英BBCが日本語版サイト、独自記事も視野…国際営業部門幹部に聞く、新興国を積極開拓

英国放送協会(BBC)が国際ニュースサイト『bbc.com』の日本語版を来年にも開設する。来日した国際営業部門のBBCグローバル・ニュースを率いるジム・イーガン最高経営責任者(CEO)は日本に加え、今後は国際ニュース放送『BBCワールドニュース』を東南アジアをはじめとする新興国に積極販売する方針を示した。同CEOに今後の戦略を聞いた。

――BBCは国際ニュースの視聴者・聴取者を2022年までに5億人にする目標を掲げています。どう増やしますか。
「現在の週間視聴者・聴取者は2億6500万人にのぼる。有料テレビが急成長しているマレーシアやインドネシアは有力な市場だ。インターネットの急成長はもちろん無視できないが、それでテレビ業界がダメージを受けるものではない」
「ソーシャルメディアはニュース業界に大きなインパクトを与えた。BBCはソーシャルメディア上で最も引用される情報源だが、我々の価値は“信頼”だ。(様々な情報が飛び交うネット時代では)これはBBCの情報だから間違いない、と信頼されることが非常に大切だ」



――今後、BBCグローバル・ニュースの収益基盤をどのように整え、成長させますか。
「2014年3月期の売上高は約1億6000万ドル(約170億円)で、うち1億ドルが広告収入だった。昨年度はネット広告がテレビ広告を初めて上回った。残りの6000万ドルが番組配信事業だ。より多くの視聴者に番組を届けるために、多くのパートナーと手を組む必要がある。アメリカではAOLと連携しているし、(電子雑誌アプリ開発の)フリップボードとビジネスも始める」

――日本放送協会(NHK)もBBCと同様、公共放送機関です。NHKはBBCにとってパートナーでしょうか、ライバルでしょうか。
「両方だ。NHKとBBCは世界で最も古い公共放送機関で、長い時間をかけて関係を築いてきた。五輪などの大規模な国際イベントでは連携も進んでいる。NHKには(海外向け放送を手掛ける)NHKワールドがある。BBCワールドニュースとはライバルになりうる。新たに開設するbbc.comの日本語版も当初は翻訳記事のみを掲載するが、将来はオリジナル記事も載せたいと考えている」 (聞き手は松本史)


キャプチャ  2014年10月24日付掲載
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