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【私のルールブック】(199) 兎に角パンクしないように最善を尽くす…それが私の仕事の在り方です

ここ数年、毎年の目標として風邪を引かないことを掲げているのですが、本当に体質が変わったなと思う今日この頃なのです。何と言いますか、身体がバラエティー番組仕様になったとでも言うんでしょうか。まぁ、風邪に限って言えば、単純に対処が早くなっただけなのかもしれません。鼻がムズムズしたり、ちょっと熱っぽいとなれば、兎に角、睡眠をとるようにしています。基本、睡眠が何よりの良薬だと思っているので。で、それでも不調を感じれば、すぐさま病院に駆け込む。兎に角、早め早めに対処する癖がついた感じ。バラエティー番組は打ち合わせも多いです。新番組が始まる際や特番の時等は、「今回はどういったテイストでいくのか?」といった根っこの話から、レギュラー番組であれば「こういったコーナーがあってもいいんじゃないか?」「夏休みにはお子さんを視野に入れた企画でいったほうがいいのではないか?」等々、打ち合わせの内容は多岐に渡ります。

なので、突っ込んだ話になるとエンドレスの空気も漂ってくるのですが、それでは身体も気持ちも持ちません。よって、私の場合は、打ち合わせは収録と収録の隙間に嵌め込んでもらうようにしております。利点としては、打ち合わせが長引いて収録時間を遅らせることなどできませんから、必然的にピンポイントで要点だけを話し合う形になるということ。通常ならば、ひとつの打ち合わせに30分程要するところを、10分程度で済ませることができるのです。その代わり、逆に回数を増やす。要点を話し合う。お互いに宿題を持ち帰る。改めて熟考して、改めて打ち合わせをする。その繰り返しです。「余計手間が掛かっているのではないか?」という見方もあるかもしれませんが、私にはもうひとつ個人的な事情がございまして。それは、13匹のワンちゃんと猫1匹の親であるということ。はい、仕事が終わったらとっとと帰宅して、お世話をしなければならないのです。

「何だよ、個人的な理由かよ!」と叱られそうですが、私はこれも体調管理のひとつと勝手に捉えておりまして、何でも合理化しないと気が済まない病の私としましては、芝居の世界よりも数倍のスピードで駆け抜けるバラエティー界に対応していくには、たとえ生意気と言われようが、許される範囲で、自力でストレスを溜め込まない作業をする必要があるのかなと。しかも、連日の生放送を抱えている身でもありますから、極力一定のリズムを作ったほうが、心だけでなく、身体にも優しいのかなと。それで、心と身体がバラエティー番組仕様に自然と順応している部分もあれば、負担に感じていた部分に於いては、申し訳ないですが、私に適した方法論を用いさせて頂いて、バランスを取らせてもらっている…みたいな。だって、パンクしちゃったら終わってしまいますから。その迷惑の掛け方だけはダメ。若い頃ならまだしも、既に50を過ぎたおっさんですし。ならば、おっさんであることを利用して、時に我が儘とも思える提案をさせて頂きながら、より丁寧な仕事ができるように、パンクしないように努めることこそが、おっさん流の仕事の在り方なのかなと。おっさん、これからも身体を労わりつつ、働かせて頂きます!


坂上忍(さかがみ・しのぶ) 俳優・タレント。1967年、東京都生まれ。テレビ出演多数。子役養成に舞台の脚本・演出等、多方面で活躍中。


キャプチャ  2019年5月23日号掲載
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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

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