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【タブー全開!政界斬鉄剣】(125) 私が目撃した、国と国民を欺く外務省の嘘吐き体質を明かしましょう

池田「財務省や厚生労働省による文書改竄や偽データ問題、防衛省による資料隠し等、役人たちが国民を欺く事例が相次いでいます。今週は、外務省の嘘吐き体質を明かしましょう」

――外務省、お前もか…。
池田「3月26日、中国の習近平国家主席と北朝鮮の金正恩委員長が北京で極秘裏に会っていたことが、会談の数日後に判明しました。日本では驚きをもって報じられましたが、世界はそれほど驚かなかったはずです。何故なら、私がこの連載で繰り返し指摘してきたように、いくら中朝関係が表面的にギクシャクしても、中国が北朝鮮を見放すことなど絶対にあり得ないからです。北朝鮮が崩壊して、国連の名の下に米韓主導で仮統治が行なわれ、選挙を経て民主的な体制が発足することなど、中国にとっては最悪の事態。だから、北朝鮮情勢の緊張が高まった昨年秋以降、中朝トップ会談はいつ実現してもおかしくない情勢だったのです」

――驚いたのは日本だけか。
池田「思い出して下さい。ドナルド・トランプ氏が勝ったアメリカ大統領選の前、外務省出身の外交評論家たちは全員、『トランプなどあり得ない』と断言していました。大手マスコミも同じ論調でした。彼らの情報源は共に外務省です。外務省はトランプの勝利など夢にも想定していなかった。アメリカにべったりの外務省が、そのアメリカの基本的な情報収集さえできなかったんです。東アジア情勢など読める訳がない。こんなに無能な外務省を、新聞記者だけではなく、政治家も信じてしまっている」

――そんな役立たずの外務省が、おまけに嘘吐きだと?
池田「昔から大嘘吐きです。私が目撃した一例を証言しましょう。今のTPPに相当するGATTウルグアイラウンド交渉時の出来事です。全世界の貿易を自由化させようとするこの交渉で、外務省は当時の宮澤喜一首相や政治家たちに、『自由貿易化は世界の流れです。アメリカが日本にコメを輸出したがっている以上、コメの例外化は困難』という趣旨の説明をしていました。マスコミにも外務省記者クラブ経由で同じ論調の情報を流し、農産物の自由化に反対する議員を叩く世論を形成した」

――霞が関お得意の世論操作か。
池田「私が仕えていた故松岡利勝元農水相はコメの自由化に反対していたので、大バッシングを食らいました。しかし、当時の松岡さんは諦めなかった。自腹でGATT本部のあるスイスや、対日強硬姿勢が伝えられていたアメリカに何度も渡航し、独自の議員外交を展開したのです。そして、アメリカの国際交渉を牛耳るUSTR(※通商代表部)のナンバー2から、驚くべき証言を引き出したのです」

――どんなどんな?
池田「松岡さんが『何故、アメリカは日本のコメ自由化に拘るのか?』と詰め寄ると、『は? コメも自由化の対象で構わないと言ってきたのは日本の外交筋側だぞ!』と言われたんです。外務省の役人が、勝手に日本の農業を売っていたのです。松岡さんは、この事実を宮澤首相に報告しようと首相官邸に行き、『コメの自由化は日本側が言い出したようですよ』と話し始めた途端、外務省から出向中の総理秘書官が『総理、お時間です』と言って、無理矢理宮澤さんを引きずり去ってしまったのです」

――ヤバイ役所だな、外務省!
池田「これは外務省の嘘吐き体質を示す一例です。いつか機会を見て他の事例も話しましょう。今問題なのは、アメリカの弱体化が止まらず、中国が肩を並べるほどの強国になったのに、アメリカ一辺倒の外交方針を変えようとしない外務省の姿勢です。その理由は情けないことに、出世コースである北米局の幹部がアメリカ重視の外交路線を維持したいからです。そんなくだらない理由の為、外務省は国益を犠牲にしているのです」

――安倍首相、霞が関改革を本気でやれば支持率上がりますよ!


池田和隆(いけだ・かずたか) 元農林水産大臣秘書官・政治評論家・『池田和隆国家基本戦略研究会』代表・一般社団法人『社会基盤省エネルギー化推進協会』主席研究員。1967年、熊本県生まれ。法政大学在籍中に松岡利勝氏(農林水産大臣・故人)の私設秘書。公設第2秘書・政策担当秘書・農林水産大臣秘書官を経て現職。


キャプチャ  2018年4月23日号掲載
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