【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(100) フリン辞任は第2の“ウォーターゲート事件”に発展するか?

ドナルド・トランプ大統領の“側近中の側近”の1人、マイケル・フリン国家安全保障問題担当大統領補佐官の辞任劇が、政権の行く末に暗い影を落としています。事の発端は昨年12月29日。ロシア政府がアメリカ大統領選にサイバー攻撃で介入していたとして、当時のバラク・オバマ政権が報復制裁措置を発動したのですが、何とその同じ日にフリンは駐米ロシア大使と接触し、“トランプ政権後の制裁解除”に関する“交渉”をしていたのです。当時は未だ“民間人”だったフリンが外交政策に関与することは、明らかに連邦法違反です。更に、その事実を直ぐ認めず、マイク・ペンス副大統領ら政権内の人間にさえ嘘を吐いたことで、問題は拗れに拗れ、辞任に至ってしまいました。

抑々、フリンは“曰く付き”の人物でした。イラク戦争やアフガニスタン戦争に従軍した元陸軍中将として、『国防情報局(DIA)』長官にまで上り詰めたものの、イスラム教を“悪性の癌”とまで言い切る過激な差別論者で、オバマ政権の途中でその職を追われます。その後はコンサルティング会社を設立してロシア政府と接近し、ロシア政府系放送局『ロシアトゥデイ(RT)』でオバマ政権の外交政策を批判したり、RT主催のパーティーに出席してプーチン大統領と同じテーブルについたり…。そんな人物が、“どういう訳か”アメリカ大統領選でトランプ陣営に潜り込み、同陣営の対ロシア政策に影響力を及ぼしていた――つまり、彼の背後にはずっとクレムリンの影がちらついているのです。辞任劇の争点は、「フリンが独断でロシアと交渉したのか、或いは誰かの指令があったのか?」です。大統領本人の関与が明らかになれば、嘗てリチャード・ニクソン大統領を辞任に追い込んだ『ウォーターゲート事件』の再来。逆に、「独断だ」と本人及びトランプ政権が主張し続け、それを覆すだけの証明ができなければ、『イランコントラ事件』のように真実は闇の中です。1986年に発覚した同事件は、当時のロナルド・レーガン政権が、武器輸出を禁じていたイランに対し、極秘裏に武器を売却し、その資金の一部をニカラグアの反政府ゲリラの支援に流用しようとした秘密工作。

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テーマ : 国際政治
ジャンル : 政治・経済

【異論のススメ】(24) 民主政治のよりどころ…“事実”は切り取り方次第

ドナルド・トランプ大統領の就任から1ヵ月以上経っても、未だにこの人物の言動が世間を騒がせている。とりわけ大手メディアとの対立は激しくなっているが、この“対立”の様相を報じるのがまたメディアであり、こうなると審判が試合に参加しているような、或いは一方の側の選手が実況中継しているような感じでもある。「それでは困る」とばかりに、トランプ大統領は「メディアは嘘吐きだ」と言い、「フェイクニュース(偽のニュース)を報道している」と言う。それに対して、メディアの側は「トランプ大統領は事実を尊重しない」と批判する。少し気の利いた識者は、「今日の政治は“ポストトゥルース”の政治、つまり“真実”が意味をなさなくなった政治だ」と言う。「トランプ氏を選出した昨年11月の大統領選挙など、まさしく“ポスト真実”の選挙だった」という訳である。謂わば、「あの大統領選挙自体がフェイクだった」と言いたいのであろう。トランプ大統領の発言が、“事実との食い違い”という点であまりにお粗末である(※例えば先日のスウェーデンでテロが起きたかのような発言等)ことは事実で、確かに思慮あるべき大統領としては論外と言いたくなる。ところが、私にもっと興味深く思われるのは、多くの人が、特にトランプ支持者は、彼の発言が事実に合致しているかどうか等、然して問題にしていないように見える点である。「スウェーデンでテロは無かった」という“事実”を突き付けられても、然して動揺もしないのであろう。ここにはかなり興味深いことがあるが、考えようによっては「大変に深刻な事態だ」とも言える。メディアは、「トランプ大統領は事実を平気で捻じ曲げる」と非難する。ということは、「メディアは事実に基づいた報道を行っている」ということであろう。しかし、では「事実とは何か?」と問えば、決して話は簡単ではない。先の大統領選挙では、アメリカの大半の大手メディアはヒラリー・クリントンの優勢を伝えていた。この“予測”は、各種の取材に基づく、つまり“事実”によるものだった。しかし、ある日本のジャーナリストは「現地に行って集会に出かければ、トランプ陣営のほうに遥かに熱気を感じる」と言い、トランプ勝利を予測していた。彼の皮膚感覚のようなものであろう。では、この場合、“事実”はどちらにあったのだろうか?

我々が“世界”について知るのは、殆どメディアを通してである。例えば、トランプ大統領がどのような人物であるかも、メディアを通して知り得るだけである。メディアが提供する情報を、我々は“事実”だと思っている。では、メディアは本当に“事実”を報道しているのだろうか? 「そうは簡単には言えない」と述べたのは、『世論』を書いたアメリカのジャーナリストであるウォルター・リップマンであった。1922年だから100年近くも前のことだ。この古典的な書物において彼は、「メディアがいう“事実”なるものは、その取材者の世界観や先入見によって“世界”を恣意的に切り取ったものだ」と言う。それは、ジャーナリストの悪意というより、人間の認識そのものの構造なのだ。“世界全体”など、我々は見ることも知ることもできない。精々、その一部を切り取るのだが、その切り取り方に既に先入見が持ち込まれている――。こういうのである。そして、リップマンが警鐘を鳴らしたのは、疑似的な“事実”を基にメディアが作り出す“世論”が、現実に政治を動かすからである。“世論”が民主政治を動かす“神”の如きものとなれば、自己の主張を“事実らしく”みせて“世論”を形成することで、政治に影響を与えることができるだろう。トランプ大統領からすれば、「メディアは最初から偏った報道で世論を作り出している」と言いたいのであろう。

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テーマ : 報道・マスコミ
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【私のルールブック】(90) 叱るべき時は叱る。ただし、感情の込めすぎには要注意

先日、スーパーに買い物に行った。私はスーパーが大好きなのである。何かワクワクするのよね。お肉のコーナーで牛すじを見つけると、一気にテンションが上がりました。鶏チャーシューを作りたかったので、鶏腿肉も買い、カップラーメンも数個購入。お豆腐・納豆・油揚げ・しらす・牛乳等々を籠に詰め込むと、いざレジへ。すると、会計を済ませ、袋詰めをしている親子連れが目に入りました。いや、入らざるを得なかった。だって、男の子が泣いていたから。どうやら、言うことをきかない息子に、若いお母さんが癇癪を起こしたようでして、よく目にする光景ではあるのですが、お母さんの言葉遣いが頂けなかった。「冗談じゃないよ! 何回同じこと言ったらわかるの? あんた馬鹿なんでしょ。学習能力って言葉知ってる? 何の為に学校に行かせてると思ってんの? しんどいよ。あんたといるとしんどいのよ!」。大前提として、お母さんの気持ちはわかるんです。子育ては本当に大変ですから。

特に年頃の男の子は、私がどうしようもない我が儘坊主だったのでよくわかります。腹も立ちますよ。言葉をぶつけたくなるのも当然です。「人前では控え目に」なんて常識人振ったことなど申すつもりもございません。けどね、私が引っ掛かったのは最後の言葉でして、流石に“しんどい”は堪えるかなって。「『あんたといるとしんどいのよ』は、子供じゃ受け止め切れないだろう」って思ってしまったんですよ。折檻の域を超えていましたから。お母さんの“心の叫び”になっちゃっていましたから。お母さんは「しんどい」という言葉を繰り返しながら、乱暴にカップ型のアイスクリームを袋に詰め込んでいました。力が入り過ぎて、蓋からアイスが食み出しておりました。男の子はというと、全力で泣いたあまり声はガラガラで、殆ど呼吸困難の状態。立っているのもやっとのようで、膝がワナワナと震えておりました。ふと、子供の頃を思い出しました。西荻窪駅のホームで、人目も憚らず母親に激しく怒られた時のことを。

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【日日是薩婆訶】(17) 今どきの道場は携帯電話とかスマホは禁止ですか

前回は、滋賀県の永源寺開山・寂室元光禅師のお話がメインだったと思う。原稿を書いた後、実際に永源寺にお邪魔し、650年遠諱の法要にも参列してきたのだが、(平成28年)11月6日は天気も良く、有名な永源寺の紅葉も見頃が始まった頃合いだった。前日に到着し、お忙しい道前慈明管長猊下にご挨拶することができた。炯炯たる眼光の老師は、枯淡でありながら迫力があった。私が自分の寺の開山復庵宗己禅師のことに触れ、寂室禅師と天目山で同参であったことを話すと、すかさず「うちは幻住派じゃありませんよ」と釘を刺された。確かに、法の上で寂室禅師は、日本に初めて本格的な禅を伝えた蘭渓道隆禅師の法嗣である約翁徳倹禅師の法を嗣いだ。つまり、松源崇岳の流れなのである。「そこを間違ってもらっては困る」というのが、老師の思いではなかっただろうか。しかし、自ら「天目山の中峰明本禅師の教えを受けたい」と思い、態々博多津から船で渡元した寂室禅師の思いも、私としては見過ごせなかった。入元以前に寂室禅師は、相当中国語もできたらしく、しかも約翁禅師から印可も受けていた。中峰禅師の許で随侍した期間はなるほど短いが、双方老師であってみれば短期間に肝胆相照らすことも難しくなかったのではないだろうか。何より、寂室禅師の選んだ永源寺界隈の風情は、あまりにも天目山の様子に似ているのである。電車だと、米原で新幹線を降りても、その後に2回乗り継ぐという不便な場所。米原まで迎えに来て下さったのだが、その車がスイッチバックしないと辿り着けない山なのである。険しいというより、人力で作られた昔の道がそのまま残っているせいではないか。そんなことを想わせる深い山だった。幻住派の精神については前回述べたが、権力と距離を置くことも、縁のできた各地を経巡ることも、天目山の中峰禅師に共通している。中峰禅師の没後、寂室禅師は3年近く帰国せず、その間、幾つもの寺に巡鍚されたようだが、どうもその期間に日本から渡来していた先輩たちと一緒だったのではないか。私には小説家としての邪推も手伝い、そう思えて仕方なかったのである。そうでなければ復庵禅師のことも、前回紹介したほどに賛美することはできなかった筈である。そんな折の老師のワンプレーズは効いた。結局、私は概ね予定通り、自らを“幻”と呼んだ中峰禅師の禅について話したのであるが、心中では老師に申し訳なく、冷や汗を頻りにかいていたのである。

冷や汗といえば、今月は大きな催しがもう1つあった。特に規模が大きいという訳ではないが、寂室禅師の次には臨済禅師についての講演が待っていたのである。今年は臨済慧照禅師が亡くなって1150年の遠諱年に当たる。主催は岡山県臨済会で、「曹源寺の原田正道老師を導師に法要を行い、その後で講演せよ」とのご依頼である。演題は『活発な平和~禅と日本人のこころ~』とした。基本的に、この国は“むすび”という生産性を神代から重んじてきた。自然に産み出す不思議な力を“け”と呼び、“毛”・“本”・“気”等の文字で表した。配偶者無しに子供が作れる“独り神”の伝統に鑑み、“ひとりでに”発生するものを珍重し、その力が枯れることを“け枯れ(けがれ)”と呼んで忌み嫌ったのである。この生産性へのベーシックな信仰が、実は禅の考え方に合致したのではないか。ここでは、臨済禅師の言行録である『臨済録』から、“無事”という言葉と“釈迦に逢うては釈迦を殺せ”という物騒な言葉を選び、そのことを示したのである。普通に考えれば、“無事”は“活発”に反するし、“釈迦を殺す”等という台詞は平和に悖る。どう解釈すれば“活発な平和”になるのかということだが、臨済禅師の主張は実にシンプルである。我々は仏祖と違わない存在なのだから、外に向かって何も求める必要はないと説く。一切外に求めない境地、それが無事であり、最も貴い人なのだ (“無事是貴人”)。だから修行とは、外に馳求することを止め、自分自身に立ち戻るだけのこと、それ以外の子細はないというのである。“黄檗の禅に多子なし(黄檗の禅は別に大したもんじゃない)”という臨済禅師の投機の言葉も、それが真意だろう。しかし臨済は、「近頃の修行者たちは、そのこと(※自分が仏祖と変わらぬこと)への信が足りない(信不及)」と言う。しかも、それは病だというのである。「外に何も求めず、自分自身を信じて、“無事”であればそこに自ずと活発な心が働き出す」と臨済禅師は言う。活発とは本来、“活鱍”と書き、活きた魚がピチピチ撥ねる様子だが、「心は本来、そのようなものだ」と禅師は言うのである。日本人の重んじた生産性と“活鱍”とは、同じことである。私は、日本における両者に親和した文化の在り様を、様々な例によって示した。例えば、中国・韓国では衰えた地蔵信仰の、この国における異様なほどの高まり。地蔵は本来、大地の生産性の象徴だった訳だが、いつからか六道を司り、人の心の生産性を象徴するようになる。地蔵の置かれる場所は常に城内と異界の境界だから、それは常識を突き破る力でもある。また、最も“活鱍”な心は無意識の直観である為、日本人は言葉で行動を規定せず、常に対になる価値観を“両行”させてきたことも述べた。私と公、建前と本音、義理と人情等、どちらかに決めかねる価値を“両行”させ、その間の適宜なポイントを、我々は直観で決めてきたのである。

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【タブー全開!政界斬鉄剣】(71) 官僚の天下りから透けて見えるヤバ過ぎる権力構造の実態とは?

池田「今週は、文部科学省の天下り問題について解説しましょう。運良く(?)日米首脳会談の陰に隠れて、大々的には報道されませんでしたよね? ここまで絶妙なタイミングでの表面化には、何者かの強い意図を感じざるを得ません。私は、『文科省ではない主要官庁が、霞が関全体へのダメージを最小限に抑える為にタイミングを計り、天下り情報をリークしたのではないか』と疑っています」

――何の為に身内同士で不正をバラすの?
池田「文科省は霞が関での地位が低く、財務省等の主要官庁から完全に見下されている為、身内意識など持たれていません。そんな省の不始末を庇うより、霞が関の幹部官僚たちは、ある“不都合な事実”を隠すことを優先したのだと思います」

――不都合な事実って?
池田「天下りを生む原因である秘密の権力構造のことです。順を追って説明しましょう。一般に問題視される天下りとは、官庁の監督・指導下にあり、その影響を強く受ける法人や団体に官僚が再就職することです。官僚の再就職自体は決して悪くない。その幹旋が組織ぐるみだとアウトな訳です。抑々、官僚の天下りって何で悪いんだと思いますか?」

――天下り官僚を引き受けた法人や団体が、政府からの補助金や許認可、公共事業の入札情報の提供等で便宜を図られたりすると不公平だから?
池田「そうですね。表面的な問題点はそんなところです。しかし、その向こう側に本当の問題点が隠されているのです。よく考えてみて下さい。どの世界でも、最強の権力者とは“ルールを作る側の人間”です。法治国家の場合、立法する特権を持った国会議員がそれです。ならば、国会議員を天下りで引き受けたほうが遥かに効果的だと思いませんか?」

――確かにそうかも!
池田「でも、国会議員が天下った例など過去にありません。何故か? それは、権力の源泉たる立法権を、国会議員たち自身が事実上放棄してしまっているからです。議員立法なんて例外中の例外。実際には、霞が関の官僚が殆ど全ての法案を作っている。国会の法案審議は形式上やっているだけ。採決も“儀式”でしかない。つまり、日本最強の権力者は霞が関のトップ官僚たちなのです」

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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(99) 日本メディアのトランプ記事が伝えないこれだけのこと

「もどかしい」――。ドナルド・トランプ大統領に関する日本のマスメディアの報道を見るにつけ、そんな思いが募ります。例えば今月1日、カリフォルニア大学(以下“UC”)バークレー校で、トランプを支持する識者に対する大規模な抗議デモが発生し、一部が暴徒化した件。朝日新聞デジタルは同月3日、『反トランプデモが暴徒化、米大学閉鎖 講演会場に花火も』との見出しで、次のように伝えています。「【前略】トランプ大統領を支持する英国人コメンテーターが講演することに反対する若者たちのデモが暴徒化し、大学が閉鎖された。【中略】講演する予定だったのは、保守的なニュースサイト“ブライトバートニュース”のミロ・イアノポウロス氏。数千人が集まったデモは、当初は平和的だった。ところが黒装束姿の数十人が加わり、調演会場に花火などを投げつけたり、窓ガラスを割ったりした。講演は中止された。【後略】」。…間違ったことは書かれていません。しかし、逐語訳過ぎて、物事のニュアンスや事件の背後関係が全くわからない。

先ず、講演する予定だったイギリス人コメンテーターの名前ですが、ギリシャ系イギリス人なので、“ミロ”ではなく“マイロ・ヤノブルス”(※或いはヤノポロス)という発音になります。既に出ている他の日本語記事でも、そう表記されています。彼はトランプを強力に後押しする極右勢カ『Alt-right』のアイドル的存在で、ブライトバートニュースは“保守的”どころか、あらゆるマイノリティーや女性への差別を隠そうともしない“極右”なニュースサイトです。更に言えば、今回の講演会はマイロが2015年末から続けてきた“デンジャラスファゴット(危険なオカマツアー)”なる全米行脚のファイナル。一方、UCバークレー校は言わずと知れたリベラルの総本山。そしてその5日前には、トランプが一部イスラム圏国からの入国禁止令を出したばかり…と、どこから見ても炎上する要素満載でした。また、暴徒化した黒装束の正体も記事ではわかりません。彼らは『ブラックブロック』といい、元は1980年代のヨーロッパで生まれたアナーキスト集団。トランプの大統領就任日にも彼方此方で暴徒化していたように、要は古くからの左翼活動家が“トランプ祭り”に便乗して暴れているという図式です。これを見て「反トランプデモが暴徒化した」というのは、あまりに乱暴過ぎます。

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テーマ : 報道・マスコミ
ジャンル : 政治・経済

【私のルールブック】(89) 一度信じると自分を裏切れない…哀しくも楽しい人間の性

結局、今年の正月は競艇場に足を運ぶことはなかった。只管、飲んでは寝ての繰り返し。日頃は5時間程度の睡眠時間なのだが、細かく寝起きを繰り返して、8時間は寝ていたと思われる。しかし、競艇場に行かなかったからといって、買わなかった訳ではない。困ったもので、今時はパソコンで買えてしまいますからね。態々出向かなくとも、全国24の競艇場全ての舟券が買えてしまう便利な世の中なのです。とはいえ、1日に使用できる上限金額は設けられておりまして、一定の金額以内で済ませなくてはならない。まぁ、それでも結構な額なんですが、歯止めにはなります。普通の人ならね。元日早々、焼酎片手にパソコンで舟券を買いまくる私。例年なら競艇場で生観戦しながら勝負!勝負!…の連続買いとなるのですが、如何せん上限は決まっている。ですが、見方を変えれば明日以降も買うことができる訳です。休みは4日間。私は、4日間での長期戦勝負と決めました。

となると面白いもので、初買いとなる初日は、「今年を占う意味でも最悪チャラ、できれば少しぐらい勝ちたいな~」という気になりまして、珍しく堅めの予想に終始しました。結果はチョイ浮き。予定通りといいますか、幸先の良いスタートと言っていいでしょう。問題は2日目です。前日に画面上とはいえ、エンジン相場は日に焼きついていますから、探りながらの初日よりは勝負はし易くなる。勿論、勝負にいきましたよ。前半レースでスマッシュヒットを2連発! 資金に余裕ができれば予想にも影響を及ぼしますから、後半も期待が持てます。何か、久しぶりに大勝ちの予感がしたんですよ。たま~にあるんですよね、怖いぐらいに当たってしまう時が。「その時の感覚に近いものを感じた」とでも申しましょうか、即ち、それは「行け!」ってサインですから、男だったら行くしかないでしょ! で、えぇ、その…要はこれなんですよ。抑々、「大勝ちの予感って何なんだ?」って話なんです。

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ジャンル : 映画

【タブー全開!政界斬鉄剣】(70) 防衛費増で日本にアメリカの兵器を買わせることが真の狙い!

池田「今週はやはり、日米関係の今後に触れるべきでしょう。このコラムの締め切りは日米首脳会談前なので、会談の詳細はわかりません。でも、会談の内容も結果も、それに対する日本のマスコミの反応も大体わかり切っています」

――今回はトランプが相手だから、いつもと違うのでは?
池田「そういう考え方こそ、アメリカ側の思う壷なのです。この先どうなってしまうのか、事前に日本人を不安な気持ちにさせておけば、『今までと何も変わらないよ』と言ってあげるだけで大喜びしてくれる。こんなに楽でコストパフォーマンスの高い外交手法はありませんよ。恐らく日本の報道では、『日米同盟の重要性が再確認され、寧ろオバマ政権時より強固になった』との間違った分析が多く出回ることでしょう」

――間違っているの?
池田「外交上、アメリカが最優先させたいのは日本ではなく、中近東の制圧です。トランプ政権はIS(イスラミックステート)を殲滅させて、イランも封じ込めたい。中近東に集中する為に東アジア問題を後に回したいのが本音なのです。だから、ジェームズ・マティス国防長官は先ず韓国を訪問し、中国と北朝鮮を牽制した。次に訪問した日本では、『アメリカ軍の駐留経費負担も、尖閣諸島の問題も今までと変わらないよ』と言って大喜びさせる。そうすれば、東アジアを暫く放置できるからです」

――しかし、マティス長官と稲田朋美防衛大臣による共同会見では、重要なコメントがあったんだよね。
池田「稲田大臣は、『日米同盟の抑止力・対処力を一層強化する必要があるということで一致いたしました。その上で、地域の平和と安定の為に、我が国としても積極的に役割を果たしていくこと、また、同盟における我が国の役割を強化していくことをマティス長官にお伝えした』と述べました」

――どこが重要なの?
池田「これは、官僚が作った原稿を基にした発言なのでわかり難いですが、日常会話風に訳してみると、こうなります。『日米同盟の名の下、日本は兵器と兵力を今まで以上にガンガン増強して抑止力を強化します。そうして、急速に緊張度が高まっているアジア地域で、日本がアメリカの代役を果たせるよう、全カで頑張ります』と」

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テーマ : 軍事・安全保障・国防・戦争
ジャンル : 政治・経済

【カオスを飲み干せ!挑発的ニッポン革命計画】(98) トランプの黒幕が『ホロコースト記念日』に現した極右の本性

先月27日は、国連の定める『国際ホロコースト記念日』でした。1945年1月27日、旧ソビエト連邦軍によりポーランド南部(※当時はナチスドイツ占領下)の『アウシュビッツ強制収容所』が解放されたことに因み、2005年に制定された国際デーで、憎悪・偏見・差別感情の危険性を人類に警告することを目的としています。ところがこの日、僅か1週間前に就任したばかりの新大統領、ドナルド・トランプの言動は、控えめに言っても“相当ヤバい”ものでした。先ず、トランプは次のような大統領令に署名しました。「シリア難民の入国を禁じ、難民受け入れプログラムを4ヵ月間停止し、更に中東やアフリカの7ヵ国からの入国を一時的に完全に禁じる」。ホロコーストの時代、多くのユダヤ人が命辛々外国へ逃れたことは言うまでもありません。その記念日に、よりによって中東等からの難民を拒否する大統領令に署名した訳です。この記念日に際し、トランプが発表した声明の内容も非常に際どいものでした。問題は、“何が書いてあったか”ではなく、“何が書かれていなかったか”です。声明を隈なく読んでも、そこには“ユダヤ人”、或いは“反ユダヤ主義”という言葉が1つも見当たらなかったのです。日本人には理解し難いところかもしれませんが、国際ホロコースト記念日の大統領声明が、600万人以上が命を奪われた“ユダヤ人”や、その虐殺の元凶である“反ユダヤ主義”に言及しないのは極めて異例。“事件”と言っていいほどです(※昨年まではブッシュもオバマも当然のように言及してきました)。ナチスによるユダヤ人の大量虐殺(=ホロコースト)という歴史的事実の一部、若しくは全体を否定する――。こうした主張は“ホロコースト否認論”と呼ばれます。

多くは反ユダヤ主義に紐付いた“歴史修正主義”の発露で、「600万人も殺されていない」「ガス室で大量殺戮した事実は無い」「アドルフ・ヒトラーの指示は無かった」等、様々な流派があります。その1つに、「殺されたのはユダヤ人だけじゃない」というタイプがあります。戦争とは多くの人の命を奪うものである→ユダヤ人が多く亡くなったのは事実だが偶然だ→ナチスはユダヤ人を殲滅しようとした訳ではない→ユダヤ人の被害だけを特別視するのは如何なものか…といった具合に、このタイプの主張はどんどん転がっていきます。そして、こんな疑念が出始めています。「国際ホロコースト記念日の声明で、“ユダヤ人”や“反ユダヤ主義”に一切触れなかったトランプ政権は、こうした“歴史修正”を試みているのではないか?」。これは決して、根拠の無い邪推ではありません。トランプ政権のホープ・ヒックス報道担当は、声明の真意を問われ、こう回答しています。「ホロコーストでは非ユダヤ人も500万人殺されている」「ユダヤ人だけでなく、全ての犠牲者に配慮した」。一見、正論のようにも思えますが、これは反ユダヤ主義者がよく使う詭弁です。“多くの非ユダヤ人も殺された”のは事実でも、その根底にはナチスの優生思想・反ユダヤ的思想があった訳ですから。では、この声明の裏に潜む黒幕は誰か? それは恐らく、遂に『国家安全保障会議(NSC)』の正式メンバーにまで出世した“トランプ旋風の仕掛け人”ことスティーブ・バノン首席戦略官でしょう。何度も紹介してきましたが、バノンは極右系ニュースサイト『ブライトバートニュース』の元会長で、昨夏にトランプ陣営の選対本部長に就任し、そのまま政権中枢に入り込んだ人物。彼に対するトランプの信頼は特別なものがあると言われます。しかし、過去の言動を見ても、バノンの思想が極めて危険であることは疑いようがありません。白人至上主義・反ユダヤ主義・反LGBT…。あらゆる差別のオンパレード。彼がホワイトハウスの中枢にまで入り込んだことで、今後はその極右思想が政策の端々に顔を出し、徐々に“ノーマライズ”されていく(人々がそれに慣れていってしまう)ことでしょう。「その第一歩が、あの国際ホロコースト記念日の声明内容だったと考えていい」と僕は考えます。

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テーマ : 国際政治
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【私のルールブック】(88) 立ち食い蕎麦屋が与えてくれる究極の幸せタイム

連日の帯番組を引き受けて以来、数は減ったものの、新幹線を利用する機会は未だに多い。私はJR品川駅で乗車するのですが、駅近辺に立ち喰い蕎麦屋が数軒あり、必ず立ち寄るのが私のルーティーン。お気に入りの蕎麦屋は2軒あって、朝早い列車の場合はおじさんが作ってらっしゃるお店と決めている。正直、味はもう1軒に比べて劣るのだが、雰囲気がいいのよね。先ず、FMラジオが結構な音量で流れているのです。コレを聴くと朝感が増すと言いますか、気象情報等が流れると、私もサラリーマンになったような気がしまして…。ラジオの音色、サラリーマンの皆さんが啜る蕎麦の響き、汁を最後まで飲み干した時のおじさん特有の「あぁ~」という呻き、何だか知らないけどいいもんなんですよ。

因みに、立ち喰い蕎麦とはいえ、私はうどん派でございます。蕎麦屋に入れば当たり前のように蕎麦を頼むのですが、立ち喰い屋さんは蕎麦そのものに拘るというより、早い・美味い・安いが売りですから、腹持ちのいいうどんでいいかなと。で、長葱は多めに入れて頂き、トッピングはちくわ天。何が何でもちくわ天。最悪、ちくわ天が無かった場合はかき揚げ、或いは紅生姜天、若しくはわかめ+生卵。生卵の黄身を崩すのは、うどんを大体半分ほど食べ終えてからです。最初から崩して汁を濁らせるような真似はしません。半分ぐらい食べた頃には、白身も透明からうっすらと白んできて、見た目にも美味さが増しますからね。昔はうどんにミニカレーも付けておりましたが、流石に食べ切れなくなり卒業しました。で、朝早い列車ではない場合はといいますと、おばちゃんたちが営んでいる立ち喰い蕎麦屋さんに入ります。こちらのお店は、昼時になりますとトッピングが1つサービスされるのです。例えば、ちくわ天をオーダーすると、きつねでもコロッケでも、何でも好きな物を1つプラスできるのです。ありがたい話でしょ。且つ、長葱も自分で入れられるシステムで、おしんこ等も取り放題ときたもんだ。男子にはたまらないお店と言えるでしょう。

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