【日本のタブー2015】(03) 大阪の不動産会社社長が1億5000万円トラブルを実名告発!――野球部“廃部危機”のPL教団を襲った自称“4代目教主”の巨額金銭スキャンダル

甲子園常連校として知られるPL学園。その母体である宗教団体『PL教団』が揺れている。3代目教主の妻による“暴走運営”に加え、仏教会の要職に就くPL出身者が詐欺紛いの金銭トラブルを起こし、教団の信用を失墜させている。 (取材・文 本誌編集部)

あの桑田・清原の“KKコンビ”で知られ、春夏合わせ37回の甲子園出場回数を誇る高校野球の名門校・PL学園野球部の“存続危機”が報じられたのは、昨年10月のことである。PL学園野球部は2013年4月から“監督不在”の異常事態が続いてきたが、ついに2015年春の新規野球部員受け入れ停止を決定。これが大きく報じられると、今年に入り元ヤクルトの宮本慎也らPL学園OB300人が存続を求める嘆願書を学校側に送るという展開となっている。PL野球部の混乱は、母体となるPL教団の内紛に端を発している。現在、PL教団の教主(おしえおや)は3代目の御木貴日止氏である。2代目の御木徳近・久枝夫妻には子どもがいなかったため、久枝夫人の実家である橋本家から養子として御木家に入り、1983年に3代目に就任したのが貴日止氏だった。その貴日止氏は2007年に脳疾患で倒れ、以来教団の実権を美智代夫人が握るようになった。しかし、保守的なPLの教えを守ろうとする橋本家と美智代夫人が対立。高校野球の廃部危機は、教団上層部の対立が生んだ悲劇と理解されている。だがここで、PL教団を悩ませるもう1つの問題が明らかになった。それは“PL教団の4代目となる”と自称していた教団関係者・御木徳久氏の金銭トラブルである。




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「仏の道に生きる人間が、こんな詐欺紛いのことをして許されるのでしょうか」と憤るのは、大阪市に本社を置く不動産会社『dhp都市開発』の榎本泰之社長である。「3年前の2012年1月、1億5000万円を御木徳久氏および同氏が住職を務める愛媛県の安城寺と歌手としても知られる宇都宮貞史氏に融資しましたが、期日をとうに過ぎた今も返してもらえないどころか、『借りた事実もない』と言い張っています。これまで何度も話し合いと返済を求めてきましたが、『何とか待ってほしい』と言うなら兎も角、態度が悪質過ぎる。社会的責任を取っていただきたいと思います」

御木徳久氏は現在54歳。PL学園・近畿大学を経て愛媛県の安城寺住職を務めるほか、愛媛県仏教会会長・全日本仏教会副会長などの要職を務めている。前述の宇都宮氏は檀家総代だった。PL教団関係者が語る。「御木徳久氏はPL教団の2代目・御木徳近の姉の孫にあたる人物で、御木家内部で力を持つ3代目の養育係の孫・御木白日氏に取り入って教団中枢に接近してきた。近年になって『私がPLの4代目に就任する』と吹聴し、教団の財産と信用をバックに融資を引き出しては様々な金銭トラブルを起こしています。この融資話の片棒を担いでいたのが。愛媛県出身の演歌歌手・宇都宮貞史で、彼は地元で飲食店を経営し一時は羽振りが良かったのですが、昨年破産しています。もちろん“教団の4代目話”は架空のものですが、話を信じて融資した債権者たちが今PL教団に乗り込んで、大変なことになっているのです」。前出の榎本社長も語る。「御木徳久氏は仏教会の要職に就いていますが、彼の行状や経歴からしてあまりにも不自然。私は、騙して引き出した金で“地位”を買い、その宗教界における威光を振りかざして、莫大な資産を持つPL教団の教祖に収まる狙いだったと考えています」。本件に関して、PL教団および御木徳久氏は黙して語らないが、このままいけばPL学園野球部はおろか、教団の存続そのものが危機に曝されそうだ。


キャプチャ  2015年3月号掲載


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