【東京いい店やれる店】(01) 今、インテリ女を連れて行くなら清澄白河の『オールプレス』

今週から、ホイチョイプロダクションズがデートに使える最新の店をご紹介。店の善し悪しは天使マークで示し、3つが最高、1つでも付いていればデートに使える店。但し、評価は飽く迄も“味”以外であることをお忘れ無く!

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清澄白河という街は江戸時代の埋立地で、水運の為の運河が継横に張り巡らされた“東京のべニス”。1995年、街の西側に『東京都現代美術館』が造られてから画廊や美術関係の書店が生まれ、同時にアートフォロワーを相手にしたカフェがポツポツ誕生。更にここ2~3年は、『ザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒー』(2012年4月)や『アライズ』(2013年9月)といった焙煎工場(ロースタリー)付きのカフェが続々オープンし、今では街全体にアートとコーヒーの焙煎の香りが漂い、アート好きのインテリ女子をデートに誘うのにうってつけの街になっている。そんな清澄白河のコーヒータウン化の決定打となったのが、昨年8月に日本に上陸したニュージーランドの人気コーヒー店『オールプレスエスプレッソ 東京ロースタリー&カフェ』だ。木材倉庫の大きな建物を改装したこの店は、前面がガラス張り、内装は木の質感を100%生かしたナチュラルな造りで、ガラスの仕切りの奥の焙煎工場は如何にも本気な雰囲気。店構えも内装も、他店より明らかに一頭地を抜いている。このカフェ、ニュージーランドでの創業は1986年で、21世紀に登場した浅煎り・手淹れ・シングルオリジン(どこの畑で誰が収穫したか明らかな豆)の『サードウェーブコーヒー』ではなく、スタバと同じく深煎りの豆をマシンで抽出するイタリア式エスプレッソを売りにした一世代前の店なのだが、5分がかりで淹れる手淹れのコーヒーも出しており、雰囲気は如何にも今風である。

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一方でこれに遅れること半年、今年2月に『オールプレス』の400m先に誕生したのが、『ブルーボトルコーヒー』の日本初上陸の焙煎所兼カフェだ。ブルーボトルは、元クラリネット奏者のジェームス・フリーマンが2002年にサンフランシスコの自宅のガレージで培前した豆を売り出したのが始まり。アンチ『スタバ』派の強い支持を集め、“コーヒー界のアップル”としてサードウェーブコーヒーの旗手となった超有名店である。『ブルーボトル』も、前面はガラス張りでガラスで仕切られた奥が焙煎工場という『オールプレス』とよく似た造りだが、こちらは建物自体が安っぽいプレハプ風で、学食の奥に町工場がある感じ。それでも、開店2ヵ月後の雨の日曜日に行ったところ、店前には20人前後が並んでおり、店内にも行列があって、コーヒーを手にするまで40分かかった。同じ日の『オールプレス』は行列がゼロだったから、知名度には格段の差があるようだ。『ブルーボトル』が使っているドリッパーは、プロが「誰が流れても70%の味のコーヒーになる」という、底に小さな孔が1つ空いただけの初心者向けのメリタ製。プロなら孔が大きいハリオかコウノ製(孔が大きいとコーヒーが下からダダ漏れになる為、慎重に湯を注がなければならない)か『ネル』(それよりさらにダダ漏れ)を使うべきだと思うが。流れ作業でジャンジャン淹れるから仕方無いのだろうが、これでは“丁寧な手淹れ”は売りにできない気がする。因みに、前述の『オールプレス』のドリッパーは3つ孔のカリタ製だから、少なくともここよりは志が高い。という訳で、結論としては清澄白河で行くなら断然『オールプレス』である。


キャプチャ  2015年5月12日・19日号掲載


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