レコ大2年連続受賞だけど曲も顔も知らない謎のDQNグループ…HIROさんが絶賛ゴリ押し中! 『三代目J Soul Brothers』の偽りの人気を暴く!

今、若者の間で流行っているらしい『三代目J Soul Brothers』。メンバーの名前は知らないし、曲すらも聴いたことが無いという人が大半だろう。何故、このグループが売れているのか調査すると、ハリボテ過ぎる実態が浮かんできた――。

20160512 01
若者文化に通じていない世のおじさんたちは、近頃、度々耳にする“三代目”という言葉に首を傾げているに違いない。ヤクザ絡みの話でも、そこいらの魚屋のことでもない。『三代目J Soul Brothers』。彼らのことを、若者たちは略して“三代目”と呼んだりしている。…と言われても、未だピンとこない人の為に、ざっと紹介しておこう。2010年に結成されたダンス&ボーカルユニットで、メンバーはNAOTO・小林直己・ELLY・山下健二郎・岩田剛典・今市隆二・登坂広臣の7人。まぁ、“EXILEの弟分”と言っておけば、何となくは想像してもらえるだ ろう。若者層以外には殆ど認知されていないグループだが、実は2014年と2015年の『日本レコード大賞』を連覇し、これまで4作品でオリコン1位を獲得。昨年は初のドームツアーを開催し、ドキュメンタリー映画『Born in the EXILE~三代目J Soul Brothersの奇跡~』が今年2月から公開されている。軽佻浮薄なマスコミに言わせれば、「飛ぶ鳥を落とす勢い」なのだとか。実際、今の音楽業界で大規模なドームツアーを成功させられるのは『SMAP』『嵐』『B'z』ぐらいのものだし、昨年1月にリリースしたアルバム『PLANET SEVEN』の初週50万枚、出荷100万枚という記録も誇るべきものだ。昨年の賞レースの23冠獲得も驚くべき成績だ。

しかし、その“売れている感”が全くしっくりこないのはどういうことだろう。「嵐クラスの人気」「EXILEを超えた」と言われても、今ひとつもふたつもピンとこない。国民の大半が名前も活動内容も認知していないのに、何故か売れている。最初に結論を言ってしまうと、三代目の人気はメディアにゴリ推しした結果のハリボテ。知らない人が多くて当然なのだ。このゴリ推しのカラクリを紐解くには、“三代目”の成り立ちをもう少し詳しく説明する必要がある。抑々、何故“三代目”等という古臭い冠が付いているのか。三代目というぐらいだから、当然、初代がいる。前身は、1991年に結成されたダンスチーム『Japanese Suol Brothers』。そのメンバーだったHIROが1999年に結成したダンス&ボーカルユニットが、初代『J Soul Brothers』だ。3枚のシングルをリリースするが鳴かず飛ばずのまま、ボーカルのSASAが脱退。新ボーカルとしてATSUSHIとSHUNが加入し、心機一転、改名したのが、あの『EXILE』だ。要は、EXILEのリーダーで所属事務所『LDH』の社長でもあるHIROにとって、“J Soul Brothers”とは、自らの原点として残しておきたい思い入れのある名前なのだ。美談のようにも聞こえる話だが、HIROひとりの我欲の為に、黒歴史紛いの名前を受け継がされるほうはたまったものじゃない。事実、EXILEのブレイクで調子に乗ったHIROプロデュースの下、2007年に“新生”J Soul Brothersが誕生するが、シングル4枚は全てインディーズで、微塵も売れないまま、所属メンバーは全てEXILEで引き取ることに。EXILEが急に大所帯となった裏には、こうした事情があったのだ。普通、ここまでやれば流石に“J Soul Brothers”の名前は捨てる。しかし、この名に対するHIROの思いは“怨念”とも呼べるものだった。二代目消滅の翌年に『三代目J Soul Brothers』を結成。それまでの経緯を知る者は、「HIROさん、マジっすか?」と寒気を覚えたことだろう。




20160512 02
怨念にも似たHIROの思い入れが『三代目J Soul Brothers』を誕生させた。恐らく、周囲からは反対の声も上がった筈だ。「2度も失敗している名前よりも、新鮮で汚れていない名を付けたほうがいい」。若し、そうした意見が全く出ていなければ、HIROを取り巻くスタッフは、余程仕事のできないバカしか揃っていないことになる。HIROに対して直接物申せたかは兎も角、反対の色はあった筈。それでも、HIROはゴリ推しで名前を受け継がせた。そうまでした以上、今度こそ失敗する訳にはいかない。幸い、EXILEの他にも『E-Girls』やクリスタル・ケイ、佐田真由美や岩堀せりといったタレントも数多く抱えるほどに、LDHは大きな芸能事務所に成長していた。音楽業界やテレビ業界に与える影響力も充分。長年、芸能の世界で採まれてきただけあって、“売れるシステム”というものもHIROは熟知していた。「このシステムに三代目を乗せれば、必ず売れる!」。HIROがそう確信したかどうかは定かではないが、2010年に誕生した三代目は、まさに“LDH全社を挙げて”という表現がぴったりの猛プッシュで売り出された。先ず、EXILEファンなら必ずチェックするドキュメンタリー番組『週刊EXILE』(TBSテレビほか)で結成を発表。当初はEXILEファンから批判の声も少なからずあったが、今ではすっかり三代目のファンになっているのが面白い。番組を通してオーディションの模様を追えば、デビュー前から注目が集まると同時に、ファンの中に“育てる”という意識が芽生えるのは、『ASAYAN』(テレビ東京系)等でも証明済みだ。その甲斐もあってか、2010年11月のデビューシングルからオリコン3位という好発進。因みに過去の最高位は、初代のデビューシングルで88位だ。翌年にはライブツアーを開催し、4thシングルで早くもオリコン1位を獲得。文字通り、トントン拍子の歩みに、HIROも一安心といったところか。

デビュー当初から現在に至るまで、三代目への猛プッシュには1つの特徴がある。それは、“音楽活動以外での露出の多さ”だ。特にドラマは、デビュー直後の無名の頃から何故か頻繁に起用されている。音楽シーンに詳しくないドラマファンなら、三代目を単なる“若手の俳優集団”と認識していても不思議ではないくらいだ。LDHでは、『劇団EXILE』という俳優集団を実際に持っている。ドラマや映画に起用させるなら、そちらのメンバーをプッシュしたほうがいい筈だ。何より、本業で俳優をしている劇団EXILEのメンバーと比べ、三代目の演技力はお世辞にも褒められたものではない。なのに、次々に話題作に出演。それも主演やヒロインの相手役等、重要な役どころばかり。三代目が如何に猛プッシュされているかがわかるだろう。このような他分野への進出は、ブレイクの為の第1ステップ。映画やドラマ等、メディアのゴリ推し出演で取り敢えずの実績を作るのだ。「名前もよく知らないけれど、やけにドラマで見かける」という状況を生み出し、恰も“売れている感”を出すのが狙いだ。日本の女性はブームに弱い。実際、結成直後から三代目の不自然なキャスティングが続いており、特にNAOTOの『バイキング』(フジテレビ系)MC抜擢や、登坂広臣の『テラスハウス』(フジテレビ系)出演は、ある意味、大きな話題となった。その他、ドラマ『おかげ様で!』(中部日本放送)・『ラスト♥シンデレラ』(フジテレビ系)・『ろくでなしBLUES』(日本テレビほか)。そして、映画『ホットロード』等の人気作に、これでもかと顔を出している。勿論、売れている感だけではおまんまは食っていけない。ドラマへのゴリ推し出演の次なるステップは、ドラマとは比較にならないほどの高額ギャラが見込めるテレビCMだ。タレントの人気は数値化し辛い。そんな中、“出演ドラマ○本”という経歴は、スポンサーへのアピール材料となるのだ。売れている感を武器に何本かのCMに出演すると、今度は“新CM女王”という肩書きを与えられる。そうこうしている内に、世間にも“売れっ子”というイメージが浸透し、本人に才能が無くとも売れっ子に上り詰めることができるという仕組みだ。三代目は、『ABCマート』『ゼクシィ』『全日空』のCMに出演。メンバー単体では『サマンサタバサ』等、本当に多くのCMに出演している。特にサマンサタバサのCMは、同社の商品を身に付けた無名の金髪美女とアダルティーに絡む三代目の姿が失笑もの。女性向けのブランドなので、本来なら人気女性タレントが出演する筈。にも拘らず、謎の金髪美女が出演し、三代目を引き立てているのだから、ゴリ推しであることは誰の目にも明らかだ。

20160512 03
当然のことながら、三代目の主戦場は音楽ジャンルだが、ここでもゴリ押しの匂いがプンプンする。デビュー曲がいきなりCMソングとなったのを皮切りに、出す曲出す曲、CM・ドラマ・バラエティー・アニメの主題歌等に起用。これまで三代目がリリースしたシングルは19枚になるが、タイアップを受けていない作品は1枚も無い。EXILEの偉大な名前が影響したのか、将又“実弾”を使ったのか。その陰に尋常ならざる営業努力があったことは、想像に難くない。昨今の音楽業界では、同じ楽曲のジャケット違いを複数用意したり、CDに握手券を付けたりと、所謂“ドーピング”と呼ばれる販促手法が珍しくない。HIRO(左写真)率いるLDHでもドーピング商法に力を入れている。三代目の場合は、7thシングル『0~ZERO~』でジャケット違いの4種類をリリース。4種全てを同時予約すると、先着1万名がスペシャルイベントに招待される特典付き。また、三代目とEXILEの対象商品6品を全て購入すると、全員に特典がプレゼントされるという荒業まで。このやり方には、流石にファンの間でも批判が噴出した。三代目の経歴の中で最も輝かしいレコード大賞にさえ、ゴリ押しという批判がある。2014年12月30日、『第56回 輝く!日本レコード大賞』(TBSテレビ系)で三代目のレコード大賞受賞が発表されるや、インターネット上では「どう考えてもおかしい」「ヤラセだろ」といった声が溢れ返った。皮肉にも、彼らの受賞によってレコ大の価値は地に堕ちてしまったが…。ドラマや映画に関して言えば、登坂広臣出演の『ホットロード』、岩田剛典の『クローズEXPLODE』、複数メンバーが出演する『ろくでなしBLUES』等、所謂“不良モノ”が矢鱈と多いのも特徴だ。横浜のヤンキー中学出身のHIROの影響かもしれないが、今時“不良”や“ヤンキー”に憧れを抱くのは、心身共に生育途中の男子中学生か、ホストやDV男に引っかかりがちな頭の弱い女くらいだろう。HIROが抱き続ける“不良”への憧憬は、『EXILE TRIBE』(EXILE族)というダサ過ぎる名称にも表れている。また、三代目が度々口にする「俺たちはゼロからスタートした」「アンダーグラウンドから出てきた人間の集まり」といった言葉にも影響が見て取れる。しかし、彼らが言う“アンダーグラウンド”とは所詮、“ストリートダンスをしていた”程度のものだ。これだけのお膳立てをされて出てきた“ポッと出”にも拘らず、「ゼロからスタートした」とはちゃんちゃら可笑しい。三代目の女性人気を牽引する岩田剛典等は、創業90年の歴史を持つ老舗会社の御曹司で、ミスター慶應コンテストの最終選考にも残ったチャラチャラの慶應ボーイだ。顔・髪型・衣装等のビジュアルは韓流に寄せて、ゴリ推し手法でメディアを席巻。“売れている感”という錯誤によって、おバカな女子や欲求不満のオバサマを騙しているのが、『三代目J Soul Brothers』というグループの実態なのだ。


キャプチャ  2016年5月号掲載

内側から見たテレビ [ 水島宏明 ]
価格:820円(税込、送料無料)





スポンサーサイト

テーマ : EXILE
ジャンル : 音楽

Categories
Profile

KNDIC

Author:KNDIC
Welcome to my blog.

Latest articles
Archives
Counter
I'm participating in the ranking.

FC2Blog Ranking

information
Search
RSS Links
Link
QR Code
QR