【東京いい店やれる店】(14) イケてる若者御用達、新趣向のクラフトビール店が続々!

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これまで当ページでは、東京の外食の最新のトレンドとして、サードウェーブコーヒー・熟成肉ステーキ・タコス・パクチー料理を紹介してきたが、もう1つ、見逃せない流行がある。クラフトビールがそれだ。今、イケてる(と自分では思っている)若者は、頭にニット帽・顎に薄ヒゲ・靴はニューバランス・乗り物は自転車、でもって昼はブルーボトルコーヒー・夜はクラフトビール……というのが定番のライフスタイル。東京では、20~30種のクラフトビールを揃えた専門店が今も増え続けている。抑々、日本で酒税法が緩和され、ビールの製造販売に必要な最低製造量が2000キロリットルから60キロリットルに引き下げられたのは1994年のこと。その直後に爆発的な“地ビール”ブームが起こったが、「不味い」「高い」でブームは雲散霧消。その後の15年で徐々に品質が改善され、名前も“地ビール”から“クラフトビール”に変わって、見直され出したのがこの5年という訳だ。ブームの牽引役となっている店は、30種のクラフトビールが480円均一の格安店『クラフトビアマーケット』を東京都内6ヵ所に展開している『㈱ステディワークス』と、海外のクラフトビールを売りにした店を4店展開している『㈱プロダクトオブタイム』の2社。先月、この2社が揃って最新店を出店した。

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先ず7月17日、JR吉祥寺駅の高架下の『アトレ吉祥寺』の1階路面にオープンしたのが、『クラフトビアマーケット』の7号店。7号店ともなると新味を打ち出す必要があっただろう、料理のプロデュースを渋谷青学裏の人気店『TAMA』のオーナーシェフである玉代勢文廣に依頼し、『TAMA』と同じ『琉球チャイニーズ』を出している。琉球チャイニーズとは、ミミガーもあれば麻婆豆腐もある、沖縄と中国の食材をミックスした料理。どの皿も味が濃くて辛くて、ビールが進む進む。勘定は、2人でたっぷり食べて飲んで7720円。客席には外国人と女性客の姿が多いが、この両方が多いのはコスパがいい証拠。デート向きではないが、よく考えられた店だ。一方、7月18日にプロダクトオブタイムがJR新橋駅の烏森口から徒歩3分の、元高級居酒屋の2階建て一軒家を洋風山小屋に改装して出したのが『ビストロ ミヤマス』。こちらは店名の通りフレンチなのだが、メニューにはハンバーグ・タパス・パスタと何でもあり。酒は、8種類のクラフトビールと19種類のベルギービール。ワインの品揃えも豊富だ。勘定は、2人で飲んで食べて1万4394円と、クラフトビアマーケットの約2倍。1階はそこそこ雰囲気がいいのでデートに向くが、欲張り過ぎで狙いが散漫なせいか、客の入りはクラフトビアマーケットの約2分の1。日本人にとってビールは仮令、高級なクラフトビールでも安いビアホール感覚の店でワイワイやりながら飲むものということなのだろう。因みに、クラフトビールって今でも普通のビールに比べると悪酔いする気がするんだけど、これは個人の感想で、光文社の意見を代表するものではありません。


キャプチャ  2015年9月1日号掲載


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