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【私のルールブック】(241) コントのような動物たちとの暮らし…でも自分で決めたことですから

東京を離れて早や4年。今年で5年目に入りました。正確に言うと、完全に東京を離れたわけではないのですが、ベースが千葉であることは間違いないのです。抑々、ワンちゃんの為に建てた家ではあったんですが、早々に私自身が千葉の暮らしに魅了されてしまい、現在に至ります。で、5年目に突入して、更に居心地が良くなっている感じなんですよね~。因みに、千葉に移った当初は9匹だったワンちゃんも、今では14匹のワンちゃん+3匹の猫ちゃんと、約2倍にまで膨れ上がっているんです。正直、予定外でした。10を超えることはない。いや、超えてはいけないと思っていたのですが、保護していくうちに「未だイケる」「全然イケる」となってしまいまして…。勿論、私ひとりでは到底面倒を看切れませんので、おつき合いをさせて頂いている彼女さんにその都度相談して、相応の覚悟を持って引き取っているのですが、ここまで増えるとはね。

ぶっちゃけ大変です。大変しかないです。「動物との暮らしは、大変さを補って余りある喜びを与えてくれるから、苦にならない」なんて仰る方もおりますが、現実はそんな生易しいものではございません。だって、いくら掃除したって汚れのほうが勝ってしまいますから。彼らは靴やスリッパを履くわけでもなく、当たり前のように素足で庭と家の中を行き来するわけです。どれだけ足を拭いたって追っつかない。臭いも然り。我が家のワンちゃんは外でしかうんちをしませんが、猫は自分専用のトイレでしか用を足しません。なので、こちらが晩御飯の最中であろうが、平気で排泄をするわけです。これがまた臭いのなんの。猫の糞尿はとてつもない臭いを放ちますからね。洗濯機も連日回りっ放し。これだけの大所帯ですから、足拭き用タオルから雨に濡れた時用のバスタオル、寒がりな子にはベッドの上に小さな毛布を無造作に置き、中に潜れるようにしてあげ。ソファーには直に毛が付かないようにカバーを掛けたりと、洗濯物だけでもうんざりするような量になってしまうんです。

洗濯だけでそんな状態ですから、ゆっくり彼女さんと二人きりの時間を…など夢のまた夢。一緒にソファーに座っていたとしても、私の脇に2匹、私と彼女の間に4匹、彼女の脇にまた2匹。そして、足元にランダムに5匹が寝転がり。そして、3匹の猫が部屋の隅でガリガリと爪を研いでいる…みたいな。殆どコントのような世界だと思って下さい。ただ、それもこれも自分たちで決めたことですから。命を迎え入れた以上は見送るまでが責任なので、愚痴なんかこぼしている場合ではないんです。でもね、人間って凄いんですよ。そんな狂ったような生活にも徐々に慣れていくといいますか、気が付けば狂気の沙汰が日常に変わるんです。で、その域まで辿り着いて初めて苦痛と感じなくなり、動物たちからの恩恵を授かることができる。そんな気がするんです。東京での生活を続けていたら破綻していたでしょうし、ここまで彼らを迎え入れることはできなかったと思います。ってことで、今日も沢山のうんちを拾ってきま~す!


坂上忍(さかがみ・しのぶ) 俳優・タレント。1967年、東京都生まれ。テレビ出演多数。子役養成に舞台の脚本・演出等、多方面で活躍中。


キャプチャ  2020年3月26日号掲載
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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

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