【儲かる農業】(12) ビジネスマンでも心配無用! お手軽ファーマーズライフ

今の仕事を擲って農家へ転身する決心がつかない…。そんな人でも大丈夫。先ずは疑似体験や週末農業から始めてみてはどうだろう。農業を知るところから道は開けるかもしれない。

20160509 06
ヨーロッパ屈指のハブ空港であるフランクフルト空港から乗車した列車が中央駅へ着く直前、夥しい数の小屋付き農園が車窓に飛び込んでくる。現地で聞けば、“クラインガルテン”(“小さな庭”という意味)というらしい。野菜や果樹を育てながら併設で出身地に戻り、相続した実家のの小屋に滞在するという滞在型の自然農園のこと。セカンドハウス感で使ったり、都市部に住む市民が郊外に農地を借りたりと、利用者は50万人を超えるという。ドイツでは、国民の日常生活の中に農業が息付いている。こうしたライフスタイルが、日本でも定着する日が来るかもしれない。最近、会社生活のゴールが見え始めた中高年層の間で、Uターンで出身地に戻り、相続した実家の土地を使って農作業に勤しむ“隠居男性”が増えている。統計的に見れば、新規就農者がぶつかる最大の壁は“農地の取得”だと言われて久しい。確かに、旧態依然とした慣習が残る水田等の取得は難しいかもしれないが、野菜や果樹等の農地確保はそこまで難しくない。上記のように、相続する場合が増えている上、寧ろ耕作放棄地の拡大が地方自治体を悩ませていたりする。その為、自治体や農協系団体では農地を取得し易くする制度を充実させつつある。また、農業が盛んな自治体では、人口減少を抑えようと新規就農者向けの助成金メニューが大盤振る舞いになっている。思い切って地方へ移住・帰省して、農業生活を送り易い環境が整ってきている。尤も、都市部から離れたくない人や、会社を辞めてまで農家へ転身する決心がつかない人もいるだろう。そんな人は、先ずは農業の実態を知ることから始めるのも一計だ。本気で農業を始めたいのならば、“農業版MBA”との呼び声高い農業専門コースがある。週末の土日に開講される為、平日勤務のビジネスマンでも通うことができる。もっとお手軽に農業を楽しみたいならば、アグリメディアの“シェア畑”や“1口オーナー制度”にトライしてみるのも手だ。ドイツのクラインガルテンは200年の歴史を持つ。日本人の生活に農業が“馴染む”には時間がかかるだろうが、それでも農業ブームは長く続くだろう。


キャプチャ  2016年2月6日号掲載




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テーマ : 農政
ジャンル : 政治・経済

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