【タブー全開!政界斬鉄剣】(76) “籠池クラス”の怪しい人物たちと政治家が付き合う本当の理由とは?

池田「森友学園問題の中心人物・籠池泰典氏のハチャメチャな言動と怪しさ満点の人物像は、今や全国民の知るところとなりましたね。皆さん、不思議に思いませんか? 『あれほど明らかに胡散臭い人物と何故、政治家は付き合っちゃうのか?』と」

――確かに不思議だ…。
池田「結論から先に言ってしまうと、怪しい人物だと百も承知の上で付き合わざるを得ないのが、政治家稼業だということです。確かに、籠池氏は世間をドン引きさせるほどの怪しさを持った人物ではあります。しかし、永田町の議員会館に出入りする人たち全体で見れば、籠池氏レベルの怪しさなんて平均以下でしかないんですよ」

――議員会館って、そんなに怪しい連中だらけなの?
池田「はい。政治家とその秘書たちは、籠池氏以上の怪しさを持つ“怪人”たちと、日常的に付き合わされています。政治家だって秘書だって、そんな連中とは付き合いたくないというのが本音ですがね…」

――渋々でも付き合う理由が?
池田「怪しい人物たちが厄介なのは、地元選挙区の有力者や、関係する企業・団体・先輩政治家等、非常に断り難い筋からの紹介で近付いてくることなんですよ。勿論、初対面の瞬間から『怪しい』とわかる。でも、怪しいからといって付き合いを断ってしまうと、彼らはお決まりの嫌がらせ行為を繰り出してくるんです」

――どんなどんな?
池田「怪しい連中に付き合いを断ると、彼らは決まって同じようなセリフを吐きます。『おい、俺を怪しい人物とでも思っているのか?』と。笑い話に聞こえるでしょうが、本当に言うんですよ。そして、彼らは報復行為に出る。有力な紹介者や地元選挙区の人たちに悪口を言いふらして回るのです。悪口の内容が事実か嘘かは問題じゃない。悪評を聞いた多くの人が疑念を持つだけで、選挙や資金集めにとって大きな痛手になるのです」




――面倒なヤツらだ…。
池田「政治家に接近する怪しい連中は、決まって大物政治家と一緒に撮った写真やサインを事務所等に飾っています。彼らはそこに人を呼び、尤もらしく政界の裏話等を語り出す。それを聞いた人たちは、怪しい人物に“大物感”を感じ、信じてしまうものなのです。だから、政治家たちは泣く泣く怪しい連中とも付き合っている。勿論、付き合い方の“距離感”には気を付けているのですが、怪人たちも中々巧妙で…」

――どういうこと?
池田「彼らは、付き合い始めの時期は頼み事をしないんです。寧ろ、『折角のご縁だから、先生の活動を応援させて頂きます。パーティー券とか、何か手伝えることがあれば協力しますよ』といった調子です。政治家も若手の頃はお金が無いので、政治資金パーティーを開く際には甘えてしまう。すると、何十万円から100万円くらいの単位でポンと協力してくれる。そうして付き合いが5年・10年に及び、パーティー券の購入額が合計で数百万円になった頃合いを見計らい、省庁等への口利き等を依頼してくる訳です」

――そりゃ断り難い!
池田「だから、怪しい人物の面子を立てつつ、上手く断りたいんです。私の場合、怪しい人物から依頼が来たら、該当する省庁の局長や部課長クラスの官僚に協力してもらっていました。先ず、官僚に連絡を入れます。『最終的には断っていいから、即座には断らず、少しだけ間を置いた上で断ってくれ』と。そうすると、実際に政治家や秘書も省庁の幹部官僚も全力で動いてくれたのに、最終的には『法令上の理由で無理だった』となり、納得してくれる訳です」

――なるほどー!
池田「今回の森友学園問題では、怪しい連中と付き合う際の極意を知らなかった防衛省の稲田朋美大臣や安倍昭恵夫人が、籠池ファミリーとの距離感を見誤ってしまったということでしょう」


池田和隆(いけだ・かずたか) 元農林水産大臣秘書官・政治評論家・『池田和隆国家基本戦略研究会』代表・一般社団法人『社会基盤省エネルギー化推進協会』主席研究員。1967年、熊本県生まれ。法政大学在籍中に松岡利勝氏(農林水産大臣・故人)の私設秘書。公設第2秘書・政策担当秘書・農林水産大臣秘書官を経て現職。


キャプチャ  2017年4月10日号掲載
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