“メンタリスト”DaiGoが伝授! 上司・部下・取引先…職場で直ぐに使える“人を操る”13の仕事術

『メンタリズム』という言葉をメジャーにしたDaiGo(28)。「相手を思う儘にコントロールできる」という彼のメンタリズム理論を基にしたビジネス本は、累計80万部を超えるヒットを記録している。そこで今回は、サラリーマンが4月の新年度に使える㊙テクニックを伝授してもらった!

「メンタリズムとは、行動や態度・言葉等から相手の心理を読み解き、自分の思う儘に誘導する技術のことです」と定義を語るDaiGo。そして、この『メンタリズム』こそが、今回紹介するビジネスの現場との親和性が高いという。「普段の職場でいつも顔を合わせる上司と部下、同僚や先輩・後輩といった職場での人間関係を良いものにする。こうした気持ちのいい職場環境に欠かせないのが、人との信頼関係と言っていい筈。だからこそ、世のビジネスマンにこれらのメンタリズムを大いに活用してもらいたいのです」。こう聞くと難しそうに聞こえるが、DaiGoに言わせると「決して難しくない」という。「魔法でも超能力でもない。心理学等と非常に密接な関係がある科学であり、技術。つまり“やり方”があって、簡単なコツさえ掴めば誰でも使えるようになるのです」

mentalism 01
【部下編】
①第1印象は2~7秒で決まる
初対面の相手への第1印象はとても重要です。最近の研究では、「最初の2~7秒で印象が決まる」と言われています。だから、事前に自分が相手にどんな第1印象を持たれたいのか、準備が必要です。例えば、「頼れる人に思われたい」と思うならクシャクシャのシャツは着ないでしょう。第1印象に合わせた服装・仕草・言葉を具体的にイメージしておけば、いつでも動作で表せます。
②自分を表す“3つの単語”を決める
僕がオススメしているのが、自分を表す“3つの言葉”。それを自分のプロフィールにしてしまうのです。例えば、僕だったら“本”“猫”“メンタリスト”。1日20冊くらい読む本好きで猫好きなんですが、3つの言葉を伝えるだけで相手が勝手にイメージを膨らませてくれる。人はこちらから言わないと勝手に見た目だけのイメージで決められてしまうもの。だったら、自ら操りましょう。
③コーヒーを“最初”に差し入れる
知っている人がまだいない新人や、新しく配属された人。彼らの“最初”の味方になってあげると、長い信頼関係が作れます。声をかけたり、ちょっとしたものをプレゼントする。缶コーヒーを差し入れるのなんていいでしょう。ちょっとしたものでいい。これは『返報性の法則』と言って、人間は物を貰ったり施しを受けたりすると、お返しをしなくてはいけないという意識を持つのです。
④男の部下には「頑張れよ」、女の部下には「頑張ってるね」
よく部下にプレッシャーを与えて教える上司がいますが、男女では効果に違いが出ます。怒られると男性は発奮して頑張りますが、女性は萎縮してしまう。なぜなら、男性は“結果”が重要で、女性には“プロセス”が重要だからです。男性には「頑張れよ」と背中を叩くのは効果的ですが、女性にそれをやると「頑張りが足りないんだわ」と思ってしまうことを忘れずに。




mentalism 02
【上司編】
⑤上司のFacebookはネタの宝庫
上司との会話に悩む人は多い。若し上司がFacebookをやっていたらラッキーです。スマホで上司が呟いている言葉や写真をチェック。後はそれを1つずつ聞くだけ。例えば、娘のことを呟いていたら「最近、娘さんはお元気ですか?」と振る。そうすると、向こうは勝手に話してくる筈。逆にこちらは聞き役に徹しましょう。
⑥興味の無い話には、質問を1つ最後に付ける
上司から興味の無い話をされたらどうするか? よくあるのが、軽い相槌。これは逆に悪い印象を与えます。解決法は簡単です。相手が言ったことを繰り返し、最後に1つ質問を付けて返してあげましょう。例えば、「ハワイでゴルフしてスコアが○○だった」ときたら、「○○ですか、凄いですね。因みに、ベストスコアは幾つですか?」と返す。気分良く話をした後は、貴方への好感が残ります。
⑦飲み会で、上司の話をスマホでメモする
歓迎会や酒宴は宝の山。上司が酔って話していた言葉や、誰も聞いていないスピーチ内容をスマホにメモしましょう。その内容を職場の雑談で、「この前、お話ししていた○○という言葉に心を打たれました」と話せば、上司は「そんなことまで覚えていたのか」と感動します。上司の心を開く為に苦労する人も多いですが、これは簡単。仮令本人が話を覚えていなくても、効果は変わりません。

mentalism 03
【取引先編】
⑧文房具をマネる
定期的に訪問する取引先。前回会った時の担当者の服装や持ち物をメモしておきます。雑談の中で、「今日のストライプ柄もいいですが、先日の緑のネクタイも素敵でしたよね」と話せば、その担当者からの評価はアップ! また、意外と使えるのが“使っていた文房具”。担当者が使っていたペンを次回までに購入し、打ち合わせの席でさり気無く置いておく。「偶々、同じ物を使っていた」と気づいたらしめたもの。親近感は大きく増します。
⑨ライバル会社の商品は気持ちよく褒める
いくら自社製品を売り込んでも、必ず「ノー」と言う難敵はどうすればいいのか? 例えば、「お宅のより、B社の製品のほうがいい」等と主張する取引先。そんな時は、自社の優位性を主張するよりも、「仰る通り」とB社の製品を認めて褒めましょう。すると不思議なもので、B社の製品への不満を漏らすことがあります。チャンスが来たところで「ウチならこんな解決方法がありますが」と提案すれば、厳しい顧客でも自分のペースに持ち込めます。
⑩“相談事”を持ち込む
新しい製品を売り込みたい。そんな時は、取引先の担当者自身を“巻き込んで”しまいましょう。人は、自分が関わったものほど印象良く見る特性があります。『内集団贔屓性』と言うのですが、普段は外部にあるから厳しい評価も、コミットすることで甘くなるのです。制作や販売戦略のアドバイスを貰ったり、アンケートでもいい。その意見を反映させなくても大丈夫。相談事を持ち込むことで、相手には貴方に“協力した”=“味方”というイメージができます。

mentalism 04
【妻・恋人編】
⑪“別れの季節”は、“3月”と“クリスマスの2週間前”
恋人や夫婦が別れるのは、“3月”と“クリスマスの2週間前”が多いことを覚えておきましょう。特に、3月は職場等の環境が変わる為、女性はそれまで自分が持っていた価値観が変わることが多い。すると、それまで魅力的だった人がそうでなくなってしまうことがある。この時期は、交際相手にサービスしたほうがいいでしょう。逆に4月は、部署替え等環境が変わった女性なら、彼氏がいる場合でも落とせる可能性は大いにあります。知っておくと有効です。
⑫春が“恋愛最強”の理由を知っておく
春は恋愛を深めるのに最適な季節。生物的には、ホルモンの分泌量が多い冬のほうが男性が魅力的に見えるのですが、逆に寒さから行動が鈍くなりがちです。でも春なら、日中は暖かいから出掛け易く、夜は気温が下がる為に魅力が増してくる…と、いいとこ取りの季節なのです。暗闇は、2人の身体的や心の距離を縮めてくれます。春こそ昼間は明るいところにデートに誘い、暗くなったら雰囲気のあるところに行けば、女性を落とし易いでしょう。
⑬いい香りがするところは“成功率が高い”
心理学の実験で、人はコーヒーの香りがする場所のほうが、他人のお願いを聞き入れ易いことがわかっています。ある実験では、見知らぬ人が突然「1ドル恵んでください」と頼むと成功率は約20%だったのが、コーヒーショップの近くで頼むと成功率が倍になりました。つまり、“いい香り”のするところでお願いをしたほうがイエスを引き出し易いのです。これはビジネスでも使える。来社したお客様にはドリップコーヒーを淹れて、部屋に香りを充満させましょう。

               ◇

ここで紹介したDaiGoが教える“人を操る”技術は、人間の心理を応用したもので、仕事だけではなく人間関係においても幅広く使うことができる。しかし、DaiGoは「先ず伝えたいことがある」と言う。「僕の著書全てで言っていることですが、本を読んでいても行動に移していない人が多いこと。現在は情報過多の時代で、皆さん大体のことはわかっていますが、知識として知っているだけと実際に行動するのは雲泥の差。先ずは試してみることです」。心理学(メンタリズム)を知る人は増えたが、実践して使いこなさなければ効果は決して得られない。「最近、僕は週3日くらいでジムに通っているのですが、“行くまで”がしんどいのです。もっと言うと、朝起きて布団から出るまでが一番大変。これはどういうことかというと、ジムに行きたくないのではなく、最初の抵抗を乗り越えるのが難しいということ。だから、今は『面倒臭い』と感じたことは、取りかかるべき“サイン”だと思っています。人に抜きん出て成功するには、面倒臭いと思ったことをやること。諸説ありますが、『人は60日間くらい続けると習慣になる』と言われています。先ずは継続することが大切。今回、僕が挙げた“操る技術”は、シチュエーション毎に具体的な例を挙げているので、1つでもいいから是非チャレンジしてみてください」


DaiGo マジシャン・メンタリスト。本名は松丸大吾。1986年、静岡県生まれ。慶應義塾大学理工学部卒業、慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了。上智大学奇術研究会出身。人の心を読み、操る技術“メンタリズム”を駆使する。テレビ番組の出演多数。現在は外資系企業の研修や、コンサル・教育誌等の連載など。主な著書に『メンタリズム 人の心を自由に操る技術』。


キャプチャ  2015年5月5日増刊号掲載


スポンサーサイト

テーマ : 働き方
ジャンル : 就職・お仕事

Categories
Profile

KNDIC

Author:KNDIC
Welcome to my blog.

Latest articles
Archives
Counter
I'm participating in the ranking.

FC2Blog Ranking

information
Search
RSS Links
Link
QR Code
QR