【私のルールブック】(100) めでたさも中位なり100回目…プライベートで“ピンチ”到来!

当連載も今号で100回目を迎えたそうで…。早いものですね。100回と聴くと1つの区切りのように思えてしまう。「我が社はちょっと硬いので、いや、だいぶ硬いので、坂上さんに連載をして頂いて崩してもらいたい」と依頼され、快く引き受けさせて頂いて、いざ書いてみると校閲チェックが厳しいのなんの。「言っていることと全然違うじゃん!」と何度叫んだことか。で、そんなこんなを経ての100回目なんですが、何を書きましょうかね? 折角の区切りの回なんで、普段はあまり書かないことでも書いてみましょうか。私、一応5年?6年?お付き合いをさせて頂いている彼女さんがいるのですが、ここにきて別れの危機に瀕しております。これ、マジな話です。とはいえ、今直ぐにどうのこうのという訳ではないんです。だって、いつ結婚してもいいと思っていましたから。今でもどこかで思っていますから。

ただ、最後の詰めの作業といいますか、恐らくお互いに1つだけ引っ掛かることがあって、踏み切れない状態でいるのかなと…。浮気とかではないんです。逆に浮気のほうが全然楽、だって善悪がハッキリしているから。すんごく小さなことなんです。とんでもなく細かいことなんです。それは…生活習慣。私、中々眠れない人なんです。一方、彼女さんは数秒で眠れてしまう人なんです。私、出した物は使い終わったら直ぐに元の場所に戻したい派なんです。一方、彼女さんは最後に纏めて元に戻せばいいじゃない派なんです。それでも、私が気になって元に戻してしまう。しかし、その行為が彼女さんを煽ってしまっているのは事実なんですよね。私、気になった事は忘れない為にもその場で正す主義なんです。一方、彼女さんはどちらかというと溜め込む派。男にとったら、溜めて溜めて一気にドバッと吐き出されるパターンは結構な難敵でして、それこそ忘れちゃったりしてますから。でもね、生活習慣の違いであったり、所謂価値観の違いなんてものは当然のことであって、だって他人同士がくっ付いている訳ですから。




結局のところ、私があまりに寛容さに欠けているということだと思うんです。奥さんなり彼女さんが言ったことを「はいはいはい」と聞き流すことが未だにできていない。流せないということは一旦停止するということであり、停まっちゃったら話すしかない訳で、話してしまったら衝突する可能性が生まれるということですから。頭ではわかっているんですが、兎に角、言葉に敏感過ぎるんだよな~。渡辺淳一氏の『鈍感力』を拝読した時は、脳天から打ちのめされたような衝撃を覚えま した。扨て、私はどうしたらいいんですかね? “聞き流す術”ってどうやったら身に付けることができるんだろう? でも、仕事場ですらできていないもんな~。どこかで自分に自信があり過ぎて、どっかしらで自信が無さ過ぎるが故に即に反応してしまうのかな? 振り返れば、これまでフラれ続けてきたのも、原因は全て同じなんですよね。私の異常なまでに過敏に反応してしまう性格。相手を疲れさせるだけでなく、自分までもを疲弊させてしまう。何か、フラれる姿がうっすらと見えてきたような気が…。


坂上忍(さかがみ・しのぶ) 俳優・タレント。1967年、東京都生まれ。テレビ出演多数。子役養成に舞台の脚本・演出等、多方面で活躍中。


キャプチャ  2017年5月18日号掲載
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