【私のルールブック】(134) 今イチ信用し難いタイプの人々を紹介します

どうやら、私は疑い深いタイプの人間と思われているらしい。確かに間違ってはいない。そりゃあそうでしょ。そんなに簡単に人を信用するなんてできますか? 抑々、信用という言葉を安易に使ってはいけないと思うんです。ただね、誤解されがちなんですが、“信用したい”という欲求は普通に持っているんです。だって、信用できる人がどれだけいるかで、仕事の拡がり方や進み方も格段に変わってきますから。結局は、「仕事なんてものは、信用できる人探しを延々続けることなんじゃないの?」と言っても過言ではないんじゃないでしょうか。以上のことから、今号は私が今イチ信用し難いタイプの人々を紹介したいと思います。先ずはわかり易いところからいきましょうかね。“タッチが多い女性”。いますよね~。何だか知らないけど矢鱈触ってくる女の人。そりゃあ男ですから、悪い気分はしませんよ。

けどね、接客業でもないのに、それこそ信用の度合いに関係なくタッチしてくる女性を、私は信用することなんてできません。だって必要ないから。況してや恋人の対象になど死んでもならない。そういう人は恋人がいようがいまいが、100%ヨソでも触りまくっていますから。ただ、女性であることを仕事面で利用するやり方を否定するつもりはないんです。それも1つの処世術というか、生き方ですから。事実、思わせ振りな態度に靡く男もいる訳で。でも、私は無理です! 次に、つい先日あった出来事なんですが、迎えのタクシーに乗り込もうとしたところ、ドアにバッグが狭まってしまいまして、私が奮闘していると、漸くドライバーさんがやって来て手伝い始めたんです。ところが、1~2回ちょこちょこっとバッグを動かしただけで、「いや~深く挟まっちゃっているな」「無理か」と独り言。私、こういう時に独り言を言う人は絶対に信用しません。独り言って2通りあると思うんです。無意識に思わず呟いてしまった独り言と、誰かに聴いてもらいたい、聴かせる為の独り言風の独り言が。人に聴かせる為の独り言では、最早独り言として成立していませんから。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(113) 安倍首相が急に強調し始めた働き方改革の“裏テーマ”とは?

池田「今年は、日本にとって非常に重大な分岐点となる1年です。北朝鮮情勢、憲法改正、アべノミクスの行方、9月の自民党総裁選挙、11月のアメリカ中間選挙、それに今年から本格的に動き出すIR推進法(※カジノ法)等。其々が日本の未来にどんな影響を与えるのか、今号から順に解説していきます。今週は“働き方改革”について話しましょう」

――今月4日の伊勢神宮参拝後に行なわれた会見でも、安倍首相は今年の国会を“働き方改革国会”だと強調していたな。
池田「違和感を覚えませんか? 景気対策や北朝鮮問題もある中、働き方改革を最重要テーマに挙げたんです。安倍首相は昨年の後半くらいから、急に働き方改革を強調し始めました。そして、安倍政権に迎合する新聞等は、働くシングルマザーやブラック企業問題ばかりを報じ、働き方改革に対する国民のイメージを“本当の目的”から逸らそうとしています」

――本当の目的って?
池田「安倍政権は、日本の移民大国化を急ピッチで推進しようとしているのです。その理由は労働力不足です。政府、与党、財界の表向きの言い分は、『急速に進む少子高齢化によって現役労働者が減少する中、“アベノミクスの成功”によって企業の業績が上向き、雇用が増えた』というものです。『その証拠に失業率は低下し、学生の就職活動も売り手市場になるほど好景気だ』と。『この景気を維持するには労働力が足りないんだ』というロジックですね」

――違うんですか?
池田「一見、尤もらしく聞こえる説明ですが、実は労働力が不足しているのは一部の業種に限ったことです。輸出依存体質の製造業、医療や介護の現場、農業等、構造的な不況産業と化している一部の業界だけであって、決して少子高齢化や好景気が原因ではありません。しかし、これらの業種の業界団体は、政治的発言力が非常に強いという共通点がある。だから、労働力を補う為だけの移民受け入れという日本全体の国益を度外視した要望にも、安倍政権は応えようとしているのです」

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テーマ : 安倍政権
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(141) 中国で進化する“超AI監視社会”が世界を覆う日

昨年12月、中国政府は人工知能(AI)分野における目標と戦略を掲げました。曰く、今後3年以内にトップランナーであるアメリカに追いつき、2030年までに“世界のリーダー”になる――。これは決して絵に描いた餅ではありません。近年、『アリババ』・『百度』・『テンセント』といった有力な中国系IT企業は、AI研究に巨額の費用を投じていますし、約14億の人口という圧倒的な人的リソースを基にしたディープラーニング研究もアメリカ以上に進んでいるといいます(※事実、ディープラーニングに関する論文の発表数では、2013年の時点で中国がアメリカを抜いて世界一となっており、その差は広がる一方です)。見逃してはならないのは、こうした驚異的な進化の背景に、“国民の意向や人権を無視できる”という中国ならではの事情があるという“不都合な真実”です。例えば、中国国内には昨秋の時点で監視カメラが1億7000万台設置されており、今後3年間で更に4億台が追加されると推定されています。こうした監視カメラの多くにはAIが搭載され、顔認証等の識別技術により、群衆の中にいる個人の行動を特定・監視できるレベルに達しています。また、同じ12月にはイギリスの国営メディアである『BBC』が、中国の犯罪者追跡システムの精度がどれほど高いかについて、現地の警察当局の協力を得て中国南西部の都市で実証実験をしたと報じています。その結果、何と人混みの中に紛れ込んだ指名手配犯役の人間は、たった7分以内で“捕獲”されてしまったというのです。この監視カメラシステムは、瞬時にして人の顔と歩き方を識別して個人を特定し、データベースと照合して年齢、性別、身長、民族アイデンティティーを判定。その上、親族や知人といった人的ネットワークまで割り出すことができるそうです。

ここまでくると、犯罪者のみならず、中国当局の意に反する行動を取る人権活動家やメディア関係者らは、一度ターゲットとなってしまえば逃げ切ることはかなり難しいでしょう。更に、中国当局が住民に対して苛烈な人権侵害を行なっている新疆ウイグル自治区では、“体内”にまで監視が及んでいます。当局は、同自治区に住む12歳から65歳までの住民を対象に、“無料検診”という名目でDNAや血液のサンプル、指紋、虹彩、血液型等の生体データを収集し、既に同自治区の総人口の9割に当たる約1900万人分のデータを集めたと報じられています。まるで戦前の日本の隣組制度のように、各住民に密告を促す従来の方法と並行して、超高度なAI技術でも人々を監視する。しかも、その精度は巨大規模のディープラーニングによって日々、向上していく――。これがAI大国・中国の“暗黒面”なのです。欧米等の民主主義国家では到底許されない人権無視をものともせず、何億人もの“モルモット”を使えるというアドバンテージを生かした中国のAI監視技術は、同じく国民への人権弾圧が問題視されているエチオピア等に輸出されているといいます。権力者にとっては願ってもない“統治補助システム”でしょう。ただ、その技術の恩恵を受けるのは独裁国に限りません。日本を含めた先進国も、こうした技術を“防犯目的”、或いは少子高齢化社会における“徘徊高齢者の監視・保護”等といった“善意の利用”の為に買うことは、十分にあり得る話です。嘗ての冷戦時代は、東西両陣営が「相手にはネジ1本渡すものか」という猜疑心に取りつかれ、世界は真っ二つに断絶されていました。しかし、現在の国際社会ではそうした壁も無く、モノも情報も技術も盛んに行き交います。表面的には“人道的”な国家であっても、“非人道”を平気でやる国家と資本主義のルールの中で取引をすることは躊躇しません。しかも、AIの技術は非常に汎用性が高い。世界中の人類の知力が1つに結集し、絶え間なく進化していきます。

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テーマ : 中国問題
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(133) 明けても暮れても犬、犬、犬! それにお酒三昧のお正月でした

明けましておめでとうございます! あっという間に年が明けてしまいました。2018年ですか。申し訳ないですが、何の感概もございません。だって51回目の年明けですから、感概に浸るというよりは、どこか慣れっこになってしまった感じ。それにしても、お休みってほんと過ぎるのが早いですよね。今年はきっちり1週間休みを頂いたんですが、「休んだ~」という感覚は全く得られませんでした。まぁ、芸能人ぶってハワイにでも行っていれば、それなりにオフ感を味わえたのかもしれませんが、如何せん私の場合、11匹のワンちゃんがおりますので…。はい、ひたすら犬のお世話に追われていました。朝散歩で犬のうんちを20個ほど拾い、夕方散歩で犬のうんちを10個ほど拾って、夜はお庭に放して10個強のうんちを拾う。要するに、1日40~50個ほどのうんちを拾う日々。因みに、朝散歩では11匹いる犬全員が最低でも1回はうんちをするので、計20個ほどの計算。タ方と夜は区々なので10個ほどとなる訳です。

お世話といっても、お散歩だけではありません。洗濯をするにも、まるでカルガモ親子のように11匹の息子たちが私の後を付いて回り、掃除をしていてもそう。で、ソファーで寛げばほぼ全員が私を取り囲み、おかげ様で冬なのに暖房いらず。ただ、寝落ちしようものなら当たり前のように私の上に乗ってきて、重くて眠れたもんじゃない。兎に角、明けても暮れても犬、犬、犬!のお正月でございました。あっ、勿論お酒も頂きましたよ。1週間で何升ぐらい飲んだだろう。だって、お休みの醍醐味は起き抜けの朝酒ですから。目が覚めたらトイレに行く前に、先ずは冷凍庫を開けます。そして、冷やしておいたグラスに冬であろうと氷をぱんぱんに詰め込み、麦焼酎を7分目まで注ぐ。で、待つこと3分。すると、常温だった焼酎が程よく氷と馴染み、あとはちびちびの繰り返し。これぞ至福の時間! そりゃそうでしょ、休みの日にクズにならないでどうするんですか。中途半端が一番良くない。世間体も身体のことも気にしちゃダメ。たかだか1週間クズに徹したからって死にゃあしませんから。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(112) リニア談合事件の捜査に特捜部が乗り出す意外な理由

池田「新年の最初は、昨年末に発覚したリニア談合事件について解説しましょう。JR東海が手がけるリニア中央新幹線の一部の建設工事を巡り、大林組等の大手ゼネコン4社が談合を行ない、不正な受注をしたという事件です。一見、リニアという巨大事業でゼネコンがまた談合をしたというわかり易い構図に見えますが、超異例な点がある。それは東京地検特捜部が最初から動いている点です」

――どこらへんが異例なの?
池田「普通、大きな経済事件は公正取引委具会が最初に担当するんです。公取委は独占禁止法を所管する内閣府に所属する役所で、ゼネコンの談合事件やメーカーの闇カルテル事件等、数々の経済犯罪を暴いた実績を持つ実力派の組織です。今回のように独占禁止法違反が疑われる経済事件では、先ず公取委が立ち入り調査をして、クロだと結論が出たら告発をする。検察や警察は、その告発を受けてから摘発に乗り出すのが通常の順序なのです」

――そーだったんだ!
池田「基本的に特捜部が担当する事件は、大物政治家や都道府県知事等が絡んだ贈収賄事件、税金や国の資産を巡る不正や公金詐欺事件等、複雑で規模が大きく、警察が簡単に手出しできないような犯罪です。ところが、今回の談合事件では、公取委が“協力”という位置付けに控えさせられ、最初から特捜部が前面に出て捜査している点が超異例なのです。一部の報道では、大手ゼネコン幹部が『何故特捜部が出てきているんだ?』という趣旨のコメントを紹介していました。それだけ今回の件が異例だということです」

――ってことは、事件の背景に大物政治家の汚職があったり?
池田「私はそう思いません。確かに、今回のリニア工事は国家的な規模のプロジェクトですが、実は公共工事ではないんです。建設に税金が投入されていないので。事業主のJR東海は、総額9兆円前後とも言われている建設費用を、自己資金と借入金で賄う計画です。つまり、完全な民間事業なのです。大手ゼネコンが結託して工事費を高値に約り上げることで損をするのは、国や国民ではなくJR東海なのです」

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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(140) 大谷の入団会見に見た“謙譲の美徳”の限界と2018年日本の分岐点

「皆さんの応援で僕を成長させてほしい」――。メジャーリーグの『ロサンゼルスエンゼルス』入りが決まった大谷翔平選手は、入団会見でファンにこう呼びかけました。非常に興味深く感じたのは、この言葉を通訳者が“Please help me.”と訳したことです。大谷選手の謙虚さは、日本ではまさに“謙譲の美徳”と言われるもの。ただ、この姿勢はアメリカにおけるヒーロー像には当て嵌まりません。素晴らしい技能や才能を持ち、高みに上り詰めた人物が、(アメリカ人から見れば必要以上に)謙るという感覚が理解されないのです。通訳者はそれを理解し、“謙り”のニュアンスを消して、「皆でチャレンジして(二刀流という)奇跡を実現しよう!」という方向に上手くチューニングしました。あの言い方なら、バラク・オバマ前大統領の“Yes, We Can”にも近いニュアンス。現地のファンも素直に、「よし、一緒に二刀流を実現させるぞ」という気持ちになったでしょう。

日本ではアスリートから芸能人、政治家まで兎に角、謙る傾向が強い。才能を誇示することは好まれず、ファンや支持者より下まで降りて“傅く”。以前から僕は、「日本ではリーダーらしいリーダーが生まれない」「上にいる者が皆の顔を立てようとし過ぎて“決断”や“革命”ができない」と感じていましたが、今回もそのことを思い出しました。嘗てジョン・F・ケネディ元大統領は、アメリカ国民に“Ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country.”と言いました。「国が貴方の為に何をするかではなく、貴方は国の為に何ができるか」と。これは「国に殉じろ」という意味では勿論なく、「受け身で物事を考えず、自分の足腰を鍛えて行動しろ」ということです。そして同時期、アメリ力の黒人たちの間では“Do Your Thing”という言葉が流行しました。直訳すると「お前のそれをやれ」。このニュアンスを日本語で説明するのは難しいですが、「他人のことをとやかく言ったり真似したりするより、自分固有の“何か”を追っていい」という意味で、黒人たちはその言葉に熱狂した訳です。

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テーマ : プロ野球
ジャンル : スポーツ

【タブー全開!政界斬鉄剣】(111) 自民党税調の会議室前から熱気が消えて得したヤツらとは?

池田「今週は、国民の利益を一切考えない増税案を生み続ける自民党税制調査会の腐りきった実態を明かしたいと思います。私は、今年の党税調の様子を見て心底驚きました。昔のように、業界団体の人たちが自民党本部に押しかけて熱く政治家にアピールする光景が無くなり、自分たちの要望を書いたプラカードを掲げながらニコニコと立っているだけだった。これは、政治家と業界団体との距離が離れてしまったことを意味しているのです」

――でも、逆に政治家と業界団体の距離が近いと癒着構造になっちゃうのでは?
池田「意外に思われるかもしれませんが、両者の距離が近いほうが民主主義的な構図なのです。それを理解する為には、嘗ての党税調の様子から説明する必要があります。先ず、各種業界団体は、党税調が始まる11月頃、地元議員等に税制面の要望を伝えます。それに賛同する議員には“対価”として組織的な選挙応援を約束します。逆に協力してくれない場合、『対立候補を応援するぞ!』等と脅すこともある」

――今のところダークな構図だけど…。
池田「そして、党税調が佳境を迎える12月中旬頃、日本中から各業界団体の幹部たちが自民党本部に押し寄せ、自分たちが応援する議員たちに熱心な激励を送るのです。1階ロビーや税調の会場となる7階会議室前のエレベーターホールには、満員電車並みの密度で人々が押し寄せていた。税調に出席する200名以上の議員の中から目当ての議員を見つけ、『○○先生、××税をしっかりとお願いしますよ!』等と怒号に近い激励を送る。その様子は最早、要望という域を超えており、『お前、約束は覚えているよな? 俺たちの要求をしっかり通せよ!』という脅迫めいたものでした」

――おっかないなー!
池田「それに応える議員も、次の選挙がかかっていますから、超戦闘態勢で会議に向かったものです。念入りなことに、業界団体幹部は議員がちゃんと自分たちの要望に沿う発言をしていたかどうかをチェックしていました」

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テーマ : 税金
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(139) メディアが拡散に加担したヒラリー・クリントンの“ウラニウムワン疑惑”

元来、人は信じたいものしか信じない――。このコラムで何度も指摘してきたことですが、その“習性”がSNS等の普及で、より強固になっていると感じさせられた1年でした。日本でも、マスメディアまでもが数字(※視聴率や部数)欲しさにその流れに迎合し、事実がねじ曲げられることが往々にしてあります。それを改めて実感したのが、ヒラリー・クリントン氏の“ウラニウムワン疑惑”に関する騒動です。詳細は後述しますが、この疑惑ははっきり言えば単なる陰謀論。しかし最近、ドナルド・トランプ政権とその提灯持ちの極右メディアが、まるでイカが墨を吐くように自身の疑惑から世間の目を逸らせようと、過去のヒラリー氏の疑惑を蒸し返しているという構図があります。先日、僕はこの問題を日本のあるテレビ番組で解説することになったのですが、正直言って困ってしまいました。あまりにもワイドショー的で真実が置き去りにされた“物語”に、逐一反論しなければならなかったからです。

ウラニウムワン疑惑とは、バラク・オバマ政権時代の2010年、カナダのウラン採掘企業である『ウラニウムワン』を、ロシア政府の原子力機関が買収したことに端を発します。アメリカのウラン鉱脈の5分の1を保有していた同社の買収を、当時のヒラリー国務長官が強く推し進め、その見返りとして『クリントン財団』は同社の大株主から多額の献全を手にした――という“物語”です。この陰謀論は、2015年に『ニューヨークタイムズ(NYT)』が記事にしたことで広く知れ渡りました。当時はヒラリー氏が大統領選挙への出馬を表明するタイミングでしたから、NYTはその注目度に乗っかることで記事が“ウケる”と判断したのでしょう。極右メディアの編集長による『クリントンキャッシュ』という乱暴な内容の書籍を基に、この“ネタ”を拾い上げたのです。ところが、インターネット上に公開された記事はいつまでも残ります。トランプ氏は昨年の大統領選でも、そして現在も、NYTのこの記事を頼りにヒラリー氏を攻撃し続けている。前述の日本のテレビ番組でも、ウラニウムワン疑惑は「あのNYTも認めた!」という売り文句で紹介されました。

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テーマ : アメリカお家事情
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(132) 今年最後の原稿である。なので、殴り書きで済ませよう

恐らく、今年最後の原稿である。なので、勝手ながら殴り書きで済ませようと思う。殴り書きというからには、誤字・脱字等の修正は一切無しだ。よって、新潮さんの校閲チェックも無しでお願いしたい。そして、より殴り書きがし易くなるように、お酒を頂戴しました。はい、私は今、酔っているんです。流石に酩酊までは行っておりませんが、一歩手前ぐらいかと。うっしっし。さぁ新潮さん、どうしまづか? これは私から新潮さんへの挑戦状です。受けますか? 受けませんか? ん、既に誤字を一箇所発見! でも直しません。殴り書きですから。

今年もいよいよ終わる。この時期になると必ずこの書き出しで始まっているような気がする。だって終わるんだもん。2017年は、私にとってどんな1年だったんだろう。相も変わらずクソ忙しかったのは観ての通りだが、離れの家を建て、庭を拡張し、保護センターから犬を引き取り、競艇では今年も連戦連敗。仕事を絡めて向かった海外のカジノでは、ギャラ以上を持っていかれタダ働き状態。たまの自分へのご褒美は、『ケンタッキーフライドチキン』に『吉野家』の牛丼。あとは…なんかあったかな。結局、今年もなにひとつ変わっていないような気がする。いや、確実に歳はとっているわけで、老化という意味では間違いなく変わってきているのだろう。ただ、50歳を迎えたことで意識は少しだけ変わりましたかね。「半世紀過ぎたのか」だったり、「いよいよ先も見えてきたな」だったり、「さすがに大人っぽく振るまわにゃきゃいけないのか」だったり…。ゲッ、もう一箇所誤字を発見! ど、どうしよう。いや、我慢である。

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テーマ : 俳優・男優
ジャンル : 映画

【日日是薩婆訶】(27) せめて死を受け容れてもらう際の方向性くらいは引導香語で示せれば…

9月に入ると、東北はめっきり秋めいてくる。今年は野分(※台風)も激しく、九州では大きな被害があったようだが、こちらは然程でもなかった。ただ、出穂期の天気が悪かったから、稲の受粉が心配されたが、福島県の場合は何とか平年作が叶いそうな風情である。稲穂が垂れて黄金色が見え始めた頃、私は岩手県と宮城県を訪れた。偶々、水沢と古川界隈で2日続けて講演があったのである。この時期に岩手県に行くと、やはり宮沢賢治を憶い出す。命日は確か9月21日だが、稲の実る頃に病床にあった彼の複雑な思いを想像してしまう。「方十里 稗貫のみかも 稲熟れて み祭三日 そらはれわたる」「病の ゆゑにもくちん いのちなり みのりに棄てば うれしからまし」。絶筆短歌が謳うこの年(※昭和8年=1933年)は豊作だったようだが、自分の体の状況は決して楽観できない。しかし、それでも実りの景色の中で朽ちていくことは寧ろ嬉しいと、賢治は謳うのだ。水沢では私の弟が増長寺という寺の住職をしており、毎年恒例の講演会を開いてくれる。多分、今年で18回目だと思うのだが、いつも師走が多く、刈り入れはとっくに済んでいたし、時には雪景色のこともあった。今年は久しぶりに稲穂の垂れた季節だった為、つい賢治の願いと最期の心情とを思い起こしてしまったのである。 弟の奥さんが駅まで迎えに来てくれ、同乗した車の車窓からは、やや丈高い稲穂が風に揺れる様子が見えた。聞けば、水沢界隈ではひとめぼれが多いらしく、福島県では殆ど見かけない稲だった。翌日は宮城県の古川(※現在の大崎市)に近い美里町で講演があり、新幹線で移動した。その日もお迎えの車の車窓から広大な田圃が間近に見渡せたのだが、それは昨日の田圃の様子とも、うちの近所の田圃ともまた違う。運転してくれた若い和尚に訊くと、ササニシキだという。稲の種類によって稔った様子がはっきり違うことを、私は初めて実感したのだが、死ぬ直前まで肥料相談に応じていた賢治の頃の稲は、どんな品種だったのだろうか? 扨て、講演のほうは、水沢も美里町の玄松院のほうも恙無く済んだのだが、玄松院にはとても興味深いお客さんが来ていたので紹介しよう。別に有名な人でもないし、読者諸賢には興味など持てないかもしれないが、私にとっては驚くべき人だったので聞いてほしい。70代かと思えるその男性は、何を隠そう、私の住持する福聚寺の開基、田村家の子孫だという。

田村家は1504年に三春に築城し、その後、小田原に参陣しなかった為、豊臣秀吉の奥州仕置に遭い、岩手県一関に改易になる。一族郎党を率いて、無論、途中何ヵ所にも投宿して北上したのだろうが、どうやら嫡男の弟等の中には、宮城県に住みついた人々もいるらしい。その日お出でになった田村さんは、一関で再興された田村家の宗顕公の弟の流れだったのである。あまり時間は取れなかったが、講演後、その田村さんがJR古川駅まで送って下さるというので、途中、ご自宅にお邪魔することになった。自宅には古い書きつけや福聚寺住職の扁額もあるので、見てほしいと仰るのだ。敷地は3000坪程あるというご自宅には、庭に相当古いドウダンツツジ等もあり、ご本人が仰る由緒が間違いなさそうだと直観した。先ずは奥の仏間に入り、仏壇に向かってお経を唱え、過去帳を読み上げながら回向した。そして、今度は隣の客間に入り、床の間の上に掛かった扁額を見て驚いた。それは“信為萬事本(※信を萬事の本と為す)”と書かれた扁額で、著名は“福聚寺 鶴堂仙央”と読めた。古びてはいるが、保存状態は非常にいい。ご先祖様から「これを何より大切に受け継ぐように」と言われてきたらしいが、文字も本当に立派に見えた。鶴堂和尚については、画僧雪村の師匠であることくらいしかこれまでわからず、“仙央”という諱もその時まで知らなかった。雪村には、これまでも道教的な素養を感じていたのだが、なるほど、師匠の諱が“仙央”とわかってみると、道教色も師匠譲りであったように思えてくる。私は暫し呆然と扁額を見上げ、それからお茶を呼ばれたのである。田村一司さんというご主人によれば、“百姓として生きること”というのが先祖伝来の重要な教えだったらしい。恐らく、宗顕公との約束でもあったのだろう。聞けば、この美里町(※合併以前は小牛田)の北浦地区には田村姓がとても多く、皆、百姓として生きてきたという。お邪魔した田村家は、今も梨を栽培する農家らしく、お茶請けには切り立ての美味しい梨を出して下さった。ほんの30分ほどの滞在ではあったが、私にとっては歴史的な事件だった。これまでの私の認識では、七世鶴堂和尚は三春を治めた田村家三代(※義顕・隆顕・清顕)の初代義顕公に僅かに重なるかどうかという年齢だと思っていたが、清顕公の子供の世代に“信”の書を直接渡したとすれば、その頃、100歳前後で未だ生きていたのだろうかという話になる。或いは…いや、もうこれ以上はどう考えても私だけの興味だし、止めるが、兎に角、その日は私にとって、意味ある偶然に恵まれた日だったのである。

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テーマ : 仏教の教えと世界観
ジャンル : 心と身体

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