官邸激震スクープ! 防衛省内部にスパイがいる!――相次ぐ情報漏洩に不可解な事故死、内部撹乱工作を疑う防衛省幹部の告白

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“もぐら”――。諜報という特殊な世界では、ある国の情報機関の職員として働きながら、他国の為にスパイ活動をする二重スパイのことをそう呼ぶ。地中の彼方此方にトンネルを掘って生息するあのモグラ同様、組織内に潜入して目に見えぬ情報のトンネルを巡らし、そこで縦横無尽に活動することから生した隠語である。潜入される側としては、その穴がために組織が瓦解してしまう危険があるだけに、全く以て厄介な存在だが、対応策が取り難い。これまでの調査では、どのような経緯で、またどんな動機を持ってそうなったのかという入口の部分さえ千差万別。人によって様々だ。イデオロギー上の動機からなった者もいれば、金銭に釣られてなった者、或いは情に絆された者もいる。ただ、何れにも共通している二重生活故のストレス辺りに着目すれば、何か見えてくるかもしれない。ストレスが高じてアルコール依存症になったり、派手な生活で家庭を壊してしまったりする者が往々にして見受けられるのである。何故今、私がこんな話をするのか。実は、それには相応の理由がある。が、それについて語る前に一、二、説明しておきたい。先ずは防衛省という組織について。この組織は一般には軍事組織と見られ、兎角、装備や実動部隊員、及びその統率に目が向けられがちだが、実は情報部門こそが重要であり、その要員も少なくない。他国の軍事情報は素より、政治動向や外交方針がある程度の精度を持って掴めていなければ、実動部隊を無闇に動かしても意味が無いからだ。で、斯く言う筆者は、この軍事・情報の複合組織の中で、主に情報畑を歩んできた者である。所謂“制服組”であるか、或いは“背広組”であるかは敢えて明らかにしない。若し明らかにすれば、今後の取材活動に支障が出る恐れがあるからだ。

扨て、話を戻そう。“もぐら”について言及した理由だが、きっかけは凡そ1ヵ月ほど前、国内最大の防課組織、即ちスパイによる諜報活動を予防する上での主要機関である警視庁公安部の人間に、「防衛省内に“もぐら”がいるのではないか」と指摘されたからだ。その頃、私自身も情報組織としての防衛省の惨憺たる有様を憂えていた。この3年間だけに限っても、大きな不祥事が何件も続発していた。が、しかし、外部の警視庁が捜査を行ったもの以外、何れの事件も尻切れトンボ。事件の捜査も検証も内部では碌に行わぬまま、当事者の処分――しかも軽微なものが科されたに過ぎなかった。犯罪を放置しているとしか言えない状況で、組織内の綱紀はボロボロ。無責任体質が蔓延していた。家庭崩壊等、私生活の乱れを指摘される幹部も続出しているのだ。丁度そんな折に、公安部の人間がこんな発言をしたのである。「貴省には“もぐら”がいて、こういった風潮が続くよう画策しているのではないか。内部撹乱工作の匂いがする」。筆者はぎくりとした。敢えて考えないようにしてきた点を、彼はズバリ突いたからだ。しかも、面には出さずに冷静さを保った筆者に、こう追い打ちをかけた。「イギリス秘密情報部(M16)の“もぐら”事件を想起してしまう」。M16とは、Military Intelligence部門のセクション6の略称だ。つまり、軍情報局第6課といったところで、日本に置き換えれば、まさに筆者が関わってきたような部門に相当する。正鵠を射た発言を前に、筆者は若かりし日、この世界に入って間もない頃、各種資料を基に教え聞かされた記憶をいつしか辿っていた。M16に暗躍したソビエト連邦のスパイ網――。“ケンブリッジファイヴ”と称された通り、5人の“もぐら”が組織内に入り込み、組織をズタズタにし、イギリスはおろか、同盟国のアメリカまで翻弄した一大事件である。その中心人物であったキム・フィルビーは、第2次世界大戦中の1940年に入局後、CIAの前身である『アメリカ戦略情報局(OSS)』と連携しつつ、対ソ諜報の責任者を務めたばかりか、M16の長官候補に推されるほどの評価を受けていたが、後に疑惑が発覚した。1955年、『アメリカ連邦捜査局(FBI)』長官のジョン・エドガー・フーヴァーはスパイと断定。イギリスがフィルビーを逮捕していないことに業を煮やし、“もぐら”であることをマスコミにリークしたのである。だが、事勿れ主義を貫くイギリスのハロルド・マクミラン外務大臣は、碌に調査もせずにあっさりとこれを否定し、退けてしまった。フィルビーはその8年後、1963年にソ連に亡命。これにより、スパイであったことを自ら立証したという何とも後味の悪い事件となった。公安部の彼は、こうした諸事情を承知で、この事例を筆者の目の前に提示したのである。筆者は遂に認めざるを得なかった。「今の防衛省は、確かに不自然な状況にある。尋常ではない」と。筆者は、気になる不祥事・事件について、新聞等の公開情報を始め各種資料を取り寄せ、個々、精査し始めた。以下は、その結果である。




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最初に気になったのは、2013年2月に発覚した情報漏洩事件だ。同月16日夕刻、防衛省の庁舎玄関に持ち主の無いリュックサックが1つ放置されているのが見つかった。発見した自衛隊員は当初、不審物かと警戒したというが、外形のチェックから忘れ物との見方を強め、中身を確認したところ、職員のものであることがわかった。所有者は、情報本部に勤めていた60代の女性事務官。この女性は定年退職後に再任用され、外国文献の翻訳等を担当していたのだが、リュックの中からアメリカ国務省の定例会見を翻訳した文書が出てきたことから、騒動となった。情報本部と言えば、『アメリカ国防情報局(DIA)』の組織を参考に1997年に設置された部門で、海外の軍事情報を始め、各種情報を扱う日本最大の情報機関とされている。情報収集衛星の画像分析や傍受した電波の解析を行う等、国防に関わるセクションでもあるが、こうした機密情報に接触できる立場に、この女性がいたことがわかったからだ。彼女は一体、何の為に内部資料をリュックに入れていたのか。持ち出して誰かに渡そうとしたのか。他に持ち出された資料はないか…。情報関係者が呼ばれ、女性の背景調査が始まった。すると、この女性とある中国人男性の関係が浮上した。男性は年若き留学生。女性がよく立ち寄るスーパーでアルバイトをしていた。そんなある日のこと、突然降り始めた雨に女性が困っていたところ、留学生が傘を差し出し、2人は知り合った。2007年のことであった。以後、女性は防衛省には申告せぬままに、この男性と食事を重ねた。当人の弁によれば、翌2008年までに2回ほどということであったが、果たしてその通りなのか…。交際経緯からすると、明らかに入念に計画されたハニートラップだ。女性の行動確認を行い、ルーティーンを確認し、その上でスーパーに年若き留学生を配して、接触の機会を窺ったのである。それ以外に、この不自然な出会いは説明し難い。となれば、女性の申告程度で関係が終わるとは思えない。終わっていたとするなら、それから5年も経って内部文書を持ち出そうとしたことも理解に苦しむ。

「中国への情報漏洩は進行中であったのではないか」――。そう懸念されたが、しかし、調査は途中でストップ。それ以上の追及はなされなかった。しかも、防衛省は当初、任期満了による退職で事を済まそうとした。更に、マスコミに漏れそうになっても、女性を注意処分に処したものの、尚も公表は避け、遂に報じられることがわかって漸く一部を公表したのである。因みに、それを受けての新聞等の報道は、女性の立場や外形的な事実のみに触れるものが多く、背景に踏み込んだものはあまり見られなかった。何とも釈然としない、おかしな事件であった。女性が退職することになった2013年3月、これについての公開資料――新聞報道は事後になってのものが一部見られたが、今度はあろうことか次官に就任することが決まっていた防衛政策局の西正典局長の身に、不可解な情報工作事件が降りかかった。メールがウイルス感染したというのだ。しかも、ウイルス感染の事実を指摘したのは外部。在日アメリカ大使館だった。西氏がカウンターパートとしている大使館職員に送ったメールが異常警報を鳴らした為、発覚したのである。アメリカ大使館員から知らせを受けた当人は、関係者にこんな連絡を入れた。「各位 昨日私のところから不審なメールを受け取られたことと存じます。これは、何者かに私のメールがハイジャックされたことが原因で、添付ファイルにウィルスが仕込まれております。まだ開封されていない方は、直ちに破棄してください。もし不幸にして開封されてしまった方は、恐縮ですがアンチウィルスプログラムでスキャンしてくださるようにお願いします。ご迷惑おかけして、大変申し訳ありませんでした。西正典」。西氏にしてみれば謝罪を込めた連絡のつもりであったのだろうが、これを見たアメリカ大使館員は激怒した。より深刻な問題についての認識が欠如していたからだ。即ち、西氏のパソコンがウイルスに感染し、更に何者かによって不正にアクセスされ、情報が抜き取られていた疑 いがあることだ。西氏のパソコンには、防衛政策局長という立場柄、重要度の高い機密情報が入っていた。それに加えて、次官就任を前提とした引き継ぎ情報もあり、そこには日本政府の情報は勿論、海外の政治・軍事情報まで含まれていたのである。同盟国であるアメリカの情報も当然、そうだ。「ミスター西は海外のエージェントなのか? 問題をすり替えている。防衛省も防衛省だ。今の時代、ウイルスチェックすらできない軍事・情報組織などあり得ない」。アメリカ大使館員はそう批判し、以後、西氏への情報提供は避けるようになったという。由々しき事態だ。

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しかし、この件も有耶無耶になってしまった。どこの誰が何の目的でウイルスを仕込み、その結果、どんな被害が生じたかは一切、公表されなかった。実際は、西氏が消毒されていない外部接続機器を省内のパソコンに接続したことが原因であったのだが、それに対しても軽微な処分で終わってしまったのである。防衛省のホームページにはその処分と合わせて、「不審なメールには注意しましょう」等という当たり前の警告が掲載されただけであった。アメリカ大使館側の指摘が強ち的外れではなかったような気がしている。それから凡そ2ヵ月後の2013年5月、今度はロシアへの情報漏洩事件が発生した。漏洩したのは、2009年に退官した泉一成元陸将。相手は、ロシアの情報機関である『軍参謀本部情報総局(GRU)』の局員と見られるセルゲイ・コワリョフ在日駐在武官だ。このことが新聞等で公にされるのは2年以上も経ってからだが、ここに至るまでの経緯は以下の通りである。2人が知り合ったのは2012年2月のこと。ロシア大使館主催のレセプションに参加した泉元陸将に、コワリョフ武官がアプローチ。以後、東京都内の飲食店で8回ほど接触していたが、翌年5月中旬、コワリョフ武官から部隊の運用方法についての資料を求められた。それを受けた泉元陸将は、自分の後輩である渡部博幸陸将ら現役隊員に、“普通科運用”と呼ばれる教本を入手するように依頼。数日後に渡部陸将から譲り受けたものを、都内のホテルでコワリョフ武官に渡したのである。当時、防衛省は、この件について全くと言っていいほど把握していなかった。が、警視庁は予て、2人の動向を監視していた。ホテルでの受け渡しについても。そこで、警視庁は防衛省に、これまでの経緯を伝えたのだが、防衛省は何と「教本は機密ではない。全く問題ない」と撥ね付けたのである。しかし、そんな筈はない。2人の関係を見れば、情報工作が進行していることも明らかだ。警視庁はその後、入念な捜査を行い、昨年12月に立件。関係者らを書類送検した。だが、それでも防衛省は真面に対応しなかった。調査委員会こそ設置したものの、それも陸上幕僚監部内でのこと。第三者によるものではなかった。自前の調査の結果など見るに値しまい。また、現役隊員らも懲戒処分にしただけであった。

背景にスパイ工作があることを疑わせるような死亡事件も起こっている。ロシアへの情報漏洩事件が進行している最中の2013年5月3日未明、統合幕僚監部特殊作戦室長を務めていた黒沢晃1等陸佐がオートバイに撥ねられ、死亡したのである。この事件は、所謂べタ記事扱いで発生直後に報じられているが、生憎、肝心な部分が抜け落ちていた。彼が就いていたのは、特殊作戦群のオペレーションを計画・調整する要職であった。因みに、特殊作戦群とは、アメリカ陸軍の特殊部隊である『グリーンベレー』(対ゲリラ)や『デルタフォース』(対テロ)を手本として発足した精鋭部隊である。オペレーションは極秘裏に実行される。つまり、黒沢1佐は我が国の防衛情報の中枢にいたのである。そういった人物が単独行動の最中に死亡した訳だが、防衛省は彼の行動について全く把握しておらず、警察からの通報で事を知ったのであった。それだけに、この事故は様々な憶測を呼んだ。事故現場が参議院宿舎前ということもあって、誰かとコンタクトしているところを襲われたのではないか。重要な機密を所持していたのではないか…。また、当然のことながら、「所在確認ができないのは問題だ」という指摘もあった。抑々、24時間体制で職務に臨むのが当然の立場だからだ。しかし、こうした疑問や指摘は一切、封殺されてしまった。欧米であれば考えられないことである。更に昨年7月、防衛省から内閣府情報保全監察室に出向していた神原紀之参事官が、何故か屋久島で遺体となって発見された。新聞等の公開資料によると、単なる事故死扱いであり、不審な点を窺わせる記述は見られなかった。鹿児島県警も、登山道を歩いていて増水した川に過って転落したというのだが…。当日、現地では大雨警報が出ていた。また、「彼に登山の趣味は無い」との情報もあった。加えるに、黒沢1佐と同じく、所在確認がなされていなかったともいう。彼が所属していた情報保全監察室とは、2014年12月の特定秘密保護法の施行に伴って設置された公文書管理の事務局であり、政府が行う特定秘密の指定や解除が適切かどうかチェックする役割を担っている。やはり、秘匿性の高い機密情報に触れる立場にある人間だった訳だが、所在不明の原因を含め、こちらも背景調査等は今に至るまで一切、行われていない。時間はやや遡るが、こんなこともあった。2014年5月、内部告発により防衛大学校学生のスパイ疑惑が発覚したのである。「完全に中国のスパイと目される女子学生が学外に工作拠点を設け、ハニートラップの手法で教官らを工作している。これに引っかかった者は結構な数おり、学生の間でも問題視する声が上がっているが、学校側は放置している」と防大関係者は語った。だが、対応しなかったのは大学だけではなかった。防衛省も放置したのである。代わりに動いたのは警察だった。

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問題の女子学生について調査を行った公安関係者は、こんなことを明らかにした。「彼女は筋金入りの中国スパイだ。中国式に言うと、“内間”と呼ばれる存在。この呼び名は孫子の兵法に由来するもので、その中に出てくる“用間”という項目――間(=間諜)を用いる、つまりスパイをどう活かすかということについて説いた部分だが、そこには様々なスパイが登場しており、彼女の場合は、敵国の官人を工作して有為な情報を引き出す等、自国に協力させるスパイ、即ち内間として中国から送り込まれたという記録が我々の手元にある。要するに、彼女は自衛官を始めとした公務員を工作する為、選抜されて送り込まれた人間ということだ」。用間には、内間の他に、因間(敵国人民を工作)・反間(敵国スパイを工作)・死間(偽の情報を味方の間者を介して敵のスパイに伝えさせて誤導する工作)・生間(敵国を往来して行う工作)の4つがあり、中国は今も尚、こうした色分けをスパイ工作部門で行っているという。「だから、我々も同じ区分で奴らの記録を整理している」と言って、公安関係者は続けた。「因みに、我々の記録によると、彼女は日本に帰化しており、本籍は大阪。実父と祖父母は中国に在住しており、母親も日本に在住するものの、翻訳活動を通じて中国との接点を持ち続けている。浦賀署管内に拠点を設定し、教官らをそこに招いて色仕掛けで工作を行っている――となっている」・教官と言えば勿論、自衛隊の装備や機密に通じている。それだけに当然、保秘の徹底は図られていようが、男女の関係を結ぶほどの関係となれば、どこまでそれが守られるものか。この状況を懸念した公安当局は大学側に探りを入れたが、防大は「何ら問題はない」と突っ撥ねた。アパートについては「個人情報だ」として、所在すら明かそうとしなかったという。その後、この学生は自ら退学したが、未だに在学している疑わしき学生や、既に卒業して幹部自衛隊員となっている者もいる。ざっと挙げると、千葉県出身のYは母親が中国人。既に任官している。熊本県出身のOもやはり、母親が中国人。少年工科学校(現在の高等工科学校)から推薦枠で防大に入学。通信工学を専攻し、航空自衛隊を希望していたが、身上が発覚し、現在は陸上自衛隊に所属している。それから、福岡県出身のCは両親共に中国人だが、日本に帰化。やはり任官している。在校生では、両親共に中国人であるMの他に、数名が公安当局のマーク対象となっている。また、女子学生と密接な関係があったとされる教官は、2尉のMと3佐のOらとされる。総計すると十数名が疑問視されている訳だが、新聞等で報じられることが無かったせいもあるのか、何れのケースでも防衛省は何ら対応していない。

国際テロが世界的に警戒されている昨今、これについても懸念される事案がある。2014年8月、大学卒の2等陸尉がイスラム式の結婚式を挙げた。新聞では一切報じられなかったが、別のルートでこれを知った時、筆者は憂慮した。「国家を否定するイスラム過激グループが自衛隊に浸透し始めているのではないか」と。そこで調べてみると、やはりそうだった。斬首や無差別テロを次々と行っている『IS(イスラミックステート)』に共鳴する日本国内の勢力に属しており、非常に危険性が高いことが判明した。時を同じくして、公安関係者の1人は、こんなことを漏らしている。「『国家はいらない』『政府もいらない』と主張し、国を廃し、神の啓示を享けたとされるイスラム預言者・ムハマンドの後継者(=カリフ)によるイスラム圏の大統合を唱え、欧米と対峙すべしという活動を行ってきたイスラム法学者がいる。この学者が実行部隊を集めているようだ。自衛隊に浸透しつつある」。実は、この学者こそが2尉の結婚式の立会人であったのだ。2尉は自身のツイッターで、冗談なのか何なのかよくわからないが、こんな発信もしていた。「平成維新=日本発の地球解放闘争に」。気になってその後の動向を追ってみたところ、この人物が周囲の複数の自衛官らをイスラム教に改宗させていたこともわかった。更に、この面々は首都圏各地にある自衛隊の駐屯地に、イベント開催の度に学者やそのシンパを伴って頻繁に出入りしていたことが確認された。これが意味することを考えると、空恐ろしくなる。それというのも、どこの駐屯地のどこに何があるか把握できている、つまりは銃器や爆発物等の所在がわかっているということだからだ。勿論、戦車やヘリコプター等の管理状況についても同様と見られる。そして、この先に見えてくるのは言わずもがな、テロの危険性だ。若し日本国内で実効性のあるテロが起こるとすれば、こうした装備とそれを使い熟す為の知識が必要となる筈だが、然して人数はいらない。数人いれば十分であり、それを考えると、極めて危険な状況にあることがわかる。だが防衛省は、これについて一切蓋をしてしまっているのだ。因みに、IS入りしようとした自衛官もいた。これについては、2尉の件とは違って新聞にも報じられたが、それでもなぜか黙殺。不問としているのである。果たして、防衛省は組織としての体をなしているのか。狡猾な“もぐら”の存在以前に、そんな懸念すら芽生えてしまう。しかし、これら全てを不作為の結果とするのは、やはり釈然としない。ここで取り上げた事例から見えてくるのは、そんな実像である。付言しておくと、現在、進行していると懸念される事例も耳に届いている。例えば、都内のとある有名ステーキハウスに、何故か防衛省幹部が頻繁に通っているというのだが、ここは某国の工作拠点として公安部の監視下に置かれているのである。これ以外にも幾つか聞こえてきている…。徹底した調査と検証が今、求められている。 (取材・文/フリージャーナリスト 時任兼作)


キャプチャ  2016年3月号掲載




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