【タブー全開!政界斬鉄剣】(28) “健全な予算”は39兆円なのに社会保障費が30兆円って!(怒)

池田「間もなく、平成28年度の国家予算が成立します。しかし、その中身を問題視する声がどこからも聞こえてこない。私は、それこそが大問題だと思っています」

――確かに、国会では1月から予算審議が行われているのに、その中身への批判や検証の報道は殆ど見られない。
池田「どうでもいい国会議員たちの不倫や失言ばかりが報じられている。新聞は、来年の消費税率引き上げ時に軽減税率の優遇を受けて、自分たちだけが得をしたいから、安倍政権に迎合しているのです」

――予算案のどこが問題なの?
池田「最も問題なのは、年金や医療費等を合わせて30兆円以上という途方もない額の社会保障費について、『削減せよ』という声が一向に上がらないこと。今年度の総予算規模は約96兆円ですが、純粋な税収は約57兆円なんです。更に、政府試算の売却益が約5兆円。残りは国債発行という名の借金です。つまり、借金をせずに健全な国家経営をしようとすれば、正常な予算規模は約62兆円。しかし、国債の利払いと返済で約23兆円が瞬時に消える。純粋に使える額は約39兆円なのです。その内の30兆円以上を社会保障費に使うなど、尋常じゃありませんよ! 何故、現役世代や若者がブチギレないのでしょうか?」

――でも、「社会保障費って仕方のない使い道なんじゃないか」と思っている人も多いのでは?
池田「それはもう、霞が関と永田町に依るマインドコントロールにかかっていると思わざるを得ません。確かに元々、社会的弱者である高齢者を救う為に現役世代が支えようとして作られた制度ですが、現在の日本の高齢者は、経済的に世界で一番強い存在なのです。日本人の個人金融資産総額は実に約1700兆円で、これは何とイギリス、ドイツ、フランスの総額と粗同じなのです。しかし、この内の約80%を、人口比の約25%でしかない65歳以上の高齢者が有しているのです。アメリカでは、富の約70%を1%の超富裕層が独占していますが、逆に言えば、99%のアメリカ人よりも日本の高齢者のほうが豊かなんです」




――全く弱者じゃないなぁ。
池田「その通り。一昔前は『公共事業費が無駄使いだ』と批判され続けました。しかし、公共事業は多くの人たちの共有財産だし、雇用も生み出します。景気も刺激されるし、効果は確実にあるのです。勿論、無駄な施設は個別に批判すればいい。しかし、今回の公共事業費は約6兆円です。それに対し、社会保障費という使い道は、まさに砂漠に水を撒くようなもの。殆ど何も生み出しません。当然、身寄りも資産も無い高齢者・障害者・孤児等、本当の弱者には手当てをすべきです。もっと言えば、外国籍の人たちが生活保護や健康保健の恩恵を得られて、懸命に働く日本の現役世代が苦しむ制度って何なんですか?」

――確かに…。
池田「でもね、高齢者たち自身が悪い訳ではないんです。彼らの票を目当てに、自分たちが当選したいばかりに、間違った政策を続けてきた政治家が先ず悪い。それ以上に悪いのは、間違った金利政策を継続してきた財務省なのです!」

――どういうこと?
池田「長年のゼロ金利政策です。若し金利を正常な数値に保っていたら、高齢者たちの莫大な個人資産は利益を生み出し続けていたのです。銀行に預けても増えないから、年金が必要なんです。お金持ちだって、自分たちが何歳まで生きるかはわからない。そりゃあ、貯金が減るのは不安に決まっています。日本政府は、収入に見合わない財政支出をバカみたいに続ける為、その尻拭いとして、国債の金利を低く抑える為のゼロ金利政策を続けてきたのです。悪いのは財務省と、それに従う政治家たちなのです!」


池田和隆(いけだ・かずたか) 元農林水産大臣秘書官。1967年、熊本県生まれ。“農水族議員のドン”と呼ばれた松岡利勝農林水産大臣(故人)の秘書を16年間務め、国家権力や利権・国の意思決定の実態を内側から目撃してきた重要人物。


キャプチャ  2016年4月4日号掲載


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