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【タブー全開!政界斬鉄剣】(206) 安倍首相は年明けの通常国会冒頭で解散総選挙に出る可能性が高い!

――今週は、2020年の政治の行方を予想してもらおう!
池田「私は、安倍首相が1月の通常国会冒頭で衆議院を解散し、総選挙に踏み切る可能性は低くないとみています。最大の根拠は政治日程です。安倍内閣は通常国会で3月末までに本予算を、4月には関連予算を其々成立させる必要がある。更に、本来は7月上旬から下旬にかけて行なわれる筈だった東京都知事選挙が、東京オリンピック開催の影響で6月18日に告示されて、7月5日に投開票と前倒しになったのです」

――重要な政治日程が続くよね。
池田「当然、7月24日から9月にかけては東京オリンピック・パラリンピックが開催されるので、選挙どころじゃない。そして、オリンピックの直後は国内が脱力した雰囲気になってしまう危険性もある為、10月も解散の決断をするのは難しい」

――なるほどー。
池田「11月には日本に大きな影響を与えるアメリカ大統領選があるので、選挙をしている場合ではない。そうして12月を過ぎると、自民党の総裁任期が残り9ヵ月程になり、与党に有利なタイミングを選ぶ形での解散総選挙が難しくなる。そうなると安倍首相の求心力低下は避けられず、政権がレームダック化してしまうのです」

――色んな事情から逆算すると、1月の通常国会冒頭なのか!
池田「確実に勝利を計算できるタイミングという理由で、そうなるのです。だから、安倍首相は元々、この前の秋の臨時国会で編成した13兆円という大型の補正予算で、景気対策の万全さをアピールしながら解散に打って出たかった筈です。しかし、“桜を見る会”の騒動で見送るしかなかったのでしょう」

――そうだったのかもねぇ。
池田「12月半ばには麻生財務大臣が安倍首相の自民党総裁4選目突入の可能性に言及しました。これを受けて、ベテランの国会議員を中心に、1月の“解散風”が広まりつつある。そして、野党も敏感に解散風を察知している。野党は桜を見る会の問題を、未だ始まってもいない年明けの通常国会で追及すると予告しています。これは、解散を阻止する為に安倍首相を牽制する目的でしょう。立憲民主党と国民民主党が急に合流の話し合いを重ねているのも、慌てて総選挙に備えているのです」

――1月解散は野党に不利なの?
池田「通常国会は1月20日に召集されます。例えば、冒頭に衆議院を解散して大安の日曜日となる2月16日の投開票にすれば、超短期決戦で準備期間がないので、与野党問わず現職の候補が有利になります。逆に、知名度のない新人に厳しい選挙となり、圧倒的多数の現職を抱える与党の優勢は揺るがない。ただ、安倍首相や二階幹事長は、自民党の議席数が少しくらい減っても構わないと考えているでしょう」

――どうして?
池田「自民党には、度重なる不祥事で世間から顰蹙を買った議員が何人もいます。そういう連中を“掃除する”という意味でも、不意打ちの解散は効果的だと考えそうだからです」

――なるほどー!
池田「私は、通常国会冒頭の解散は50%以上の確率だとみています。『何だ半々くらいか』と感じる方もいるでしょうが、この数字を天気予報の降水確率に置き換えてみてください。50%や60%なら傘を持つ人が多いですよね? かなり高確率だと捉えてもらって構いません。後は安倍首相と二階幹事長の決断次第ですが、それに大きな影響を与えそうなのが北朝鮮の動きです。金正恩委員長は年末にミサイルを発射するような態度をちらつかせています。若し大陸間弾道ミサイルが日本近海に着弾したり、日本列島を飛び越える軌道だった場合、国内世論も強く反応する筈です。大統領選を控えたドナルド・トランプ大統領も、強硬な態度に出るでしょう。そうなれば、憲法改正や国防を重視するイメージが強い安倍首相には追い風となり、解散を決断する確率が高まると思います」


池田和隆(いけだ・かずたか) 元農林水産大臣秘書官・政治評論家・『池田和隆国家基本戦略研究会』代表・一般社団法人『社会基盤省エネルギー化推進協会』主席研究員。1967年、熊本県生まれ。法政大学在籍中に松岡利勝氏(農林水産大臣・故人)の私設秘書。公設第2秘書・政策担当秘書・農林水産大臣秘書官を経て現職。


キャプチャ  2020年1月13日号掲載
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テーマ : 選挙
ジャンル : 政治・経済

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