【儲かる農業】(02) 農家1925人の頂点に立つ“モデル農家”ベスト20の実力

農業を儲かる産業へ――。遅ればせながら、政治が動き始めた。農業の“健全化”が進むことは、経営マインドのある農家にとっては渡りに船だ。攻めに転じる大チャンスが訪れている。

20160228 1820160228 19

『環太平洋経済連携協定(TPP)』交渉の最中、ハチマキ姿で保護を求める農業関係者の印象が強いせいなのかどうか。「農業が将来有望な成長産業である」と認識している読者は少ないかもしれない。だが、実情は異なる。農業で成功している経営者は幾らだっている。「農家=弱者である」とは言い切れないのだ。本誌が実施した“担い手農家アンケート”(前回参照)では、1925人の農家から回答を得た。彼らの全てが、規模拡大意欲のある有力農家である。本誌では、回答者である担い手農家を、経営規模や販売力等4つの指標を用いて評価し、ランキングを作成した。1925人の有力農家の中から上位20人に選ばれたのが、上表に示した“モデル農家”だ。其々が強いリーダーシップと経営マインドを兼ね備えた経営者ばかりである。モデル農家に共通しているのは、先ず、相場に振り回されない独自の販路を確保していることだ。また、殆どの農家が極力、農薬の使用量を抑える等してコストを削減しつつ、同時に減農薬を謳うことで農産物の付加価値をアップさせている。そこに、JAや補助金に依存する発想はまるで無い。とは言え、日本の農家は、良く言えば“地域の絆”、悪く言えば“柵”と無縁ではいられない環境下にあった。JAと反目し合ったり、独自の取り組みで差別化を図って儲けたりすると、忽ち農家仲間から爪弾きにされる雰囲気があった。だが、時代は変わった。引き金を引いたのはグローバル競争だ。地盤沈下する国内農業を盛り立てようと、志の高い農家たちは“秘中の秘”である経営ノウハウを開示し始めた。次回は、モデル農家の稼ぐ秘密に迫る。

20160228 20


キャプチャ  2016年2月6日号掲載


スポンサーサイト

テーマ : 農政
ジャンル : 政治・経済

Categories
Profile

KNDIC

Author:KNDIC
Welcome to my blog.

Latest articles
Archives
Counter
I'm participating in the ranking.

FC2Blog Ranking

information
Search
RSS Links
Link
QR Code
QR