【本当の日韓大問題】(11) 人生すごろくで占う! 日本人と韓国人、どっちが幸せ?

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就職難や老後の貧困等、様々な社会問題が噴出している韓国。とは言え、日本人と韓国人の生活には共通項も多い。果たしてどちらが幸せなのか、韓国人目線の“人生すごろく”で比べてみた。先ずは日本でも問題視される少子化だが、実は韓国が“世界最速”。直近の出生率は、日本の1.42人を更に下回る1.205人だ。原因は女性の高学歴化と社会進出、価値観の多様化等々、日本と似ているようだ。また、金銭的要因も大きい。韓国は教育熱心なことで知られるが、「結婚して子供を生んでも教育費が捻出できない」と結婚・出産に踏み切れない若者が多いのだ。実際に数字で見てみると、韓国では家庭における支出のうち、教育費は11.4%を占め、日本のそれの2倍! しかも、塾や習い事等といった学校教育以外の負担が重い。小学生に高校生の勉強を教える“先取り学習塾”が繁盛している等、日本より遥かに過熱している。こうした教育熱のゴールが大学合格だ。「“S・K・Y(ソウル・高麗・延世大学の頭文字)に入れなければ人にあらず」という偏った一流校志向があり、朝から晩まで勉強潰けとなって受験戦争に邁進する。大学進学率は日本が6割弱なのに対して、韓国は7割に達している。受験戦争の次に待ち受けるのが兵役だ。一般的に、男子は学生の間に約2年間、入隊する。学業が中断され、恋人とも別れ、厳しい訓練を熟さなければならない。除隊後も定期的に訓練を受けるな等、約20年間の服務義務がある。ただ、一般人と金持ちで“優遇格差”がある。病気等を理由に兵役を免除された人の割合が、一般人が6%程度なのに対して、「財閥の子息は30%以上、サムスン一家に関しては70%に上った」と韓国メディアが報じたのだ。それ以降、兵役免除問題が国民の大きな関心事項になっている。一方で、「男は軍隊に行って一人前」という意識は根強い。しかも、「どの部隊で、どんなポジションだったか」は学歴と同じくらい重要だ。例えば、「陸軍の特殊部隊である海兵隊員はステータスだが、基地の食堂スタッフは一生馬鹿にされる」(韓国の会社員)という。




続く関門が就職だ。韓国では、若者の就職難が日本以上に深刻化している。背景には「雇用のミスマッチがある」と、『日本貿易振興機構』の百本和弘氏は指摘する。学生は給与の高い大企業志向が強く、一部の大手企業に応募が殺到する一方で、中小企業は慢性的な人手不足に陥っている。しかも、中小に就職すると大手への転職は難しい。その為、就職浪人する若者も少なくない。結果的に、若者の失業率は他の世代より高くなっている。苦労して入社した後も、熾烈な出世競争が続く。韓国では、男性が3人集まれば“年齢”“学歴”“出身地”“兵役”を話題にし、互いを見定める文化があるほど“肩書き主義”だ。職級に依って明確に給与は分けられているし、何よりもプライドの為に昇進を目指す。そうした中で、大企業のホワイトカラーほど定年が早い傾向にある。財閥系会社員の“辞め時”を表す“38線・45定・56盗”という言葉は、「38歳で早期退職、45歳で定年、56歳で職場に残っているのは盗賊」という意味で、日本よりずっとシビアだ。韓国の自殺率が諸外国に比べて非常に高い理由として、リストラに依る生活苦が屡々挙げられる。その為、韓国では早期退職後に自営業を始める人が非常に多い。中でも、手軽に始められるチキン専門店が人気。ただ、競合が多過ぎて、3年で5割が店を畳むという。自営業率は3割弱もあるのに、本誌アンケートでも自営業に対する幸福度は非常に低い。こうした度重なる生活苦が、老後の貧困問題を引き起こしている。高齢者の相対的貧困人口率は、『経済協力開発機構(OECD)』加盟諸国平均が12.8%なのに対し、韓国は47.2%と最も高い。年金制度が確立されないまま、子が親の面倒を見る伝統が崩れたことも理由だ。日本と韓国の最大の違いは、社会保障の脆弱さだろう。尤も、日本の手厚い社会保障も、国の借金が膨大過ぎていつまで続くか不透明ではあるが。

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キャプチャ  2015年10月31日号掲載


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テーマ : 日本と韓国
ジャンル : 政治・経済

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