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【タブー全開!政界斬鉄剣】(187) 反社会的勢力が政治家に接触する際の巧妙で入念な手口とは?

池田「最近、お笑い芸人さんが反社会的勢力主催のパーティー等に出席して報酬を得ていた問題が話題にな りました。政治の世界でもまた、気が付かないうちに反社勢力の人間と接触していたという事例は後を絶ちません。彼らは巧妙且つ慎重に忍び寄ってくるので、つき合う前から正体を見破ることは非常に難しいのです」

――見た目ではわからない?
池田「サラリーマンや公務員が多数を占める都会でなら、見た目での判断も多少は有効かもしれませんが、地方では実情が違います。車高が低い黒塗りや派手な色のクルマに乗り、ヤンキーファッションに身を包んではいるけど、普通の職業に従事している人はいっぱいいます。真面目に農業に取り組む軽トラに乗った青年でも、農協マークの帽子を脱げばパンチパーマや金髪だったりもする。例えば、EXILEさんのようなファッションを真似る人には、普通の人も反社勢力も両方いるわけです。いつの世も不良っぽいファッションは、男性のみならず、女性からも人気ですから」

――外見での見分けは無理か。
池田「しかも、反社勢力が政治家に接近しようとする時には、絶対に不良っぽい格好で会いに来ることはない。人当たりが良くて、見た目も普通の会社経営者等を“フロント役”にして接触を開始するのが常套手段です。彼らは、ターゲットとする政治家の支援者と先ず仲良くなり、その人物に紹介してもらう形で現れるのです。身元のわかっている支援者に『私も○○先生を応援したい』と言う新たな支援者を紹介されたら、それを信用するしかないのです」

――そうやって接近するのか!
池田「しかも、仲介者である支援者自体が、反社勢力のフロント役だとは認識せずに紹介してしまう場合が殆どなので、事前に気付くのは本当に難しい」

――でも、いつかは厄介な頼み事をしてくるんでしょう?
池田「これがややこしいことに、反社勢力に関わりのある人ほど見返りの要求を一切せず、他の支援者を紹介してくれたり、選挙時のボランティアスタッフを送り込んでくれたりもする。逆に一般的な支援者のほうが、役所からの許認可を取得したいとか、自分の利益の為のお願いをする場合が多いんです」

――じゃあ、反社勢力は何の為に政治家に近付くの?
池田「やはり、彼らには彼らなりのメリットがあります。殆どの場合、“箔を付ける”等の自分を大きく見せることが目的です。『あの人は政界にまで顔が利くのか。只者じゃねぇな』と周囲に思わせることは、彼らの世界では実利に直結するし、単純に見栄の為でもあります。反社勢力の連中は、明らかに普通の人よりも見栄や虚栄心に対する執着心が強く、パーティー等に有名人を呼びたがるのも同じ心理だと思います」

――わかる気がするな。では、どういう時に反社勢力だと気付けるの?
池田「その人物が犯罪等で逮捕される場合以外では、バックにいる反社勢力の誰かが政治家との付き合いをどこかで自慢したり、脅しに使ったりして、その噂が人を介して伝わってくる場合が多いです。或いは、ある日突然に本性を現し、資格も実績もない業者を公共事業の入札に参加させろ等という無理な陳情をしてきたりするケースもありました。更に、支援者が経営する会社の社員や家族等の冠婚葬祭に出席してみたら、主賓級の席にかなりヤバそうな人がいるということもある。そういう場合は色々な伝手を辿って事実と関係性の確認をして、若しクロだったらつき合いを絶てばいい。これは芸能人も同じです。相手が反社勢力だと気付かないままに接触してしまうことは、誰にでも起こり得ます。判明した時点で速やかに政治献金やギャラ等の金銭問題を適切に処理し、その上で勇気を持って真実を具体的に発表することが重要だと私は思います」


池田和隆(いけだ・かずたか) 元農林水産大臣秘書官・政治評論家・『池田和隆国家基本戦略研究会』代表・一般社団法人『社会基盤省エネルギー化推進協会』主席研究員。1967年、熊本県生まれ。法政大学在籍中に松岡利勝氏(農林水産大臣・故人)の私設秘書。公設第2秘書・政策担当秘書・農林水産大臣秘書官を経て現職。


キャプチャ  2019年8月12日号掲載
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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも
ジャンル : 政治・経済

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