【タブー全開!政界斬鉄剣】(32) 秘書は地球5周分どころか月に行けるほど燃料を使う!

池田「民進党の山尾志桜里政調会長の政治資金収支報告書に記載された多額のガソリン代が問題になっています」

――「1年間で地球5周分にも匹敵する法外な額だ」と、新聞やテレビが騒いでいますよね。
池田「山尾さんがどうだったかは別にして、『政治家が使うガソリン代が地球5周分というのは嘘だ』と決めつける報道姿勢は間違っている。政治家の秘書のガソリン代は、月に行けるほどかかる場合もあるからです」

――そんなに?
池田「私が仕えた松岡利勝元大臣(農林水産省)の選挙区は、1996年に中選挙区から小選挙区になって狭くなったとは言え、2市22町村という広大なエリアでした。そこを地元の秘書たちは毎日、車で走り回る。走行距離は1日で100kmから150kmくらいです。秘書の世界に週休2日制はありません。月に2~3回休めればいいほう。だから1ヵ月で軽く3000km以上、年間で地球1周分は走ってしまう。松岡事務所には、車で地元を回る秘書が最終的には15人ほどいたので、1年間で地球15周分のガソリン代がかかっていた。年間のガソリン代は800万円くらいだったと記憶しています」

――ひょえ~! やっぱり政治はカネがかかるなぁ。
池田「私は東京の秘書だったので痛みは無かったですが、当時、熊本の地元秘書から泣きながら相談をされたことがあります。彼の悩みは、使用する車が自前の持ち込みで、ガソリン代以外の維持費が自腹だったことです。これは特別なケースではなく、お金の無い1年生や2年生議員の秘書たちは皆、同じような状況でしたね」

――1年で地球1周分も走ったら、個人の車なのに走行距離が洒落にならないよなぁ。
池田「タクシー並みの過走行です。当然、下取り価格は確実にゼロ。しかも走行距離的に、エンジンオイルを年8回、タイヤも年2回は交換しなきゃならない。3年で12万km以上も走れば、バッテリー、ブレーキパッド、サスペンションもダメになる。それらが全て自腹です」




――そんな仕事、絶対に辞めたくなる…。秘書さんってお給料が高いの?
池田「当時、25歳の地元秘書の月給が約14万円でした。しかも社会保険無し。東京勤務の私も選挙の時には地元入りしますが、その度に地元秘書たちの車がグレードダウンしていく様が痛々しかった。秘書になる前に買った新車のセダンがボロボロになり、次に見た時は中古のコンパクトカーに替わっていて、最後は廃車寸前の軽自動車になっていた。その様子を見る私のほうが涙したものです」

――仕える議員が出世すれば状況がよくなるの?
池田「多少は好転します。松岡さんの場合、当選3回を超えた辺りから徐々にカネ回りが良くなりました。でも、地元秘書の車が持ち込み制なのは最後まで変わらなかった。当時 自民党内でも屈指の資金力を誇る松岡事移所でさえそんな具合でしたから、他の議員の秘書さんは推して知るべしです。鳩山家のような大金持ち議員の事務所は別でしょうけれども」

――では、山尾議員のガソリン代は正当な額ってこと?
池田「いいえ。彼女の選挙区の広さ・秘書の人数・現代の車の燃費に鑑みれば、明らかに不自然。しかも、彼女は公募議員なので、日々の地道な地元回りを繰り返して当選した人ではない。到底、信じられるものではありませんね。若し本当なら、ガソリン代だけではなく、タイヤやエンジンオイル等、消耗品費等が計上されていなければおかしい。ただ、勉強不足の無知な新聞記者たちが、自分たちサラリーマンの常識でものを考え、『政治家の秘書が地球5周分も走る訳がない』という決め付けで報道する姿勢には、大きな疑問を感じるのです」

――山尾氏も記者も、どっちもどっちってことか。


キャプチャ  2016年5月2日号掲載




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テーマ : 政治家
ジャンル : 政治・経済

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