【私のルールブック】(141) お金の価値観は人其々である

お金の価値観は人其々である。端から見れば渋チンだったり大盤振る舞いだったりと、映り方は様々だが、誰だって両面持ち合わせているんじゃないですかね。私ならば、ギャンブルと飲み代はほぼ青天井だと思います。ここぞという時に現金を突っ込めなければ勝負事は勝てませんから。冷静に金勘定をしながら勝負所を見極める場合もあれば、そうでない時もある。でも、「ここぞという時に、それこそドブに捨てる覚悟で後先の事を考えずに張らなければ、勝ちには繋がらない」と断言させて頂きます。お酒の席も似たようなもの。アルコールを体内に入れるということは、思考を麻痺させる行為な訳で、学生じゃあるまいし、電卓片手に1人何千円なんて計算していたら酔いが醒めちゃうでしょ。

なので、基本的に私は現金主義なんですが、飲み代はカードで支払うようにしています。お札で払うよりも使った感が薄いですから。というのも、大体は3~4人でこぢんまり酒を酌み交わすのですが、多い時は全スタッフさんを引き連れて100人越えで飲む時もありますので。当然、お会計は桁が違ってきますからね。で、これが私の大盤振る舞い的一面といいますか、金銭感覚がおかしなことになっている部分のお話なんですが…。一方で、どうしても支払うことに躊躇ってしまう、躊躇してしまう物もあるんです。わかり易いところでいえば、年が明けても葉物野菜の高騰は収まりませんでした。白菜が498円、キャベツが398円ってさ、あり得ないでしょ。今時500円あれば結構なランチが食べられる訳で、流石に買う気になれませんでした。そんな時、私は葉物コーナーを素通りして、かいわれ大根、もやし、豆苗を籠に放り込む訳です。これで充分。この3種は、年間を通して値段の変動はほぼありませんので、心強い主婦・主夫の味方な訳でございます。

お金を出すことを躊躇ってしまう物、まだまだあります。すっごくセコい話になってしまうのですが、自動販売機って大体2台ぐらいが横並びに立っていますよね? で、よくよく見ると不思議な値段設定になっている。例えばお茶。同じ500ミリリットルのお茶でも、130円と160円だったり微妙な差があったりする。勿論、メーカーによってというのは理解できるんですが、申し訳ないですが、「所詮お茶でしょ?」と思ってしまう訳です。ただ、えてして高いほうはCMを打っている有名なブランドで、片や安いほうは聞いたこともないようなネーミング。迷いますよね。でも、“所詮お茶”な訳です。しかも、500ミリリットル全て飲み切る訳でもない。差は30円。そんな時、私はどうしてもケチっちゃうんですよね。確かに、高いほうがメジャーな分、安心感はあるんです。ただ、30円を足してまで安心を買おうとは思わない。しつこいようですが、“所詮お茶”なんだから。美味しいお茶を飲みたければ、ペットボトルのお茶は買いませんもん。各メーカーさん、すみません。今日のペットボトルのお茶のクオリティーの高さは重々認識した上での失礼ということを、どうかご理解下さい。でも、金銭感覚って面白いですね。さ、お茶飲もっと。


坂上忍(さかがみ・しのぶ) 俳優・タレント。1967年、東京都生まれ。テレビ出演多数。子役養成に舞台の脚本・演出等、多方面で活躍中。


キャプチャ  2018年3月15日号掲載
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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

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