【タブー全開!政界斬鉄剣】(85) 北朝鮮情勢がどうなろうと日本は大増税に追い込まれる!

池田「今週は、北朝鮮情勢が日本に与える“最悪な影響”について解説します。先週、北朝鮮には以下の3パターンしか未来が無いことを言いました。①核を保有したまま金政権が存続する②中国による経済封鎖等の外交圧力で金政権が崩壊③アメリカが軍事介入をして金政権を打倒する。①の場合、北朝鮮の核廃棄を求めるアメリカに対して、中国が“現状維持”を呑ませることを意味するので、外交的には中国の完全勝利となり、日本にとって最悪だというところまで解説しましたよね」

――日本への具体的な影響は?
池田「アメリカは、強くなり過ぎた中国と直接的な対立を避けながらも、プレッシャーをかけ続ける為、同盟国である日本の役割を大幅に増やそうとするでしょう。その役割とは、自衛隊が“同盟軍”として中国や北朝鮮と対峙することです。もう、アメリカ軍への“思いやり予算”とか“憲法9条改正”というレベルの話じゃない。日本の経済的負担も人的負担も莫大になります」

――②の場合は?
池田「中国による本気の経済制裁が決定打となって金政権が崩壊するのですから、同じく中国が強大化します。中国が新たな“世界の警察官”となり、南シナ海でもやりたい放題になってしまうでしょう」

――③なら少しはマシなの?
池田「中国の“ひとり勝ち”だけは阻止したいアメリカが、軍事介入に踏み切る可能性は高い。アメリカ国内の政権基盤が危機的状況のドナルド・トランプ大統領にとって、北朝鮮という“外”に国内の目を向けさせることも大きなメリットです。しかし、問題は“その後”なのです。金政権崩壊後にアメリカ主導で民主国家を作ろうとすれば、中国と衝突してしまう。経済的な損得を考えても、中国と正面から対立することは避けたいのが本音です」




――となると?
池田「アメリカは、軍事力で金正恩氏殺害と核兵器の破壊を達成して、“勝利した事実”だけを得ようとする筈です。そして、混乱を極める金政権崩壊後の北朝鮮からは手を引き、中国に任せるでしょう。長年に亘る中近東の対テロ戦争に疲弊するアメリカが、北朝鮮という新たな“お荷物”を抱えることは不可能だからです」

――北朝鮮が中国の管理下になると、日本にどんな影響が?
池田「大混乱する朝鮮半島から発生する大量の難民を受け入れさせられるでしょう。安倍首相は、アメリカに『日本は同盟国としてより大きな役割を果たす』と明言しましたから、人道的な理由もあり、断れない状況に追い込まれる。そして日本には、外国人でも受給できてしまう謎の仕組みを持つ生活保護制度がある。これを目当てに、数百万人規模の難民が殺到します」

――数百万人も!?
池田「日本には約50万人の在日朝鮮・韓国人がいます。そして、その数倍、日本国籍を取得済みの朝鮮・韓国系日本人もいる。そういう人たちを頼って、親族や知人が押し寄せてくるのです。更に、彼らへの雇用対策も必要になってくる。現在、200万人以上の日本人と外国人に約4兆円の生活保護費が使われている。難民受け入れとなれば、倍以上に増えるのは必至です」

――ひょえーっ!
池田「更に、大幅な軍事力増強も必須となる。中国と北朝鮮は今以上に強くなるのですから。中国に対する南シナ海での牽制行動も、日本が代行させられる危険性が高い。現在、約5兆円規模の年間防衛予算は、倍増では足りないくらいに拡大するでしょう。難民への生活保護費や雇用対策費も加わり、大増税が確実です。消費税率30%超えも十分にあり得る。今の流れでは、北朝鮮問題がどのような展開になろうと、暗黒の未来しか待っていません。日本にとって最良のシナリオは、北朝鮮が中国にも逆らうような不安定な今の状態が延々と続くことなのです」


池田和隆(いけだ・かずたか) 元農林水産大臣秘書官・政治評論家・『池田和隆国家基本戦略研究会』代表・一般社団法人『社会基盤省エネルギー化推進協会』主席研究員。1967年、熊本県生まれ。法政大学在籍中に松岡利勝氏(農林水産大臣・故人)の私設秘書。公設第2秘書・政策担当秘書・農林水産大臣秘書官を経て現職。


キャプチャ  2017年6月19日号掲載
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