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【タブー全開!政界斬鉄剣】(195) 小泉進次郎人気の失速も消費増税も安倍総裁の4選目を後押しする!

池田「長期に及んだ安倍政権は、2~3年後くらいに終わりを迎えると思われています。政権の末期になると、総理総裁は次の自民党総裁選を気にしなくてよくなる為、各派閥に対する気遣いが必要なくなります。しかし、先月行なわれた内閣改造は派閥均衡型で、主に“入閣待機組”を消化させる手法だったことに大きな違和感がありました。これが意味することは、安倍首相と二階幹事長が前代未聞の4選目を目指し、政権の延命を狙っているに違いないと先週号で述べました。そして今週、早くもその予測を後押しするような動きがあったのです」

――どんな動き?
池田「9月27日、二階幹事長がテレビ番組内で、日韓関係について『先ず日本が手を差し伸べて一緒にやる以外ない』と発言したのです。これは単に左派政治家が言いそうな反日親韓発言ではありません。何故なら、二階さんは超がつくほどの親中派政治家だからです。中国にとって、対立するアメリカ陣営に属する日韓の関係悪化は利益でしかない。それなのに『日韓関係を改善せよ』と言ったわけです」

――その真意は?
池田「二階さんは今まで、日韓の問題についてこれといった言及はせず、徹底的に放置してきました。ところが、幹事長留任が決まった途端、『韓国に譲歩すべきだ』と言い出した。これは、『このまま日韓関係の悪化が継続すれば安倍政権のダメージになる』と判断した二階さんが、数年後も自らが政権内に居続ける前提で考えたからこそ出た発言であることは明らかです」

――日本側のダメージになるの?
池田「そうです。どんなに韓国の主張が間違っていたとしても、日韓の決別などアメリカの戦略と国益に大きく反するので、認められる筈がない。関係悪化がこれ以上エスカレートしてアメリカが本気で激怒してきたら、日本も韓国も逆らえる確率などゼロです。しかもその場合、日本が正しいのに否応なく黙らされるのですから、国民が感じるショックや不満は韓国人よりも日本人のほうが大きい。つまり、安倍政権が受けるダメージのほうが圧倒的に大きいわけです」

――そうなっちゃうか…。
池田「だから、安倍政権の延命を考えた場合、少しでも傷が浅いうちに韓国と手打ちにしたほうが賢明なのです。二階さんの発言からは、安倍政権を継続させる意図が透けて見える。若し次の選挙前に退陣する気なら、あり得ない発言ですから」

――深いな。
池田「更に、安倍総裁4選目突入への追い風が幾つか吹き始めました。一つ目は小泉進次郎環境大臣の現状です。未来の総理候補と持ち上げられていた筈が、大臣就任後は一転して軽くて浅い言動がバッシングされています。今週から始まった臨時国会でも攻撃を受けるかもしれない。しかし、これはスキャンダルではなく、期待値が高かった故の反動なので、安倍内閣のダメージにはなりません。単に『進次郎は未だ首相には早いな。もっと経験を積む必要がある』等と、次期首相への期待感が薄まっただけ。つまり、4選目を狙う安倍首相にとってはメリットしかない現象なわけです」

――なるほど!
池田「更に、消費増税の影響も追い風です。軽減税率の複雑さへの批判はあるものの、増税自体は静かに進行しましたし、当初の想定よりも駆け込み需要が伸びて、増税なのに政権にとってマイナスの影響が少なそうだからです。このまま消費増税のショックが特に起こらなければ、安倍内閣は消費税率を上げるタイミングの見極めも間違っていなかったと証明できる」

――確かにそうとも言えるね。
池田「韓国への歩み寄りという憎まれ役を二階さんが担い、野党からの攻撃を受ける役は進次郎氏が引き受けてくれれば、安倍首相はノーダメージです。これらの要素は全て安倍政権の続行を後押しする流れになっているように、私の目には見えます」


池田和隆(いけだ・かずたか) 元農林水産大臣秘書官・政治評論家・『池田和隆国家基本戦略研究会』代表・一般社団法人『社会基盤省エネルギー化推進協会』主席研究員。1967年、熊本県生まれ。法政大学在籍中に松岡利勝氏(農林水産大臣・故人)の私設秘書。公設第2秘書・政策担当秘書・農林水産大臣秘書官を経て現職。


キャプチャ  2019年10月21日号掲載
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テーマ : 安倍政権
ジャンル : 政治・経済

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