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【私のルールブック】(211) 子どもを中心に“うんち”が大流行中! その理由を考えてみると…

皆さんご存知かとは思いますが、私は13匹のワンコと1匹のニャンコと暮らしております。で、私の一日は13匹のワンコを6組に分けてのお散歩からスタートするのですが、いつも思うのである。「犬ってある意味、最強だよな」と。何故かというと、彼らは土や草の匂いを嗅いではおしっこをひっかける。マーキングとはいえ、立ち小便に変わりはない。勿論、おしっこだけに留まらず、うんちをもよおせば人目も憚らず野糞をするのだ。百歩譲って、立ち小便はできる。いけないことだが、男子ならば一度や二度は経験がある筈。だが、野糞となると流石に微妙である。立ち小便ならば物陰に隠れて用を足すことができるが、野糞の場合はそうはいかないだろう。人気のない背の高い草むら辺りがぱっと思い浮かぶが、東京都内にそんな場所がどれだけあるだろうか?

それ以前に、誰かに見られてしまった際、立ち小便の場合は向きを変える等して隠しようはあるが、野糞は一旦屈んでしまえば動きようがない。そんな場面を目撃されたことを想像しただけで、私ならば嫌でも漏らすほうを選択してしまうかもしれない。なのにワンコたちは、当たり前のようにお尻をプルプルっと震わせると“ウンチングスタイル”を取り、心ゆくまで脱糞するのだ。そんな彼らの姿を毎朝目の当たりにする度、「この子たちは最強だな」と。「人前でうんちができるようになったら、怖い物など何もないだろうな」と。私は一体、何を書き綴っているのだろうか…。というか、最近うんちが流行っていると聞きまして。うんこドリルに始まり、うんこ学園、うんち王子、うんこの絵本と、まさに時代はうんちらしいのだ。因みに、わたしはうんこよりもうんち派である。うんこという響きも可愛らしいが、私はうんちに心惹かれるのだ。では何故、うんちは子供たちを中心に人気なのか? インターネット上では専門家(?)の方が色々と分析されているようだが、要するに可愛いのよね。

例えば、うんちを絵に起こす際、リアルに描く人は少ないと思うのです。多くの方はとぐろを巻いた、全体的に丸みを帯びたあのタッチで描く筈。抑々、その時点でうんちであってうんちでなくなっているわけで、キャラクター化されているんですよね。言葉にした際の響きも重要なポイントです。ぶっちゃけ、うんちって実際は汚物なわけじゃないですか。だからこそ、言葉にする時、無意識下で汚物感を感じさせないトーンに変換させているような気がするんです。総じて可愛らしい言い方になる。うんちの後に“君”や“ちゃん”と付け足したくなるような言い方に…。これって、絵に起こす時と同じ現象ですよね。リアリティーから自然と遠ざかることで、別物のうんちが生まれるわけです。叱られるかもしれませんが、私は子役のレッスン時もうんちを時折利用させて頂いております。だって、無条件で盛り上がるんだもん。子供たちが瞬時に笑顔になるんだもん。だったら利用しない手はないでしょ。うんち万歳! 果たして、この原稿は新潮さんの許可が下りるのだろうか? 取り敢えず送信してみよう。


坂上忍(さかがみ・しのぶ) 俳優・タレント。1967年、東京都生まれ。テレビ出演多数。子役養成に舞台の脚本・演出等、多方面で活躍中。


キャプチャ  2019年8月15日・22日号掲載
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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

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