【私のルールブック】(143) どうしても受け入れ難いモノってありませんか?

どうしても受け入れ難いモノってありませんか? 私、結構あるんですよね。例えばコロッケうどんなんですが、どうしても理解できないんです。コロッケもうどんも大好きなんですよ。でも、態々一緒にする必要ないだろって。コロッケうどんを受け入れられる人は「かき揚げと変わらないじゃん」と言うんですが、いやいや全然違いますから。抑々、コロッケにうどんの汁が浸みて美味しくなる筈がないんです。勿論、不味くはないですよ。けど、美味さのレベルが上がっているとは到底思えない。ということは、うどんの中に具として放り込む意味がない訳です。何より、コロッケのさくっとした食感は完全に失われ、且つ最大のマイナスポイントは、コロッケの中身がうどんの汁に溶けていくじゃないですか。うどんの汁を濁らせていいのは月見うどんの生卵だけなんです。コロッケにその資格はないんです!

フルーツカレーも勘弁して頂きたい。フルーツはデザートとして食せばいいじゃないですか。何でカレーと一緒のお風呂に入れちゃうんですか? 私がこのように文句を言うと、フルーツカレー容認派の皆さんは「それは勉強不足だよ」と仰います。要は溶けて形を失っているだけで、リンゴやパイナップルは大抵入っているからと。申し訳ありませんが、私だってそれぐらいわかっていますよ。私が言いたいのは、リンゴやパイナップルならまだしも、イチゴとかキウイフルーツとかがお肉やジャガイモよりも、偉そうに形そのままに存在感を放っているカレーがあるでしょ。所謂、それがフルーツカレーってやつなんでしょ。あれが許せないって言っているんです! カレーにおいて、フルーツは主役であってはいけないんです。あくまでも味の旨み・深みを出す為の調味料的存在でなければならない。だから、溶けて形が無くなるまで煮込むんです。要するに裏方なんです。裏方が表舞台に出てきちゃダメでしょ。黒子さんが顔出ししたらお客さんだって戸惑っちゃうでしょ。全くもぉ。

私、サルエルパンツってやつも苦手です。いや、嫌いと言い切っていいぐらいです。何ですかあれ。初めて見た時、「コント用のパンツなのかな?」と思いました。あまりに滑稽な姿形に映ったものですから。でも、若い方々が愛用する分には、お好きにどうぞです。その時代時代で流行り廃りは必ずあるものですから。けど、30歳を過ぎて、あの訳のわからないサルエルパンツなる物を穿いてきやがったら、男であれ女であれ、その子との会話は半減するでしょうね。だって人格を疑っちゃうから。「30も過ぎて若い子の流行に乗っかってんじゃねぇよ」って思っちゃうから。すみません。完全なる私の独断と偏見です。でも、どうしても受け入れることができないんです。それを言ったら鼻輪も臍輪もベロ輪も100%無理ですね。あっ、ピアスって言っといたほうがいいのかな。そりゃあそうでしょ。先ず、見た目が痛々しい訳ですから。痛々しさを相手に感じさせた時点で失礼でしょ。お洒落とかって話じゃないんですよ。言いたい放題でごめんなさい。でも、しつこいようですが、どうしても受け入れられないんです。おじさんって生き物は、そんなもんです。


坂上忍(さかがみ・しのぶ) 俳優・タレント。1967年、東京都生まれ。テレビ出演多数。子役養成に舞台の脚本・演出等、多方面で活躍中。


キャプチャ  2018年3月29日号掲載
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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

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