【東京いい店やれる店】(15) 田町に熱帯雨林? シンガポールの海南鶏飯店が初上陸!

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ここ数年、日本の富裕層が税金対策で引っ越したり、屋上がプールになった高層カジノホテルができたりと、シンガポールが何かと話題である。その余波か、シンガポール料理にも注目が集まっていて、2008年に『MRS(マルハレストランシステム)』が現地の人気シーフード店4店を纏めて『シンガポール・シーフード・リパブリック』として品川に上陸させたのを皮切りに、それから粗毎年に亘って現地の人気店の日本上陸が続き、去年3月には接着剤メーカーの『スリーボンド』が点心の『京華小吃』を銀座に、今年2月にはコーヒー輸入商社の『㈱ユニコジャパンインターナショナル』がカフェチェーンの『tcc』を同じ銀座に上陸させている。シンガポールは中華系を中心とした多民族国家で、その料理もルーツが様々だが、日本人が“シンガポール料理”と聞いて先ず思い浮かべるのは『海南鶏飯』だろう。海南鶏飯とは、香港の南西に浮かぶ“中国のハワイ”こと海南島で生まれた、鶏スープで炊いたジャスミン米の上に茹でた鶏肉を乗せ、魚醤やチリを付けて食べる庶民の定食。海南島出身者が東南アジア全域に広めた為、タイでは『カオマンガイ』、インドネシアでは『ナシアヤム』の名で親しまれているが、日本ではシンガポール式の海南鶏飯が一般的だ。日本人がこの料理を知ったきっかけは、1998年に『ロイヤルホスト』が行ったシンガポールフェア。2003年には専門店の『海南鶏飯食堂』が麻布十番商店街の端に誕生し、ホリエモンがブログで紹介したことで一躍人気店となり、同趣向の店が次々に誕生した。

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この7月、その海南鶏飯専門店の真打ちとして、日本の外食企業『㈱バルニバービ』がシンガポールの人気店『威南記』を日本に上陸させた。場所は、嘗て博報堂本社が入っていた田町の高層ビル『グランパークタワー』の前庭の円形の建物。周囲のテラスに熱帯の樹木をびっしり植え、その樹木の間に28席のテラス席を設定。このテラス席が抜群に面白い。ファミレスっぽい店内も、ガラス戸を開け放てば周りのジャングルと一続きになり、如何にもシンガポールっぽい雰囲気になる。売りの海南鶏飯は、スープとセットで1300円。勘定は、海南鶏飯と幾つかの小皿を食べて、ビールをガブガブ飲んで、2人で9460円。テレビの昼ワイドで何度か紹介された店なので、客は家族連れが多く、デートで行くような雰囲気ではないが、テラス席をビアガーデン代わりに使うのには打って付けの店だ。若しもデートで海南鶏飯を食べに行くなら、一昨年、『海南鶏飯食堂』の元スタッフが神田淡路町の裏路地に出店した『松記鶏飯』がいい。ビルの1階の暗い地味な外観の店で、店内もパッと見、中国の田舎の食堂みたいな感じだが、暗めの照明や打ちっ放しのコンクリートの壁の赤い貼り紙がいい雰囲気を出しており、チャイナムードがたっぷり。料理の種類は『威南記』より稍多く、勘定は『威南記』よりちょい安い。遊び慣れた女のコを連れて行けば、株が上がることは請け合いの店である。


キャプチャ  2015年9月8日号掲載


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