならなかったという。「自宅に引きこもり状態で、外で僅かな物音でもすると『マスコミが来た』とノイローゼのようになっていた。連絡が取れるのは代理人弁護士だけだったそうです」(佐野氏の知人)。こうした状況に「もう廃業するのでは?」という声も聞かれたが、本人は知人にこう語っていたという。「廃業なんてしない。デザイナーで食っていくしかない」。実際、徐々に仕事も再開していったようだ。「1ヵ月ほど前に代理店関係者と食事した際には、『あれ以来、仕事が減って厳しい』と漏らしていたそうです。ただ、デザインについては『僕はパクっていませんよ』と相変わらず否定していたそうです」(博報堂関係者)。こんな目撃談もあった。「騒動後に知人の結婚式の2次会に出席して、『話題の佐野研二郎です』と挨拶する等、意外にも元気だったようです(笑)」(同前)。ただ、デザイナー仲間が集まる場は気まずいようだ。12月14日に開かれた『東京アートディレクターズクラブ(ADC)』の授賞式は欠席。佐野氏は同クラブの会員で、過去に東京ADC賞も受賞している。「基本的には会員は出席しますし、去年は佐野さんも来ていましたが、渦中の人ですから出席できる状況じゃなかったんでしょう」(旧エンブレムの選考委員を務めたADCの細谷巌会長)。佐野氏に現在の心境を聞くべく事務所を訪ねたが、「不在です」との答え。事務所には来ているというが、遂にその姿を見ることはできなかった。自宅を訪れるも応答は無し。そこで佐野氏宛てに手紙を送ったところ、人を介して本誌編集部に断りの連絡があった。「手紙は読んだが、取材に応じる気は無い」と言う。せめて近況でも聞くべく、東京都内の実家を訪ねると、母親が応対に出てくれた。「何も思うことはありません。連絡もありませんから」。今後はどうなるのか。「一連の騒動で、佐野さんの名前には商品価値が無くなってしまいました。今後はデザイナーの本分に帰って、作品そのものの魅力で活躍してくれることを期待します」(大阪芸術大学の純丘曜彰教授)。7月のデザイン決定直後に佐野氏は、こう喜びを爆発させていた。「一肌脱ぐどころか、全裸で頑張るつもりです」。本誌は裸一貫で出直すサノケンを応援します!


キャプチャ  2015年12月31日・2016年1月7日号掲載


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テーマ : 東京五輪
ジャンル : 政治・経済

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