「お寺こそ子供が安心できる場に」…函館の子供坐禅塾が話題

20160427 12
苛めや児童虐待等が絶えないだけに、今、坐禅を通じて子供らに仏教を伝え、心のケアに取り組む住職が注目されている。北海道函館市の曹洞宗永全寺で『子供坐禅塾』塾長を務める齊藤隆明住職(46)だ。齊藤住職は大学卒業後、大本山永平寺で修行を積み、平成7(1995)年に先代住職の父である大全師の遷化に伴って、25歳で同寺に晋山した。子供坐禅塾を始めたのは平成19(2007)年。苛めや不登校等が社会問題になるのを目の当たりにして、「子供は皆、仏の子。お寺でも何かしなければいけない」と一念発起。参加無料で5ヵ月間を1セットとして、毎月1回、読経・坐禅・法話・掃除・遊び・食事作法・食事というプログラムを作り、子供たちに参加を呼び掛けたのだ。これが受けて餅つきや花火大会も催され、多い時は30人以上が集まるようになる。親たちの期待も日増しに高まった。「最初は大人しいのですが、やんちゃ盛りですから、慣れると騒いで収拾がつかず、怒鳴って声を嗄らすことも度々ですけれども、荒れていた子が塾に通い続けて、人が変わったように落ち着いて優しくなったと、ご家族から聞かされた時は嬉しかった」と齊藤住職。塾の卒業生が心身共に成長した姿を見せてくれることも、9年間継続してきた喜びだろう。「複雑な家庭環境で親の愛に創えた子供も多く、生涯、塾を続けなければと思います。お寺の社会貢献というより、ストレスを抱える子供たちの為に、安心が得られる場にしたい」と話す齊藤住職からは、仏法そのものこそ人を救う力があるという確信が見える。


キャプチャ  2016年3月号掲載




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