FC2ブログ

CO2・排熱で野菜栽培――ZEエナジー、長崎で…バイオマス発電所に併設

バイオマス発電設備開発のZEエナジー(東京・港、松下康平社長)は12億円を投じ、長崎県に野菜栽培施設を備えたバイオマス発電所を建設する。周辺地域で集めた木質チップを燃料に発電して売電するとともに発電時に生じた排熱と二酸化炭素(CO2)を野菜栽培に活用する。電気・熱・CO2の3資源を供給する『トリジェネバイオマス発電所』として全国に普及させる。ZEエナジーとベンチャーキャピタルの江寿(京都市)との共同出資会社・ZEデザイン(京都市)が長崎県波佐見町で発電所を建設する。来年春に着工し、2016年春までに稼働を予定する。約8000㎡の敷地に木質チップの発電所と野菜栽培のビニールハウスを設ける。




ze-energy.jpg

木質発電所の出力は740kWで九州電力や特定規模電気事業者(PPS)に売電する計画だ。九電は再エネの多くの受け入れを中断しているが、バイオマスは太陽光や風力より安定発電できるため、買い取りには前向きとZEエナジーはみている。木質チップを燃やすことで生まれる排熱とCO2を隣接するビニールハウスに使う。ビニールハウスの面積は600㎡で、トマトを年間120トン生産する計画だ。ハウス内はセ氏20~35度で一定させて、早期栽培してスーパーや流通業者に販売する予定だ。電気だけでなく熱も使うため、エネルギー効率は80%と燃料を有効活用できるとみている。将来は地域住民の生ごみを使ったメタン発電所も計画している。メタン発電で生まれた排熱とCO2も同様に野菜栽培に生かす。トリジェネバイオマス発電所はエネルギーの有効活用だけでなく、電気や野菜が作れるため、地域の活性化の一助になるとみている。長崎と同様の施設を富山県でも計画しているほか、全国での展開を考えている。ZEエナジーはバイオマス発電関連のベンチャー企業で長野県に小規模発電所の建設を進めている。年間売上高は10億円程度となる。 (榊原健)


キャプチャ  2014年10月27日付掲載


スポンサーサイト
Categories
Profile

KNDIC

Author:KNDIC
Welcome to my blog.

Latest articles
Archives
Counter
I'm participating in the ranking.

FC2Blog Ranking

information
Search
RSS Links
Link
QR Code
QR