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「日本生命に裏切られ50周年コンサートが幻に…」――五木ひろしパトロン社長実名告発

「日本一の生保どころか、ニッセイは詐欺軍団です」。こう憤るのは、五木ひろし(66)のコンサートをドーム球場で、という夢を持つタニマチの会社社長。日本生命は彼の長年の夢に付け込み、チケットの大量購入をエサに高額の保険に加入させた挙句、約束を反故にしたというのだ。

実名告発するのは、近畿圏を中心にカラオケ店『レインボー』をチェーン展開する『コスモコーポレーション』(本社・奈良県天理市)の琴平能弘社長(69)。長年の大ファンである五木ひろしが今年デビュー50周年を迎えるのに合わせ、京セラドーム大阪で五木を中心にした演歌の大イベントを熱望しており、以前から方々でその夢を語っていた。「日本生命には元々、私が死亡・高度障害時受取額7200万円の保険に加入していたこともあり、2011年9月、U奈良支社長が着任の挨拶にみえたときに、言うてみたんですよ。ドームに演歌のオールスター呼びたいから、冠スポンサーになってくれへんか、概ね3万5000で満席なんや、と。そしたら『3万5000枚は無理ですが2万枚なら何とかなります』と言わはったんです」(琴平氏)




驚く琴平氏に、U支社長は2万枚の積算根拠をこう説明したという。「オール関西でうちにはセールスレディが1万人います。お客さんと2人で買えば2万枚になります」。「実は、長男が4億円の保険に入っていた別の保険会社には『5000枚が限界です』と言われていたので、飛びついてしもうたんです。2万枚買うてもらえるなら残り1万5000枚は自腹でも何とかなる、ドームを満員に出来ると。条件を尋ねると、長男に3億の保険入ってくれと。4億の保険を解約しないと加入できないので、その会社に『すんません、私の夢が叶うんです』と頭を下げました」)(同前)

長男名義で3億円の保険に加入。ところが2012年2月、コンサートの日程が翌2013年7月に内定したことを伝えると、U支社長はさらに、次男にも3億円の保険に入るよう依頼、琴平氏は夢のために聞き入れた。「私と長男・次男を含めて6億7200万円、毎月の掛け金だけで約130万円になります。他にも知人に手当たり次第、日生の保険に入ってもらうように頭を下げて回りました。仲良うしてる大阪の飲食チェーンの社長には5000万の保険に入ってもろたんです」(同前)。5000万円の保険に加入したK社長はこう語る。「生保勤務の親戚に聞くと、そんなチケットの大量買い取りなんて有り得へんと言うんですよ。だから私は日生の担当者2人にごっつい念押ししましたよ。『あんたらホンマに買うんやな、2万枚』て。したら『絶対買います。大丈夫です』いうからハンコついたんですよ」

だが案の定、K社長の懸念は杞憂に終わらなかった。「私が何度も『近畿営業本部長に会わせてほしい』と頼んでも、U氏は『ちゃんと話は通ってますから』と一向に会わせてくれなかった。そうこうするうちに、コンサートの日程が2013年7月9日に決まり、五木さん本人が張り切って他の歌手のキャスティングもしてくれたんです」(琴平氏)。コンサートは東日本大震災復興支援のチャリティーとして都はるみ・八代亜紀・吉幾三・鳥羽一郎・伍代夏子・コロッケ・西川きよし・浜村淳らの参加が決まっており、細川護熙元首相が大会実行委員長を務めることになっていた。「昨年1月になって、U氏に打ち合わせを呼びかけても忙しいと待たされ、2月に催促すると決算期で忙しいと断られた。京セラドームとは3月中に契約しないと莫大なキャンセル料も発生してしまうので、U氏を問い詰めると、『もう実際にこうやって募集をかけてます』と資料を持ってきたんです」(同前)

それが、日本生命近畿営業本部の承認番号が入ったS席9000円・A席7000円のチケット斡旋の申込書と、チケットを活用した中小法人開拓の営業指針である。計2枚の資料には、担当者の名前と内線番号・短縮ファックス番号まで明記してある。「ここまで詳細な内部資料を持ってこられたのでホッとしていたら、土壇場になって、延期してくれと言い出した。結局U氏は、本部長や権限のある役員レベルの上司に話を通してなかったんでしょう」(同前)。こうしてパトロン社長の長年の夢は、1人の生保マンの営業成績を上げるための材料にすり替えられてしまったという。「諦めきれないので保険の契約は残し、日生側に抗議し、新たな計画への協力を要請しました。それとともに責任のあるレベルの役員に会わせてくれと、その後も何回もお願いしましたが、完全無視。昨年11月20日に弁護士を通じて『買い取りの約束をした事実は一切なく、顧客の紹介を求めた事実も一切ない』という回答が来ました。担当の外務員から『琴平社長、何かされたんですか。U支社長が突然飛ばされました』と聞かされた3日後のことです」(同前)

日本生命広報部は小誌の取材にも“買い取り”の約束はないと繰り返したが、資料については「検討段階の社内の資料案」と認めた。また、琴平氏と家族や知人が高額の保険契約を結んだことに関しては、こう答えた。「当社がご提案した保険商品がニーズに適ったことが理由と認識しております」。日生が“買い取り”の約束を頑なに認めないのには訳がある。金融庁の解説。「保険業法は、保険会社や募集人が被保険者に特別な利益を提供することを禁じています。事実関係を確認し、法令違反に該当すれば、原因分析や改善策を盛り込んだ不祥事件届出書を提出してもらう。不十分なら業務改善命令を出します」。監督官庁も注視するトラブルは、どう決着するのか。


※平成23年度組織改正および人事異動について | 日本生命保険相互会社
http://www.nissay.co.jp/news/2010/pdf/kaisei_04.pdf
http://i.imgur.com/BECmMPy.jpg


キャプチャ  2014年11月6日号掲載


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